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『ざつ』 お気楽TRPG日記31。『ザ・ループTRPG』好評発売中&DL関連とか、ひっつきクトゥルフとか、エヴァの2回目とか。

概要:還暦間際のTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の思い出とか雑談とか、シナリオ作成やGMの裏話。今回も『ザ・ループTRPG』の話を中心に色々。あと、翻訳を担当した『ひっつきクトゥルフ』が発売になりました。


 ひっつきクトゥルフ発売中


 翻訳を担当しました『ひっつきクトゥルフ』がホビージャパンより発売中です! ねばつく触手でおぞましいクリーチャーをからめとるファミリー向けのアクションゲームです。

 ねばつく触手8本入り。

 なんという狂気!!

 ザ・ループTRPG好評発売中!


 というわけで、Free LeagueのナラティブTRPG『ザ・ループTRPG TALES FROM THE LOOP – THE ROLEPLAYING GAME』日本語版(グラフィック社)が発売中でございます。詳しくは、グラフィック社の公式ページををぜひ。ここまで、先週と一緒。『ざつ』な感じでよろしくお願いします。

 このたび、皆様のご要望に答えて、公式ページで、キャラクターシート、マップのPDFの無料ダウンロードができるようになりました。

 加えて、翻訳チーム有志によるGoogleスプレッドシート版のキャラシートも公開されましたので、オンライン・セッションなどにお役立てください。


 わくわくどきどきの日々

 

 久しぶりに、まったく感じの異なる翻訳TRPGということで、注目いただき、翻訳監修者としても、ドキドキしながら、Twitterの反応を見ておりました。お買い求めいただいた方のTweetに怪しい親父からのイイネ!がついていても、適宜スルーしてください。

 正式なサポートはまた、形を整えてから、告知させていただきますが、よくある質問への回答としましては・・・

Q:朱鷺田さんがやっていて、あの表紙とは! クトゥルフですか?

A:いいえ、違います。10-15才の少年少女が主人公の、ちょっとSFで、とある田舎の町を舞台にしたノスタルジックなストーリーですよ。

 詳しくは原作であるシモン・ストーレンハーグのグラフィック・ノベル「ザ・ループ」をご覧ください。こちらのセンスが合うようでしたら、きっと気に入ってくださるでしょう。

Q:・・・で、邪神はいつ、出てくるんですか?

A:出てこないって! ま、宇宙人やロボットや恐竜は出てきますね。

Q:田舎町に住む14才の少年少女が、世界の不思議に出会うジュヴィナイルSFで、ロボットが出てくる・・・エヴァですね?

A:とりあえず、自分が知っているものとくっつけるのをやめようね? 後はぜひ、ルールブックをお手に取ってください。専門店にも、Amazonにも順次到着しております。


 エヴァ2回目

 そういう訳で、二度目のエヴァを見てきました。いわゆる「エヴァの薄い本」目当てではあります(『ざつ』だなぁ)が、一回目には見えなかったもの、感じられなかった救いが見つかったような気がして、これはこれで楽しい2回目でした。

 綾波初期ロットちゃんが、第三村に馴染んでいくあたりは、心地よく、シンジ君のダウナームーブに対するカンフル剤になっていて、あれから14年という年月をすっと落とし込んでくれるものであります。

 公開直後はネタバレ自粛で言えませんでしたが、ちゃんちゃんこ綾波は可愛いよな! 綾波に求められる純粋さの一形態であろう。

 ・・・それはさておき、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の第三村の風景を見ていて、私の脳裏に『ザ・ループ』が浮かんだことを行っておこう。

 ニアサードインパクトで崩壊したインフラを人力で補う残る第三村。綾波が田植えしたり、絵本読んだりする上空に赤く変色した岩や列車が浮かぶ。ノスタルジーとSFが重なる風景。

「ヤバい、ザ・ループの舞台にできる!」

大人は頑張っているが、事態を解決できるのは14才(シンジくん)だけ。

何しろ、得体のしれない謎の研究施設(Nerv)がすぐ近くにあって、湖とか山とかあるし、住民も1,000人ぐらいだし・・・時空間とか曲がりそうだし、大人(ゼーレとか)は子供の気持ちを全然、分かってくれないし。

 『ざつ』な牽強付会はよくない!

 個人的には、ノスタルジーを大事にして子どもたちのひと夏の冒険を遊ぶようなお話がよいかと。だいたい、何が起こっても、ループ(およびのその関係者)が原因だ!で話がオチますので、楽ですよ。

 やっぱり『ざつ』に終わるnoteでした。


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