『ざつ』 お気楽TRPG日記84。還暦とか、TRPGライツとか、トップガン マーヴェリックとスプリガンとか、65歳で美少女にとか、シャドウランとか。
概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の雑談とか、告知とか、ゲームを遊んだ話とか、アニメを見たとか。
還暦になりました
6/22日で、60歳になりました。いわゆる還暦というヤツで、色々お祝いのお言葉やら、品物をいただいたり、忙しいのに飲みに付き合ってもらったりしました。ありがとうございます。
いわゆる赤いちゃんちゃんこは辞退しました。
もう少し早く、どこかで野垂れ死ぬんじゃないかな、と思っていましたが、ここまで生き残ってしまいました。手助けしてくれた多くの皆さん、家族、友人、ファンの方々に感謝!
定年という言葉の関係ないフリーランスのライターで、今、非常勤講師をしているバンタンさんも、講師契約に年齢制限はない、とのことなので、まあ、今日明日に何か変わることはありません。
まだ、やるべき仕事はたくさん残っていますので、もうしばらく「ざつ」な感じで、まあ、やれるところまでやってみます。
とりあえず、「深淵」の新しい版を書き上げて、「信長の黒い城」の商業版を出して、シャドウランやエクリプス・フェイズやザ・ループTRPGのサポートをもーちょっと何かやって誰かに引き継いで、可能なら、新しいゲームも作りたいので、爺ムーブで色々ごまかしつつ、生きていたらええかなと。
TRPGライツ
TRPGライツに関するご質問をいただきましたが、どうも勘違いされていることがあるので、ここで書いておきます。
TRPGライツとは、「こういう些末な対応を個別の版権者がしない、個別の許可の判断をしない」ことを目的に定められたルールです。
TRPGライツのルールに従い、その範囲であれば、自由に二次創作を行うことが出来ます。無償、もしくは、売上総額が一定額以下であれば、申告も必要ありません。一定額以上の売上が見込まれる、もしくは、ウェブ販売のように生産総額が未定の場合、TRPGライツ事務局に申請しますが、版権者は個別の申請があることを告知されませんし、特に、許可の判断をしません。
ここ重要なので、繰り返します。
版権者は個別の申請があることを告知されませんし、特に、許可の判断をしません。
あるかどうかは調べることはTRPGライツ事務局に問い合わせれば、可能ですが、そうやって属人的な判断が生じないようにしつつ、ファン活動と版権者の権利の間を緩やかに結ぶのがTRPGライツの趣旨です。
私が「深淵」の運命カードを公開し、TRPGライツに準拠すれば、使用してよい、というのは、現状のオンライン・セッションで活用してもらうためのものです。この趣旨とTRPGライツの範囲の中で活動してください。わからない時は、TRPGライツのルールをもう一度、読み直してください。
もちろん、著作権は残っていますので、明らかな悪用、権利侵害、悪意が感じられるものなどに関しては、使用禁止を告知する場合があります。
自分の「ざつ」な地雷踏みの生き方を棚に上げて言いますが、まあ、「好きで突っ走るのはいいが、ルールが出来た意味合いを考えろ」ですかね。質問するほど真面目なのでしょうが、そこでお互い、楽をするためのクッション材の機能を持つルールな訳ですよ。
トップガン マーヴェリックとスプリガン
月曜日、原稿がどうにも終わらないので、「オレ、この原稿を5時までに書き終えたら、トップガン マーヴェリックを見に行くんや。 (とりあえず、フラグを立ててみた)」
どうにもならない時には、こういう自爆フラグが役に立つこともあり、覚悟を決めて、ちょっとした原稿を1本アップ。無事、映画館へ。
「トップガン マーヴェリック」を調布シアタスのウルティラで鑑賞。
そこまで思い入れないよな、とか思っていたが、デンジャー・ゾーンがかかったら、もうダメだった。ああ、そうだよ。こういうのを見たかったんだよ。 くそぉ。おもしれえや。
こんな映画をスクリーンで見られるのは幸せだ。
こういうのをあと何回見られるのかな?
デジタルゲームでメカ戦闘ものをやりたいヤツは、今、映画館で見ろ。
文句は見てから言え。
出来るだけでかい音とでかいスクリーンで見ろ。
残念だが、もう俺は4DXとか無理だから、若いヤツが見ろ!
考えるな、行動しろ、ってマーヴェリックが言ってた。
この時の予告編で、今週末公開のザ・ロストシティがぽんこつ超古代文明トレジャー物のB級アクションらしく、かなり気になっている。
そして、Netflixでは、「スプリガン」のアニメが始まった!
早速、1・2話を見る。
うぉ、すげえ、やっぱりこれだよ。
ああ、再現度高いね。
これでいい。
ブルーローズの最新版が作りたいねえ。
65歳で美少女に
ちょいと思うところがあって、こんなアンケートをTwitterで取ってみた。
SF設定で、65歳になったら、年金の代わりに新しい体をくれることになったら、どうしますか?
1208票もの投票ありがとうございました。
65歳になったら、年金の代わりに新しい体をくれることになったら、どうしますか?
1位は「10代の美少女に生まれ変わる」31.2%
結果も面白かったが、コメントも面白い。ありがとうございました。
シャドウラン 富良野から鶴見へ
先週土曜日は、内輪のシャドウラン・セッション。
横浜を根城にする探偵事務所のメンバーがPCの日本キャンペーン。少し前から、レンラクの財閥令嬢「鳳凰院花織」さん(9歳)が依頼人になる「第六世界で企業令嬢をするのはちょっと大変」シリーズになり、PCはお嬢様の仕事であちこち連れ回される羽目になっている。
今回のOPには、お嬢様が社外監査役として関わっているレンラク傘下の航空宇宙産業「ガンバレ航空宇宙」の新型宇宙ロケット打ち上げを視察するために、富良野の打ち上げ現場へ。なんでPCが呼ばれたかと言えば、ここに、イーヴォのCEOにして、世界で初めて火星に降り立った男、元ロシアの宇宙飛行士でもあるアナトリー・ジューコフ・キリレンコが見学にくるので、トラブルシューターとして支援に当たるため。
やってきたのは、キリレンコだけでなく、覚醒したニシキヘビであり、有数の魔術師でもあるナーガのイシルも同行。イシルはポスト・キリレンコのCEO候補に上がるほどの存在。イーヴォ内部の問題に巻き込まれそうになるお嬢様。
イーヴォCEOのキリレンコは宇宙飛行士なので、デルタウェア満載の宇宙用サイボーグ(当然、リガーでもある)、高レベル魔法使いでもある同社VIPのナーガのイシルさんが同伴。イーヴォのCEOや幹部連がMarket Panicで紹介されているが、イシルさんの他に、嵐の自由精霊(バタカップさんの知人)とか、AIだとかで、4本腕にSURGEヒューマンのナルタキさんがまともに見える。 ここなら、私の作ったNPC、ミスター・グリーン(葉緑素人間)も紳士にしか見えない。
そして、キリレンコから、お嬢様が個人的に頼まれた人探しを丸投げされるPCたちは、横浜にとんぼ返りして、日の出町に消えたオークの老婆を探す。フィリピンから帰国した彼女は日の出町で焼き鳥を焼いていたが、地上げにより、日の出町を出て、川崎の海岸地帯にある工業地帯の工場へ。鶴見線の安善という、工場労働者しかいかない街で密かに暮らしていたらしい。
イーヴォ草創期の遺産を巡るちょっとビターな悲劇の話。
オークは老化が早く、推定寿命は50歳ぐらいだそうです。
おかげで50歳を老婆と呼ぶ羽目になり、別の意味でみんなビターに。
なお、富良野にあるレンラク傘下のガンバレ航空宇宙社のロケット打ち上げを見学する、というOP。 プレイヤーの脳内では、笹本先生が参加している国産ロケット打ち上げ風景がリピートしていた。
さて、次回のシナリオを頑張らねば。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?