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#わたしの本棚

あのですね、わたくし、まったく本を読まない両親のもとで育ちまして。
まったく、というのは誇張でもなんでもなく、私の机の上以外には本棚がないどころか小説が一冊もない家だったんですよ。
そんな家庭でも本好きが育つんですから、おもしろいもんですね。

さてさて。
いまや読書アプリで蔵書管理ができるそうですが、アプリどころかスマートフォン登場前からエクセルにちまちまと入力しては蔵書リストを作っていたので、今さら切り替えるのもなんだしな、と思い、そのまま使っています。

蔵書リスト

このリストによると、

小説      1,292冊
コミック     212冊
処分済(小説)  210冊
処分済(コミック)517冊

当初は本を処分したらリストから削除するだけでした。
ところが、時間が経つと、自分が読んだことがあるかどうか忘れてしまうんですね。
書店で見かけて、「おもしろそう! なんで今まで買わなかったんだろう!」と意気揚々と購入し読み始めると、「あれ? 知ってるわ、これ」となることが多くて。
それで、途中から処分した本もリスト化することにしました。
それでもわかっていても、何度も買い直す本も出てきます。
次々に出る新刊にも追いつかないので、基本的にほとんど再読はしないのですが、それでも処分して購入してまた処分して購入してと3回くらい繰り返している本も何冊かあります。それらは購入し直すたびに読んでいます。結局その小説が好きなんでしょうね。

かの京極夏彦先生は「本が増えると隙間ができる」とおっしゃって隙間なく収められた書架に次々と新しく本を収めていかれるそうですね。
京極先生の書架は異界と繋がっているのかもしれませんが、我が家は普通の家の普通の本棚のため、空間は大きくならないので、本は本棚に入る分だけと決めています。
それでも壁一辺みっちり本棚にしているので、まあまあのスペースです。

遥か昔、母からの結婚祝い金で購入した本棚。
お母さんありがとう。

左上から著者名50音順で並べています。
あ行がミチミチだと、全部ずらさなければならないので面倒です。基本、隙間がない状態。

なんといっても、宮部みゆき先生、スペース取り過ぎ問題。

宮部みゆきエリア(一部)
ハードカバー本は50音順無視。

お気に入り作家さんその1、小野不由美先生。
下の写真の他にも『営繕かるかや怪異譚』などの単行本や他の文庫本もあるのですが、この『屍鬼』と「十二国記シリーズ」が並んでいる棚が好きです。

小野不由美『屍鬼』「十二国記シリーズ」の棚

お気に入り作家さんその2、恒川光太郎先生。
なにも言うまい。好き。ただただ好き。

恒川光太郎の棚

知人作家さんコーナー。
リア友レベルで仲良しな方、交流ある方、当時は交流があった方、ご挨拶くらいはしたことがある方……の単著や収録作のある本。
増えてきました。もっとスペースを空けなくては。幸せな悩みです。

知人作家コーナー(一部)

自作が収録されている本たち。全部じゃない。なぜなら、なんか見本誌をいただいてないものがありまして。なんという本に収録されたのか不明です。まあいいか。

見本誌。抜けあり。

本棚って眺めているだけで楽しいですね。
あ、ちなみに現在積読が40冊くらいあります。
あ、ちなみに本日さらに3冊購入しました。
京極夏彦先生のように増える本棚がほしいです。

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