心に寄り添うやさしい言葉

息子の風邪が長引いてしまい、保育園をお休みして、赤ちゃんの娘と3人で家にこもる日が続いていた。
息子は咳と鼻水が出る以外は元気で、昼寝もせずに一日中遊んでいる。
3人でお散歩したり、楽しい時間もあったけど、心の中には少しずつ、少しずつ、疲れが積み重なっていった。

近くに住む友人が偶然連絡をくれたので、少しだけ気持ちを吐き出したら、たくさんの優しい言葉が返ってきた。

赤ちゃんのお世話だけでもきつい時期だし、寝不足もあるし。
自由に出かけられなかったり、私もストレスを溜めた時期な気がするよ。
だからといって人に会うのも気をつかうし…
息子ちゃんと一緒に散歩とか行こうか？
家のまわりで私が見てるとか。
少しでも1人の時間が必要な気がする。
とにかく家が近いのでね！

息子と同年代の子どもがいる友人は、私の気持ちをわかりすぎるほどわかってくれた。
そのことが嬉しくて、疲れて硬くなっていた心がほぐれ、元気が出た。

子どもたちはかわいいけれど、自由に動けなかったり、家事が進まなかったり、日々小さなストレスがある。
時々、小さなストレスが積もり積もって、心がくたくたに疲れてしまうことがある。
そんな時、誰かが話を聞いて共感してくれるだけで、すごく救われる。

ああいう言葉をさらりと言える友人がとても素敵だなと思った。
いつも忙しそうにしていて、自分の時間を確保するのも大変なはずなのに…
私も、疲れている誰かに、悩んでいる誰かに、そんな風に言葉で寄り添えたらいいな。
私が友人から受け取った優しさを、他の誰かへの優しさに変えて。