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「うちの職場には、いい人が来てくれない」と言う前に・・・ 

おはようございます!
苫米地式認定コーチ(補)の ”とこま(tokoma)” です。

今回はクライアントからの質問に対する回答ではありません。

ですが、「人の採用」という件について、気になることがありましたので、シェアさせていただきます。


先日、職場の先輩がこんな発言をしていました。

「うちの部署って(募集をかけても)、いい人が来ないよね」とのこと。

この発言に違和感を覚えました。

その方の「いい人」という定義がよく分かりませんけど、このマインドでいる限りは、その「いい人」は来ないだろうなあ、と感じました。

そんな職場は魅力的とは言えないでしょうし、そんな職場で働きたいとは思わないですよね。これから来る人にとっては。


なんだか恋愛に似ているなあと思ってしまいました。

恋人が自分のために尽くしてくれることを一方的に望んでいる人って感じですね。

その前に、自分が魅力的な人間になることが先のような気がするんですけど。


「うちの部署って、いい人が来ないよね」という先輩に、「その前にやることありませんか?」とは言いませんでした。

その代り、コーチング的思考を使って、本人が気づきを得るような言葉がけをしてみました。

また、言葉だけでなく非言語的なアプローチもしてみました。



その場ですぐに本人が気づいて効果が現れる、となるのは難しいかもしれません。

ですが、表情が少し変わったのを僕は見逃しませんでした。

何か本人の中で変化があったと思いました。


これってスコトーマ(盲点)なんですよね。

原因の対象が「相手」になっていますけど、変えるべきは「自分」であるということ。

そこがスコトーマになって、「いい人」が来ない原因に気づかず、改善されなかったわけですね。


変えるべき対象は相手ではなくて、自分なんだですよね・・・・

と、自分の中でも思い当たるところがありまして、自らへの注意喚起という意味もありまして、今回書かせていただきました。

またひとつ成長した、と解釈している今日です。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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