転勤族の妻だけど大谷翔平目指したくなってしまった
それはそれは厳しい道なのはわかっています。わかっているつもりです。
メジャーでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍して、子供から大人まで人気を誇るほどの出来た人間性。
今まで見てきた野球選手のイメージの、いかにも高校生まで丸坊主なおしゃれとは皆無で生きてきた青年が社会人になった途端ギラつきだして金のネックレスとセカンドバック持ち出して「あれ絶対、元野球部じゃね」とわかる服なのに対して、
どこにいてもおかしくない爽やかな白シャツにジャケットという格好で、高身長と顔の小ささが際立つあの出立ちで好印象。さらに甘いマスク。
そんなスーパースターに40代のおばちゃんがなろうなんて地球がひっくり返っても出来ないことで、日本の片隅で大谷翔平になりたいと言ってもブラジルの人にも聞こえない話ではあるんだけど。
それでも私は、仕事を二刀流で頑張りたいと思ったのだ。
なぜなら転勤族の妻ゆえの悩みがあるからだ。
縁もゆかりもない土地、知り合いいない、引っ越しのたびに仕事探し。
新卒のときや20代だったらやりたい事、なりたい職業があったのだけど。40代で中途採用で、次はいつ夫に転勤の辞令が出るかわからないこの身の上でどんな仕事がしたいのか、どんな仕事を選べばいいのかさっぱりわからない。
どこに引っ越しても続けられるように在宅ワークがいいのかとも思えてきた。
夫の扶養には入りたくない。
自分が欲しいものを買うときに夫からお小遣いをもらって買うのは自由がないし、自分のお金で自由に使いたいからだ。
働くのも嫌いではない。淡々と手を動かす単純な作業も好きだし、仕事の効率化を考えて実行に移すような考える仕事も好きだ。
何もせずぼーっとするのも好きだけど、強制的にも仕事に行くなどして外に出る予定がないと何日も予定がない日常を送っているといつまでもテレビやYouTubeを見ていられるし、そうなるとだんだん夜と昼が逆転する生活になりそうな性格なのだ。
だから仕事はしたい、でもどんな仕事をすれば今後の転勤生活を困らず生きていけるのか。
そんな時に思いついたのが、大谷翔平みたいになりたいという願望だった。
なんでそんな大きな夢を思いついたのか。
所詮、転勤族の妻はいつ辞めてもさほど差し支えないパートしか出来ないのか。
パートのお給料で実際どんな生活ができるのか。
そんな転勤族の妻、実際どんな生活してるの?と私だったら聞いてみたいと思って書いたのが「きょうもあしたも転勤妻」という本だ。
仕事やお金のこと以外にも、noteにも書いた子どものいない夫婦二人暮らしのちょっと微笑ましい話も載せた初めてのKindle書籍。
Kindle Unlimitedで無料で読めます。
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