『運命の瞬間／そしてエイズは蔓延した〔1993年アメリカ制作〕』

【ネタバレあり】
運命の瞬間／そしてエイズは蔓延した
1993年、アメリカ制作

視ました。
ＨＩＶ／ＡＩＤＳという未知の病原菌、感染症についてのメディカルサスペンスだが、原作はピューリッツァー賞を受賞していて、この映画化された1993年以前には『告発の行方』でレイプを煽る役を演じた俳優（名前は忘れた）が、今作品でも大声で叫ぶ役を演じていた。アメリカ制作のドラマで視聴率60％を越えたと言われていて、その主演だったアラン・アルダも出演。『フルメタル・ジャケット』に主演したマシュー・モディーン。

この作品以後、
1994年から始まり2009年までの15シーズン続いた医療ドラマ『ＥＲ緊急救命室』に、後に、この映画の出演者が、たくさん出演していた事を発見した。

この映画は、1993年までの時点で判明していたウィルスに関する情報を元に、ゲイ・コミュニティからの感染、後に、無消毒の血液製剤からもウィルスに感染していったという流れを説明していて、偏見をうまない様な作品になっていた。

当時としては、後にトム・ハンクスが主演しアカデミー最優秀主演男優賞を受賞した『フィラデルフィア』と同時期の作品で２つの作品を観る事をオススメすると共に、今や、ＨＩＶ／ＡＩＤＳは、そのウィルス値を封じ込めるクスリの開発がされて簡単には死なないウィルスになりつつあります。