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COSPIFR #68 【カレー編】美味いスリランカ料理には”裏”が?~専門店から授かった貴重なメモ

:*”COSPIFR(コスピフル)”は、COffee,SPIce,FRuitsなど私の好物のジャンル

《新シリーズ》”食文化どこでもドア" #4 スリランカ(南アジア)編

こんにちは、”とこらぼ”です。ご覧いただき、ありがとうございます。

<プロローグ>
焙煎豆から珈琲淹れたり、料理もするようになって最も活躍しているのが、メジャースケール。”量る”のは、いつも大事なルーティン。
先日ふと、量ってみたくなったものがあります。それは亀田製菓の”柿の種”
たまたまキッチンでサラダトッピング用に家族が買ってきたピーナッツを
見つけ、日頃ピーナッツが少なくなったなと、密かに不満に思っていた私は、好みはどの比率なのだろうと。。。私の好みは、ぴったり6:4でした。 

左は普段の商品で、比率は7:3
右は感覚で、これくらいが理想だよなとピーナッツを増量し、量ると、ぴったり6:4😲

 調べると、亀田製菓さんが、2020年に、この論争をプロモーションの一環として仕掛けていましたね(コロナで頭一杯だったか、気づかず)

*私の小さなスッキリをよそに、家族からは、「これは料理用なんだから」、もう食べないでと釘をさされました😢

”食文化どこでもドア” 内回り(自家製)系の話>

さて、話は180度変わって、自家製スリランカ料理チャレンジの話です。
前々回、スリランカ料理の野菜副菜系は、結構てごわいぞ!という話をしましたが、今回はその続編です。

スリランカ料理の野菜副菜系は、やっぱり手ごわいなという意識があるまま、スリランカカレーのプロが認めるお店3軒のうちの3軒め、中目黒の
”セイロン・イン”さんを訪ねてきた話を下記の記事に載せました。

その際、ワンプレートに盛られているメニュー(出演者)たちが書かれた手書きのメモを渡されました。
ありがたい。メニューが7種類もあると、100%忘れてしまうため、「このメモ頂いていいですか」とお店の方に聞いたところ、「どうぞ!」と言ってくれたので、そのまま持ち帰りました。

お皿の左下が、出演者たちのリストです。

その日の夜。さて、今週末はどのスリランカ料理(野菜副菜系)に取り組むかな、今回も手ごわいぞ!と思案していた時、
そういえば、セイロン・インさんのメニューのメモがあったな、と取り出し、「参考になるな」と眺めつつ、ふと、無意識に、そのメモをひっくり返してみると。。。
メモの裏面(表題の伏線回収です)に、大きく✖がついた、別のメニューの一覧を発見!

裏メニュー?いえおそらく、別の日のメニューと思われる

いわゆる、アハ(Aha)!体験です。 
なるほど。スリランカホームスタイルプレートは、こういう構造になっているんだ~

それは、つまり   「素材」 ✖ 「調理法」

そして、日によってそれぞれを組み合わせていく
*「調理法」~”テルダーラ”は油炒め、”マッルン”は蒸し炒め、”サンボラ”は和えもの、”キラタ”は、ココナツを活かした淡色カレーなどなど

そして、この中で、一番目を引いたメニューは、
「ダール豆&ツルムラサキのカレー」

なぜなら、先日よんだインド食文化の新書本で、”ツルムラサキ”は、”インドほうれん草”とも呼ばれ、南アジア料理でよく使われる野菜で、八百屋さんでも国産の”ツルムラサキ”が並んでいたため、ちょうど買ってきたところだったからです。     *プチサプライズ(プチサプ)#3に認定!

ということで、メニュー決定!
クックバッドで、”バングラディッシュ風つるむらさきと豆カレー”レシピを見つけたので、これを参考にしました。

豆はレンズ豆を使用。どこがバングラディッシュ風かははっきりしないが・・・
レンズ豆は、茹でたあと、ミキサーしました。経験上この方が美味しくなる。
ごはんは、前回成功した”とうもろこしのプラオ(炊き込みご飯)”
レンズ豆とつるむらさきのカレー、とうもろこしのプラオ添え
野菜系なので重くなく、ランチにぴったり!

いろいろな有用情報を組み合わせたおかげて、美味しいスリランカ風カレーを作ることができました。

今回の学びとしては、野菜単独よりも、野菜&豆の方が、味付けが安定し、かつポタージュ好きの日本人の口に合うな、というところです。
(「混ぜると美味しい」の妙は、このあたりにヒントがありそう)

また、パーツとしての野菜については、レシピ掲載のものにこだわらず、同じ系統であれば、どれでもよく、今後いろいろなバリエーション(素材✖調理法)に勇気をもってチャレンジできそう。引き続き精進します!(「精進料理」もインド(仏教の教え)から来てますね)

<エピローグ>
記事を書いたあと、Noteの南アジア食関連の記事を見ていたら、川崎エリア(自宅からのアクセス可能圏内)に、スリランカ料理のお店があることが判明しました。まさに「灯台下暗し」です。頭の中のチェックオフ(To-Do&消込み)リストに載せ、近いうちに行ってきます!

*追伸:冒頭の植物の写真は、”ツルムラサキ”です(提供者の方に感謝!)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

COSPIFR(コスピフル)ライフ創りをLABOする、”とこらぼ”でした。




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