『ざつ』 お気楽TRPG日記173。邪神忌とか、3/23-24BGBEとか。
概要:還暦TRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。
【お仕事募集中!】
TRPGデザイン/ゲーム翻訳。神話伝承、クトゥルフ神話、アニメ、アナログゲームなど雑学記事。
TRPGのGM、『玉座の闇』シリーズの進行役も有料でお引き受けします。詳細はメール(pbc03134@nifty.com)で。
生活時間帯とかがぐしゃぐしゃになっていて、レスポンスできないアレコレが発生しております。順次対応していきますのでよろしくお願いします。
お急ぎの場合は、メールか、@付きのレスで。
拙作に関する問い合わせは版元経由でお願いします。
『シャドウラン』『エクリプス・フェイズ』に関してはアークライト/新紀元社、『ザ・ループTRPG』はグラフィック社、『玉座の闇』『信長の黒い城』はコノスが版元となります。
邪神忌(デモンベインの今・昔・未来)
昨日の3/17は、阿佐ヶ谷ロフトAにて、ラヴクラフトの命日イベント「邪神忌」でした。今回は、お店の都合で暦上の命日(3/15)開催となる、直前に、相方の森瀬繚氏が緊急入院、と大騒ぎでしたが、なんとか無事開催できました。皆さん、ありがとうございました。
ゲストの鋼屋ジンさん、急遽、駆けつけてくださった元ニトロ+の戸堀賢治さんがたっぷりと『デモンベインの今・昔・未来』のテーマでお話してくださり、大変、盛り上がりました。
このイベントはラヴクラフトの命日イベントで、今年は87回目に当たりますが、それに加えて、今年1月に亡くなったブライアン・ラムレイに対して献杯。乾杯の挨拶は、ラムレイに大きな影響を受けた鋼屋ジンさんにお願いしました。
第一部:デモンベインの今・昔・未来
第一部は、『デモンベイン』シリーズ誕生秘話、クトゥルフ神話との関係を語った後、現在、鋼屋ジンさんが進めている続編『斬魔大戰デモンベイン』の構想を熱く語っていただきました。
今までのシリーズで分岐した多数の世界線が滅び去った後、1本だけ残った世界線での新たな戦いということで、非常に期待できる作品となっています。それほど遠くない時期(2024年春)にクリエーター支援サイトで活動を開始するとのことです。
今後の活動に関するデモンベイン情報は以下のサイトから。
ここの話で注目点は、私自身も大変お世話になっておりますイラストレーター/漫画家の槻城ゆう子さんの『召喚の蛮名』が、「デモンベイン」に大きな影響を与えたとのこと。こちらは今でも入手可能ですので、ぜひ。
「定本 召喚の蛮名〜Goety (TH COMIC SERIES)」で検索してください。
第二部:100年前のラヴクラフト
第二部はフリートーク枠ですが、今回は、朱鷺田が追いかけている「100年前のラヴクラフト」と題して、彼の書簡から、1924年のラヴクラフトの日常を解説しました。
ラヴクラフトは1924年3月3日にソニア・H・グリーンと結婚し、ニューヨークでの生活を始めます。前年に、『ウィアード・テイルズ』での作家活動も本格化し、順風満帆に見えますが、その結婚生活は前途多難でした。
まず、幸せだったことは当時の写真で説明できます。
明らかに幸せ太りの経過が見えます。
いやはや、10年でかなり別人です。ドキドキしますね。
さらに、ラヴクラフトがニューヨークに来たことで、作家やライター仲間とのつながりが深まり、後に「ケイレム・クラブ」と呼ばれることになる定期的な集まりに参加し、楽しい日々を送ることになります。
その後、新婚のラヴクラフトをさまざまなトラブルが襲うことになるのですが、それは、配信を御覧ください。
次は、8/20開催、「ラヴクラフト聖誕祭」でお会いしましょう!
昨日物販で販売した『あの頃のラヴクラフト1917ー1924 アマチュア・ジャーナリズムの時代 ver0,9,9』は今後、コノスにて通販の予定。
邪神忌に向けて、ラヴクラフトの1924年を振り返り中。
#100年前のラヴクラフト
ラヴクラフトのニューヨーク時代を語るキーワードに仲間たちとの集まり、ケイレム・クラブがあるが、これはモートンらが誰かの家に集まって駄弁る会で、1924年にHPLが加わった段階では名前はない。
もともとは、ラインハート・クライナー、エヴェレット・マクニール、ジェイムズ・F・モートンらが作った名も無い集まりで、毎週木曜日の夜に誰かの家に集まるだけで、そこにHPLが参加した。この会は1925年2月頃までは名前がなく、ラヴクラフトの手紙でも「悪ガキ共(The Boys)」とか「仲間の集まり」とか「みんな」とかしか書かれていない。後に、ジョージ・カークが「永久会員の名字がK、L、Mのいずれか、なので、ケイレム・クラブと命名しようと企てている」と書き残している。
3/23-24Board Game Business Expo Japan(BGBE Japan)
今週末は、大阪インテックスで開催されるBoard Game Business Expo Japan(BGBE Japan)です。
朱鷺田は、主に、E31のコノスさんサイトにおります。こちらでは、『信長の黒い城』『黒の新選組 幕末鬼殺行』『玉座の闇』『銀の三角、青い泡 CoCソロジャーナリング・アンソロジー』などを販売しております。
また、午後はTGFFさんのTRPG体験卓に参戦します。両日とも、T-A41α 13:45 ~ 15:15 卓41『信長の黒い城』です。ぜひ、よろしくお願いします。
また、午前中のビジネス・アワーに関しては、こちらが進めているゲーム企画や提供可能なサービス、TRPGなどアナログゲームの開発や翻訳、イベント主演などに関するお話が出来ると思いますので、興味のあるメーカーさん、出版社さんなどはぜひ、お声がけください。
企画中のプロジェクト、あるいは、制作したいTRPGなどのプレゼンもいたします。
#BGBE
#信長の黒い城
#TRPG
Lion Wing関係の色々な話
まだ、13日の衝撃が冷めない訳ですが、一応再掲。
20年前の2004年9月にジャイヴから発売されました「真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE TRPG~東京受胎」が今年9月、Lion Wing Publishingより、「Shin Megami Tensei The Roleplaying Game TOKYO CONCEPTION」のタイトルで英語版が発売されることになりました。
Amazonでも予約が始まりました。 Shin Megami Tensei The Roleplaying Game TOKYO CONCEPTION で検索してください。 9/1発売予定。
Lion Wing社の直販バージョンの中には表紙違いがあり、日本人には懐かしいあの青い表紙も。20年前に、西上さんが制作してくれた『White Vortex』が翻訳されてつくのもポイント。
Lion Wingはメガテン以外にも、企画が進んでおり、詳しくは以下を参照。
https://twitter.com/LWingPublishing/status/1767953541409186013
来年、Lion Wingから英語版が出そうな国産TRPG「ワースブレイド」では、操兵というロボットに呪法を使わせるために、追加された腕に印を結ばせるという描写があり、無茶苦茶カッコいい。 これが40年前のTRPGだ。
Lion Wingさんは日本のTRPGを翻訳出版しているので、Discordイベントでの質問もそちらの話が多く、『ダブルクロス』は翻訳しないのか? リプレイの翻訳とかは?とかいう会話が出ていた。
Role&Roll Vol.229 4/3
R&R229が4/3に発売決定。
朱鷺田は、シャドウラン記事とエクリプス・フェイズのシナリオを寄稿しております。
それでも呟く。
土曜日は、友野詳さん迎撃、還暦祝いに参戦。
誕生日おめでとうございます。
Welcome to60代!
集まった古参ゲーマーや業界関係者と色々な話をする。
なぜか俺が最年長に。 安田先生がいないと、そうなるんだな(汗)
なぜか、河嶋陶一朗さんに、熱いメガテン愛を語られる。
Lion Wing関係のお祝いをされた後、「俺もメガテンTRPGを作りたい」という話になる。正しい言い方をすれば、メガテンはアトラスのIPなので、私は長く関わっているが、私のものではない。よりメガテン愛が深い奴が、版権を取って、ゲームを送り出せばいい。『艦これTRPG』を見る限り、彼のIPへの理解とゲームへの落とし込みの技術は当代トップランク。河嶋版メガテンも見てみたくはある。まあ、俺ももう少し頑張るよ。
今週は、仮面ライダーとGAROUで暗黒の門が開いた。
逆三角形に配置された目玉と暗黒の門の向こうに住まう者か。
いや、不覚にも涙してしまった。ああ、いい物語であったな。
#キングオージャー
これは今後、資料本が出るな!
邪神忌に合わせて、図書館、博物館、大学、ファン、Vtuberなどが色々つぶやき、画像を投稿する。割とこれは、ラヴクラフトが夢見たアマチュア・ジャーナリズムの理想郷かもしれない。
真鯛の出汁塩を振り、大葉の旨塩漬けと鴨ロースト、鮭ほぐしを載せた冷や飯をレンチン。後から、レタス、生大葉、漬物をトッピング。卵には、白出汁と醤油。レタスと漬物は小さめに切る。 これはTKGに欠ける「歯ごたえ」と「アクセント」を生み出すために後からトッピングする。
もはや、レンチンの段階で十分に美味いので、それを味わいつつ、卵を崩しながら、混ぜたり、混ぜなかったりしながら食べるのは、もはやTKGではないのではないか?
DUNE PART2 鑑賞 原作ファンとしては、この圧倒的な映像美で再現されたのは感動。ポールとチャニの葛藤もよい。 これ、「砂漠の救世主」も作るつもりかな?
題名のない音楽会ももうすぐ60周年!
ルグラン✕羽田健太郎の「シェルブールの雨傘」 とんでもなく贅沢な1曲だわ。 #題名のない音楽会
今日も本を買う。
ブルーロック28読了 最終戦を前に、進化を目指すエゴイストたち。 この試合と試合の間のドラマが濃厚になっていくのが、人気の群像漫画のいいところだよなあ。
#コミック
海が走るエンドロール6読了 PFF映画祭への出品を果たしたものの、入賞できないため、どこか迷ううみ子に、映画の意味を語るものたち。そして・・・海は。