同僚からの相談で気づかされたリモート・ワークによる弊害 ~限定された人間関係と行動範囲~

先日出社した際、同僚のAさんに突然話しかけられました。人間関係の悩みについて僕に話したかったようでした。
そこでの気づきを書かせていただきます。


こんにちは。とこま(tokoma)です。

その日は、早めに出社をしました。朝の時間に残っている仕事を処理してしまおうと思っていたからです。僕が出社したときは、すでにAさんも出社していました。フロアーには僕とAさんのみ。

しばらくしてAさんが僕のデスクに近づいてきました。「とこまさん、大量に来ているメールをどのように処理していますか?」という質問でした。しかし、よくよく話しを聞いてみますと、「直属の上司との人間関係に悩んでいる」という内容でした。

お話しをお聞きした上で、僕なりの考えをお伝えしました。ですが、返ってくる回答は

「それは、とこまさんだからできるんですよ・・・」

「40代でそれなりに経験をしている立場としては・・・」

「その上の上司に相談したとしても・・・」

というものでした。

「とは言ってもですね・・・。」と、僕もAさんに考えを再度お伝えしましたが。

基本的には、僕が質問をして、その回答を聞くという感じで会話は進みました。そのようなやりとりが30分ほどあり、他の人が出社してきたこともあり、話しをやめて仕事に戻りました。


その会話を終えて、僕の頭に残ったのが「自己肯定感」というキーワードです。

Aさんとの会話で感じた僕の印象は、自分の能力や行動に制限をかけてしまっている、ということでした。

「僕もできますけど、Aさんだってできますよ。」と言ってあげれがよかったなあ、と今になって思います。

「自分はできる」と信じること。それには「根拠は要らない」ということ。「過去は関係ない」ということ。なぜなら「時間は未来から流れてくるから」ということ。

をお伝えすればよかったなあ、と今になって思っています。

解決するのはAさんご自身です。しかし、背中教えてあげるような言葉をかけてあげたかったなあ、という反省があります。

次回出社したときにAさんも出社していれば、お昼でも食べながらもう少しを話しを聞こう、と思っております。


会社に行くと様々な気づきや学びがあるなあ、とあらためて感じました。

在宅勤務が増えた結果、限られた人間関係のなかでのコミュニケーションに留まってしまっている気がします。行動範囲だけでなく、自分の考えも固定化されてしまっていると感じました。

そのような環境のなかで悶々と仕事をしている人は、Aさん以外にもいるんだろうなあ、と思います。

僕もその一人かもしれません。まだ自覚症状がないだけで。

「普段接していない人とのコミュニケーション」や「視野を広げるための行動」等々、を意識してやることの必要性を今回の会話を通じて感じております。

行動範囲を広げるためにも、リアルで会う頻度を増やそう、と考えている今週末です。


今日も最後まで読んでいただきたありがとうございました。

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