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『トガニ 幼き瞳の告発』

まさに、心をえぐられる映画。
U-NEXTでは
2023年5月26日
23時59分までの配信。

想像以上に、映画の表現として
ギリギリまで表現していた映画でした。
R18指定なのも納得。

今回、映画レビューを個別にしたいと思った理由が有って、こうやって書いています。
【フィルマークス】とは違う感想と解説を書きます。ちなみにフィルマークスというのは映画レビューサイトです。フィルマークスでは感想とか実際に起きた児童(性的)虐待・暴行事件での脚色した部分を書いたのだが、こちらには、より詳しく書きたいと思う。なので読みたくない方は読まなくて良いと思います。

・・・事件・・・
2000年~2005年に光州の障がい者施設学校(おもに、耳の聴こえない)で暴行事件(性的虐待を含む)が起きた、被害者は7歳~22歳の9名。事件告発後、ニュースが流れ、加害者達は逮捕されたのだが、裏取引(お金で示談、告訴を取り下げさせる等)や、地元警察との癒着(ワイロ等)悪事を限りなく使い、判決は大幅な減刑が行われた。

・・・本の出版・・・
この事件をベースにした本が出版された。

・・・トガニ映画化・・・
その本を読んだ1人の韓国の俳優さんが
映画化へ動き始める。

・・・韓国の俳優コン・ユさん・・・
韓国の俳優のコン・ユさんが、本をベースにした映画化企画を持ち込んだと言われている。

・・・そして、2011年・・・
映画が公開されると延べ460万人が映画を観に行ったとされ大ヒットに。

・・・映画の影響力・・・
判決内容を見直し、
裁判のやり直しが行われた。

・・・トガニ法の制定・・・
あらゆる性犯罪の時効が撤廃された。

・・・韓国の映画賞・・・
(アカデミー賞みたいなモノ)では、
主演男優、女優賞と助演賞にノミネートされた。

こんな感じで、コン・ユさんへの見る目が変わるエピソードも有りつつ映画に興味を持たれましたら、ぜひ一度鑑賞してみていただきたいけれどR18指定の映画なので悩みどころ。

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