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『ざつ』 お気楽TRPG日記76。「信長の黒い城」とか、ゲームマーケット2022春とか。

概要:還暦間際のTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の思い出とか雑談とか、シナリオ作成やGMの裏話。ゲームマーケット2022春の2日目にMörk Borgクローン「信長の黒い城」を持ち込んだよ。

「信長の黒い城」を作ったよ!

 戦国ドゥームパンクRPG「信長の黒い城 -Nobunagas mörka kungens slott.- Untested Version」 をゲームマーケット2022春に持ち込みました。

時は天正、敵は第六天魔王・信長。 時を遡り、地獄から舞い戻った死人たちとなり、今度こそ本能寺で信長を殺すために戦います。

これはMörk Borgのサード・パーティ・ライセンスを利用した作品です。今回は、ハロウヒルさんに委託したところ、たくさんの方が買いに来てくれました。ありがとうございました!

ハロウヒルさんにて委託販売。隣には「レックス・アルカナ」!

 Mörk Borgのサード・パーティ・ライセンスに準じて製作した戦国もの。

Mörk Borg スウェーデン発のドゥーム・メタル・ファンタジー

 Mörk Borgは、超カッコイイので、ぜひ、遊んでください。Amazonで買えるよ! そして、そのサード・パーティ・ライセンスは自由度が高く、自作のMörk Borgヴァリアントを自由に作って、売ってもかまわないのがいい。


 以下のようなコメントをつけることになる。

この作品はFria Ligan AB社刊行、Ockult Örtmästare Games /Stockholm Kartell製作のドゥーム・メタル・ファンタジーRPG「MÖRK BORG」のサード・パーティ・ライセンスに基づいて制作されたTRPGだ。このルールに従った上で、本書の著作権は朱鷺田祐介に所属する。こいつに関する責任はすべて朱鷺田にあり、Ockult Örtmästare Games /Stockholm Kartellには、何の責任もない。ゲームにリスペクトのないヤツは死ね!
https://morkborg.com/license/

Based on the rules of MÖRK BORG by Pelle Nilsson of Ockult  Örtmästare Games
MÖRK BORG is copyright Ockult Örtmästare Games and Stockholm Kartell.
 
「信長の黒い城 -Nobunagas mörka kungens slott.-」is an independent production by [朱鷺田祐介(Yusuke Tokita)] and is not affiliated with Ockult Örtmästare Games or Stockholm Kartell. It is published under the MÖRK BORG Third Party License.

 ……という訳で、あなたも、MÖRK BORGを使って、自分のゲームを作ることが出来る。まあ、その前に、MÖRK BORGを買ってダンジョンを這い回れ! それがきっと楽しいぞ!

 さて、今後ですが……

 コノスさんで通販、および、電書化を行う予定です。コノスさんが出展されるイベントではお買い求めいただけるかと思います。このあたり、詳しいことが決まりましたら、また告知させていただきます! また、一部をプレイスペース広島さんが買ってくださいましたので、広島方面の皆様は、プレイスペース広島さんものぞいてみてください。

「信長の黒い城」FAQ


Q:「信長の黒い城」は、単独で遊べますか?
 それともMork Borgが必要ですか?
A:単独で遊べます。Mork Borgの知識がなくても問題はありません。

Q:「信長の黒い城」に必要なダイスは?
A:D4、D6、D8、D10、D12、D20。分かるよな?
 D6は三つあると、キャラ作成が楽になる。

Q:TRPGは初めてなんですが?
A:ようこそ戦国魔界へ。  
 まず、通販でルールブックとダイス一式を買い、仲間と数時間、ダンジョンを這い回った後、河原でBBQをしろ! いいな。

Q:「信長の黒い城」の二次創作は可能ですか?
A:本作は、MÖRK BORGのサード・パーティ・ライセンスに基づく作品なので、「あなたもサード・パーティ・ライセンスに従い」「MÖRK BORGおよび信長の黒い城の製作スタッフに迷惑をかけない範囲」で好きにやれ。
 ただし、ゲームにリスペクトを持たないヤツは死ね。分かるな?
 まずは、AmazonでMÖRK BORGをポチれ。話はそこからだ。

ゲームマーケット2022春

有明よ、私は帰ってきた!

 ……という訳で、この週末は、ゲームマーケット2022春でした。
 当初は何も予定しておらず、出展者でもないので、昼から呑気に顔だして、拙作のマーダーミステリー「玉座の闇シーズン4 魔王復活」と「加速する闇」を販売してくださっているStudio OZONさんに挨拶に行けばいいかなぐらいのノリでした。

ライブアクション型マーダーミステリー「玉座の闇シーズン4 魔王復活」
加速する闇 ゲーム監修 かわぐちまさし

 なんと、両方とも完売! ありがとうございました!
 「加速する闇」は、マダミス専門ショップさんがけっこう買ってくださったそうで、各地で公演という形でお目にかかることになるかもしれません。

 「玉座の闇」は、珍しい多人数型ということで、興味を持ってくださった方が多く、ゲームカフェを貸し切りのイベントに使えそうだと考えてくださったようです。ありがたいです。

 有料ではございますが、進行役が必要でしたら、出張GMいたします。

 もともと、「玉座の闇」は、ゲーム学校の授業用に作ったので、多人数なのはそのせいです。28名なのは去年のクラスが最大28名だからです。
 そして、今年も教材で作ります!
 そして、今年もクラスの最大数が28名です(血涙)

 

こういうキャラを増やして! というご希望は随時!


 そんな呑気な状況で過ごす予定がががっが。


CY_BORG

 4/15に、CY_BORG(MÖRK BORGのサイバーパンク・バージョン)のバッカー向けPDFが届く。

 noteに書いた通り、かっきー、超すげーとか騒いだ挙げ句の果てに、月曜日(4/18)も、我慢できねー、オレも作るぅうう、とか決め、なぜか金曜日(4/22)には64Pの二つ折り同人誌をキンコーズで刷っていた。

 イラストレーターを頼む暇がなかったから、版下に筆ペンでオレが絵を描いた。ばっかーでええ。
 挙げ句の果てに、記述漏れがあって、家に帰ってシール作って貼ることになった。

 いや、懐かしい。昔、バイトで輸入ものの健康ストッキングのシールをえんえん張り替えたことがあったなあ。現場のおばちゃん、もとい、お姉さんたちに、「シールもまっすぐに貼れないのかい? 不器用だねえ」といじられたよ。何、回想に逃避しているんだ、オレ。
 まあ、そのぐらいの『ざつ』な作品ですよ。

 還暦間際にやるこっちゃねーなとか思いつつも、納品用のキャリアーを引っ張って有明へ。

アークライト・ブースのゴジラ!

 初日はもう挨拶回りをして、ちょっとだけ買い物。

初日の収穫

 ジオラマダンジョンRPG
 ホメ天国
 ディス楽園
 荒野へ The Game of Tarot
 おつかい精霊シミュラルバ
 魔女と獣と巡る世界
 これから始めるマーダーミステリーの本。

 いくつかの作品はこちらを参照!

 2日目は、ハロウヒルの周辺をうろうろしながら、挨拶回りしたり、サインしたり。


同じくハロウヒルで販売していた「Lex Arcana」日本語版。ローマ帝国が滅びなかった古代欧州で、怪物と戦うよ! フルセット・バンドル!

 レックス・アルカナに関しては、こちらをどうぞ。


テーブルトークひみつあそび  「銀剣のステラナイツ」「ストリテラ」の瀧里フユさんが若手活躍の場として、展開しているTRPGアンソロジー
ヤンキーマストダイ 王の死

「ヤンキーマストダイ」は大阪で「玉座の闇」公演を主催してくれた渡成櫂さんの作品。

「王の死」は、韓国のTRPGサークル、チーム「青い花」の制作したTRPGとストーリーゲームのハイブリッド的な作品。お話を聞いたところ、韓国ではTRPGが大変盛り上がっており、日本の著名作品の翻訳が続いているとか。以前より、GURPS、クトゥルフがニ大巨頭だったが、その一方で「フィアスコ」が人気で、そこからの発展系らしい。

 やっぱ、イベント楽しいね。

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