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休日ひとり旅は、いなほとしらゆきに惑わされる旅(2023年8月5日 特急しらゆき、上越新幹線)

2023年7月、仕事から帰ってきたある夜、突然「鉄道に乗りたい」という欲求が私を襲いました。(ままあることです。)
何に乗ろうか迷ったのですが、夏なので北へ向かおうと思いました。
北といえば秋田と山形です。なぜなら、私が秋田新幹線と山形新幹線に乗ったことが無いからです。
時間や値段を調査し、今回は新潟→山形を在来線特急で行って、そこから山形新幹線で帰るルートにしました。新潟と山形を結ぶ羽越本線は、途中区間で現在バス運行をしているようで、鉄道とバスの両方に乗れるというのが決め手でした。

ということで、今回のルートは以下のとおりです。
北関東→新潟(上越新幹線)
新潟→余目(特急いなほ)
余目→新庄(代替バス)
新庄→大宮→北関東(山形新幹線・北陸上越新幹線)

えきねっとで鉄道の予約をしたところ、特急いなほのチケットだけは、事前に駅で発券せよとのことでした。了解了解。近所の駅で、後でやっとくね。

・・・時はたち、8月4日。私に1通のメールが届きました。

要約すると、
「事前に発券しろっつったのに、まだしてねえじゃねぇか。この(ピー)が。」
とのことです。返す言葉もありません。
(実際、このメールがくるまで忘れてました。)
出発当日に発券するのでも問題無さそうですが、これ以上JR東日本に心配をかけるのは申し訳ないので、仕事帰りに最寄り駅で発券しました。

操作が分かりやすくて、すぐ発券できました。

かくして、旅の準備が整ったのでした。あとは当日を待つばかりです。

◼️旅の当日
北西関東民御用達の駅から出発します。
今回は9:16発の新幹線で余裕があるので、

男は黙ってスターバックス!

ここはアメリカかと錯覚するような朝食をいただき、改札へ向かいます。

改札の新幹線デコが無くなっていることに気づきました。
150周年が終わったからかな。
東京行き新幹線が3分間隔で発車している。ここは大都会だったんだ。
右は回送、左は新潟行き。

さあ、ここからは新幹線で新潟へ向かいます。
もう何度も乗っているルートですから、余裕です。
そんな余裕の私に、1通のメールが。

ご予約いただいた列車に遅れや運休が発生している可能性があります。

おいおいおいおいいいおい!!
まじか!!!!

1号爆死、2号瀕死
(私が乗るのは3号)

まじなのか!!!!

さあ、どうしたらいいんだろうか。とりあえず現在地を確認します。

yes, I'm here.

現在地は越後湯沢。新潟駅到着まであと40分ほどです。急いで代替策を考えましょう。

いなほに乗れない&日帰りで自宅まで帰りたいという条件で、思いついたルートは2つです。
・上越線(在来線)で関東へ戻る。
・北陸方面へ特急しらゆきで行き、そこから北陸新幹線で関東へ戻る。
どっちも乗ったことあるルートだなぁ…。
でも以前しらゆきに乗った時は、直江津ー上越妙高という短い区間で、日本海の景色が見られなかったんだよなぁ…。

ということで、

男は黙って上越妙高!!

南西へ向かうルートに変更しました。

さっそく新幹線の中で、特急いなほと山形新幹線をキャンセル。
…と思ったら、いなほはオンラン上ではキャンセルができませんでした。(発券してるんだから当たり前か)
窓口で相談しなきゃですね。

ついでにそのまま特急しらゆきと北陸新幹線のチケットも購入しようとしたのですが、ここまでの決断に私が異様に時間を要して新潟駅が目前に迫っていたため、チケット購入は新潟駅ですることにしました。
いなほのチケットキャンセルもしなくてはなので、新潟駅に着いたらみどりの窓口に直行しよう。

久しぶりの新潟

新幹線は無事に新潟駅に到着。早速みどりの窓口へ行きます。きっといなほ運休の混乱で、窓口も混んでるだろうな…。

人の顔を写さないようにしたためわかりづらいですが、全く混んでません。

あれ、混んでない。みんな、いなほの払い戻しとか変更とかしてないの?

私「すみません、いなほの払い戻ししたいのですが。」
みどり「あ、いなほ3号は定刻通り出ますよ!ホームへお進みください😉」
私「 」
なんと、私がもたもたと決断を渋っている間にトラブルが解消し、3号は定時出発になったとのこと。
いやでも、私、その先のチケットをキャンセルしちゃったんですよ…。(こんなところだけせっかち)

私「あ、でも、あの、払い戻ししてほしいんですが。」
みどり「え、でも定刻で出ますよ?」
私「あ、でも、あの、その先をもうキャンセルしちゃって。」
みどり「ええと、本当にいいんですね?もう乗らないってことでいいんですね?しつこくて申し訳ないんですけどいいんですね?」
私「はい。そんで、代わりに違うチケット買いたいんですけど。」
みどり「はい、どこまでですか?」
私「上越妙高駅まで特急しらゆきで、その先上田駅まで新幹線を…」
みどり「(行き先が真逆じゃねえか)」

非常に怪しまれつつ、それ故に何度も丁寧に確認されながら、無事にチケットを購入することができました。

乗継割引がいいアクセント

上田行きにしたのは理由がありますが、後でご紹介します。

さあ、引き続き旅を楽しみましょう!
しらゆきの乗り継ぎがうまく合わず、新潟で約2時間の空き時間ができたため、ちょっと駅の周りをうろついてみようと思います。

あちい

当日の天気予報によれば、新潟の最高気温は35度。「ちょっと周りをうろつく=死」。
しょうがないので、駅の隣にあるビルをうろうろすることにしました。

よくない
これはよくない
これは・・・
これは・・・
さすがにこれは・・・

誘惑だらけで1時間経過。
残りの1時間はどこで過ごそうか。

男は黙ってスターバックス!
(なお、誘惑に敗北。)

残り時間は、結局スタバでコーヒーを飲みながらネット見てました。
いつも思うけど、何しに来てんだ私は。ご当地グルメ食べろよ。

さて、そろそろ時間が迫ってきたので、改札へ向かいます。

しらゆきは3番線。
ああ、いなほ!お前に乗りたかったんだよ!
新潟の在来線ホームをパシャリ📷
今回乗るしらゆき。かわいい。
JRマークがきれい
653
車内はガラガラ
不安定もしっかり支えるチケットホルダー

では、ここからは新潟の田園と日本海の風景を楽しみましょう。

途中で分岐していきました。
お家に顔をつっこむ電車
田園と高架橋。いっすね。
日本海は穏やか。
旅のおとも(笹団子)
途中で雪月花に遭遇
あっという間に上越妙高

無事に定時で上越妙高に到着しました。
ここでも約1時間の待ち時間があったため、どこかで時間をつぶさなくてはなりません。
とりあえず駅構内のベンチに腰を下ろし、通過する電車を見学してみることにしました。

途中で追い抜かした雪月花が通過

その後全然電車が通過しなくなったので、駅の敷地をうろうろします。

しらゆき休憩中
男は黙って上杉謙信!
金色の兜がまぶしいです。

このあたりで程よい時間になったので、改札へ向かいます。

新幹線改札内にあるマッサージ機。
センス良すぎですが、E5はお宅には来ないのでは?
乗り込みます。

この後、上越妙高から上田まで新幹線で移動しました。
上田に来た理由は何かというと。

これ!
これです!

どう見ても不穏な爆発にしか見えませんが、花火です。
ちょうど花火の日だという情報を得たので、上田で花火見学をしました。
これで今年の夏の思い出はバッチリ。

ということで、帰りはこちらのイケメンに送っていただきました。

てかてかツルツルのイケメン
ただいま!おかえり!

◾️かかったお金(ざっくり)
電車(割引あり)約25000円
笹団子 約1000円

◾️今回の旅の結論
・突然の運休メールは慌てず対応
・JRの復旧力
・ひとり旅はよい。

次はどこに行こうかな。

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