『ざつ』 お気楽TRPG日記51。Role & Roll205 シャドウランで南極に行こう! とか、粋なゲーマーダークサイドとか、リプレイは必要なのか? とか、ゲームマーケット2021秋とか。

概要:還暦間際のTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の思い出とか雑談とか、シナリオ作成やGMの裏話。結局、粋なゲーマーを書いているオレ、『ざつ』だなあ。

Role & Roll205 シャドウランで南極に行こう!


  Role&Role205が発売中です。

 朱鷺田はシャドウランのシナリオ「ランナーズと狂気の山脈」を寄稿。南極に行って宝探し。覚醒ペンギンとかもっとヤバいものとか。もちろん、タイトルはラヴクラフトの「狂気の山脈にて」から取りました。

 いつものようにシアトルで大学教授を護衛するランをこなした3ヶ月後、フィクサーの「三枚舌のヤン」から「ちょっと涼しいところに行かないか?」と言われて、気づいたら、南極へ行く羽目になります。

 ついたところは、南極大陸最高峰カーク・パトリック山の山頂にあるゼーダー・クルップ重工のアーコロジー。いや、こんなところになんで、都市作っているの、ロフヴィル! いやいや、2062年にハレー彗星が通過したら、南極にオリハルコンの鉱脈が発見されてね、多数の企業が進出したのさ!

 君たちは、これから教授の探索に同行して、南極地下に通じるあの穴から地の底へ行ってくれたまえ! ぎゃああああ、というお話。

 狙う魔法鉱石は、4thのサプリメント「Parageology(超常地質学)」に登場する存在で、超レアな存在。オリハルコンより高くて希少。ゲットすれば大金持ちという話です。

 今期のアニメ「Deep Insanity The Lost Children」がまさに南極で、地の底に降りる方法が似ています。

 ネタかぶりしたーーー。

 まあ、あれも世界観設定チームに海法さんがいるので、クトゥルフ神話ネタがかぶった感じです。『ざつ』だな。

粋なゲーマー ダークサイド


 11月に入ったので、アナログゲームマガジンに寄稿。

 『令和版粋なゲーマー養成講座:ダークサイド0:邪神神話の再興と技術の再発見』です。なぜ、クトゥルフ神話TRPGがブレイクしたのかを考察しますが、相変わらず、難解さんと色々さんは、TRPGの暗黒面を歩いていますなあ。直前にお話を聞いた、VR Chatのゴーグルネタとか入れさせてもらいました。後、柏のバトルテックおじさんにも感謝。

 『ざつ』な謝辞ですまぬ。

 この記事に伴い、Twitterで取ったアンケートの結果は以下の通り。

あなたの主催するコンベンションでのコロナ対策は?
マスク必須、消毒液を配置。    40%
加えて各卓にパーティションを設置 15.4%
オンラインコンベンションに移行。 33.3%
その他、コメント         11.3%
総投票数240票

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 この他に、「午後開催にして、食事をさせない」「スタッフは全員ワクチン接種」「設営はプロに依頼し、除菌処置を実行」「資料の回し読み禁止」「卓の間を2メートル以上開ける」「常時、窓をあけて換気」など、多くの対策を行っているサークルがいくつもありました。

 また、全体の1/3がオンラインコンベンションに移行していたのは、衝撃的な結果でした。

リプレイは必要なのか?


 「ザ・ループTRPG」のサポート企画を考えておりますが、SNSをエゴサしておりますと、時折、リプレイが欲しいというコメントがありまして、リプレイを書くかどうか悩んでおりますよ。

 理由はいくつかあります。

 個人的に、リプレイが上手い方ではない、というところがまずあります。菊池たけし先生や水野良先生に始まり、多数のリプレイ巧者がうちの業界にはおりまして、色々考えるところもある訳です。

 その上で、見本となるプレイスタイルが欲しい、GMの運用テクニックの事例が見たい、というご意見は分かるんですが、海外TRPGの場合、本当にそれが公式の考えるプレイスタイルなのか? そして、日本向けに必要な例示とは何か? というあたりを悩む部分もございます。割と、これ、解釈違いでもめたり、批判の対象になったりするんですよね。

 リプレイというは、結構、属人的な存在で、○○さんのリプレイは面白い!と、ライトノベル的に読まれることも多く、出版社的にも、「リプレイはライトノベルの一ジャンルで、形式や書き手に固定ファンがいる」と考える編集さんもおり、ゲームのサポートというよりも、コラボした小説に近い扱いで考えることもあります。

 動画の方が訴求力はありますが、そこまでは出来ないので、まずnoteでやりたいと思っています。ただし、noteという形式がリプレイに向いているかどうかは今後の検証課題となります。令和版粋を書いた結果、会話体には問題はありませんが、戦闘シーンで間延びしないか、データの表示はどうか? というのが今後の課題です。

 Twitterでアンケートを取りますので、『ざつ』な感じお答えください。

 ゲームマーケット2021秋とか。


 11月に入りました。もう今年も2ヶ月ですよ。どうしましょう!

 年内には、いくつかのイベントが予定されています。

 明日、11/3は星降る森の魔法市@川崎で、知人のブースの手伝いをしています。鎧着て売り子しつつ、アーマーを漁れないか、検討中です。

 11/14は、「玉座の闇シーズン3 五王国会戦」の進行役で、大阪に行きます。参加者の皆様、よろしくお願いします。

 11/20.21は、ゲームマーケット2021秋です。朱鷺田は、2日目に「ザ・ループTRPG」のグラフィック社がブース(タ13)を出すので、ほぼこちらにおります。初日はフリーなので、うろうろしたり、体験卓に入ったりしています。開発中の「玉座の闇シーズン4 魔王復活」は、B02 マーダーミステリーブースに委託する予定です。

 なお、カタログを読んだファーストインプレッションは、「お前はチラシの裏か! ~ゲームマーケット2021秋カタログ雑感~」に書きましたので、こちらもご覧ください。『ざつ』な記事ですまぬ。

 12/11(土)は、静岡県で「玉座の闇シーズン4 魔王復活」の公演です。進行役として伺います。参加者募集中です。

 来年以降のことは分かりません。いや、マジで。




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