ドラマ『刑事コロンボ 殺意のキャンパス』から学ぶライフ・コーチング ~勘違いエフィカシーにご用心!~
昨日NHK BSプレミアムで放送されたドラマ『刑事コロンボ 殺意のキャンパス』を観ました。
一見するとエフィカーが高い人のようにも見えますが・・・
おはようございます。
とこま(tokoma)です。
ライフ・コーチである僕、とこま(tokoma)視点から『刑事コロンボ 殺意のキャンパス』の学びを書かせていただきます。
このドラマからの僕の学び、それは
勘違いエフィカシーにご用心
ということです。
お話しはこんな内容です。
画家であるマックス・バーシーニ
自信に満ちた言動をしており、一見するとエフィカシーの高い人物のように見えます。
ですが、本当にエフィカシーの高い人とは少し違う気がします。
エフィカシーとは、「自己のゴールに対する達成能力の自己評価」とコーチングでは定義しています。
他人の評価は関係ありませんが、多くの人が過去の実績や他人からの評価を取り入れたものになっています。
ですので、「設定したゴールを達成した時の自分からの評価を自分で決める重要ですよ」
とお伝えしております
エフィカシーの高い人とはどんな人でしょう? 画家であるマックス・バーシーニは、エフィカシーの高い人なのでしょうか?
僕はそう思いません。
なぜなら、は、エフィカシーの高い人は、他人のエフィカシーを下げるような言動はしないからです。
マックスは他人のエフィカシーを下げるようなことをします。
ときどき、他人のエフィカシーを上げることもしますが、それは全て自分のため。
他人のエフィカシーを上げたり下げたり、自分のために人の気持ちを利用しているだけ。
実際に「オレのために」という表現が何度も出ます。
残念ながら本当にエフィカシーの高い人はそのよう発言しません。
芸術家なので、わがままな感じが演出上は良いのだとは思いますが・・・。
これが一般の人が描いている一昔前の芸術家のイメージなのかもしれません。
エフィカシーの高い人は、自分に対してだけでなく他人に対してもポジティブな発言をします。
それは言葉の力が脳へ大きな影響を与えること
を知っているからです。
脳は言葉から映像を起こします。
しかし、脳は主語を判断せずに単語によってそのイメージを想起させます。
ですので、他人へフィカシーを下げるような発言をすることは、自分のエフィカシーも下げることに繋がります。
自分のエフィカシーを下げたくないのであれば、他人のエフィカシーも下げないような言動をする。
普段からそのように心がけたいですね。
最後にドラマの感想です。
絵画・芸術家を題材にしたテーマだったからでしょうか。とても面白い演出がされていました。
それは被害者が夢を回想するシーン。
人の夢を映像にするので、とても創造的な演出が必要になると思います。
夢を見ている人間とそれを聞いている側の人間を同じ空間の中に入れてます。
そのことで現実にありえない不思議な映像を作っています。
夢の話しであることを意識させるような演出はたいへん興味深かったです。
(犯人を追込むまでの展開が少々強引な感じはありますが・・・)
どのような映像に仕上がっているのか、是非ご自身の目でご確認いただきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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