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学校には行きたそうだけど、まだまだ体がついていかないことも自覚していて、家で過ごすことが多い息子。
学校には行かないと言いつつ、給食や友達とのふれあいなど、目的があれば行くこともある娘。
どちらの状態でも世間では「不登校」ととらえられることが多いです。
(文部科学省によると、「学校を連続又は断続して年間30日以上欠席していて、何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因・背景により、子どもが登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるもの。
ただし、病気や経済的理由によるものを除く。」と定義づけられています。)
“不登校は不幸じゃない”
この夏、「不登校は不幸じゃない」というイベントに初参加しました。
このイベントは、不登校経験者で起業家・作家の小幡和輝さんが立ち上げたもの。
学校へ行きづらい子供たちの居場所づくりを目指し、不登校を肯定する空気感を作ることによって夏休み明けの自殺を防ぎたいという思いで全国で賛同者を募り、開催されました。
小幡さんに直接お話を伺う機会もあり、
不登校の子どもがゲームに熱中することが多いが、
ゲーム自体には問題はなく、むしろ生きていく上で必要なスキルを上げる可能性があること
など、ゲームのとらえ方に共感するものがありました。
(小幡さんはゲームについての本を出版されています)
その後、小幡さんが日本初のゲーム家庭教師「ゲムトレ」というものを打ち出れることを知り、息子も希望したので、体験することにしました。
コミュニケーションツールとしてのゲーム
息子はそれまでにも何度か「フォートナイトが上手い人と一緒にやりたい」と言っていました。
息子から「~したい」という希望が出ることが珍しい状態だったので、すぐさま調べましたが、国外ではゲームの家庭教師をつけるケースも増えているという内容の記事だけで、日本ではそのようなプログラムは見つかりませんでした。
ゲームに家庭教師?!
以前の私なら、ありえない話です(笑)
でも、不登校になってから、息子はゲームに救われていると薄々感じていました。
もちろん「ゲーム依存」という言葉に何度心を乱されたかわかりません。
それでも目の前の息子は、実際には生きる希望を見出そうとしているように見えました。
「いったいゲームの中の何に惹かれているのか?」を知りたくなり、観察するようになりました。
すると、誰もができるとは思えないような緻密な計算をしていたり、地味なトレーニングを繰り返していたり、根気のいる作業をしていることもわかってきました。(私には到底できないことでした。)
私には理解できないこともたくさんあるけど、理解できないから否定するのではなく、理解できないからこそ本人の感覚を信頼しようと思えました。
理由はありません。根拠ない信頼感。
そこにゲムトレという可能性が湧いて出てきたので、ここは乗るところだなと感じました。
◯決して安くはないお値段。
◯昼夜逆転することの多い息子が、ゲームのためとはいえ、起きれるのだろうか?
など、不安もありましたが、息子が「やりたい」と意思表示したことに意味があると、ゲムトレ入会を決めました。
ゲムトレを始めて
なるべくたくさんやりたいという息子の希望により週1回コース。
初回は、初対面のトレーナーにド緊張している息子。終わってみると「めっちゃ楽しかった!!ビクロイ取れたし!」とやや興奮気味。
体験も含めて現時点で5回ほど終えました。
「ビクロイ取れる確率が上がる!」
これは一人だけでは到底味わえない時間のようです。
ただ、親としては、気になることもあります。
昼夜逆転リズムのため、キャンセルもしくは時間短縮にならざるを得ないことが数回ありました。
昼夜逆転は、意志だけではなんともならない気がしています。もっと根深いところでまだ昼夜逆転リズムを必要としている状態なのだと思います。(母の直感。根拠なし)
ゲムトレ自体はめっちゃ楽しい。でも、体の声はまた別。
このあたりをふまえて、息子と話し合い、次月は月2回コースにしてみることにしました。
さて、どうなることやら。。。
余談ですが、私もゲムトレを観戦しだすと止まらないくらい、見てて面白いです!ビクロイ取ったら「やった~!かっこいー!」って両手挙げたくなります。
ゲムトレが好調に進んでいるときは、私自身も楽しませてもらってます!
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