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結局配線ってなに?

どうにも眠くて眠くてたまらないT.Kです。
研修に行っているのですが、座学というのはやっぱり眠くなってしまいますね。どうにか眠くならないよう努力していますが、やっぱり座学は苦手なんだなーと感じます。
内容はとても面白かったり、興味深い内容なんですけどね… 自分の集中力の低さに涙が止まらないです。
研修については、また後程記事に書くかもしれません。

では今回の記事なんですが常盤電機での業務の中で [配線] というものがあります。配線って線つなぐだけでしょコンセントにさすみたいに。
もしくは、はんだでくっつけるんでしょ。


そんなぐらいの認知でした。
実際はというと、はんだでつけたりもしますが、配線方法はコンセントっぽいですが少し違います。
じゃあ実際どんな風なのか紹介したいと思います。

配線までの道のり

配線に使う道具

まずは道具と使う部品です。

左から ニッパー ワイヤーストリッパー 圧着機 ドライバーです。

まず道具の説明ですが、ニッパーは様々な用途で使っています、今回だと銅線を切るのに使用します。
次にワイヤーストリッパーです。この道具は銅線の被覆をとるために使います。
次に圧着機です。圧着機とは、圧着端子を銅線とつなぐ?挟む?ために使います。
最後にドライバーですが、これは機器についている端子は基本的にねじがついており、そこを緩めたり、締めるときに使用します。

銅線です。銅線はつなぐ機器の電圧によって太さが大きく変わります

銅線です。説明不要ですね。人生で一度は見たことがあると思います。常盤電機では銅線がバームクーヘンみたいに丸まった状態で届いています。
基本的に必要な長さに切って使用しています。
太いものだと直径1㎝にもなります。
ここまでくると切るのも大変です。

これが機器につなぐときにコンセントのような役割をする圧着端子です。
銅線の太さによって大きさが変わります。

最後に圧着端子です。圧着端子ってなんやねん。そう思いますよね?
圧着端子は接続端子と呼ばれる、電線を接続するための金具。つまりは電流の入り口と出口みたいなものです。なんとこの圧着端子の場合は、銅線を挟んで抜けないようにするものなので、はんだを使いません。しかも簡単に素早く銅線を配線できる状態にできます。

実際の使い方

まず、銅線を使う長さに切ります。。

ニッパーで切ります

両端に圧着端子を付けるために被覆(銅線を覆っている皮のようなものを)をワイヤーストリッパーで剝きます。

この時に圧着端子の長さに合わせて剝きます。

このように少しだけ銅線が見えるくらいに剝きます。

少しぐらい見えるぐらいが正しい

圧着端子を差し込んで圧着機で圧着します。

圧着したらこのように真ん中に四角いくぼみができます。

これで圧着端子が固定できたので機器についている端子や端子台のねじに挟むように固定します。

しっかり締めないと抜けてしまう

これであとは配線するだけです。配線をするときは配線図を見ながらどこの機器をつなぐか確認しながらこの作業をしていきます。


私たちはこのように配線をしていっています。
この作業が早い人は本当に早いです。私の3倍以上の速さがあると思います。この作業が早いと完成までのスピードが全く変わってきます。私たち新人も早くできるように頑張っていきます。

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