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梅の花

近所を散歩すると梅の花があちこちに咲いています。初春の花の王者と言っても良い花です。香りもよいです。

疎影横斜  水清淺(そえういおうしゃ みずせいせん)
暗香浮動 月黄昏(あんこうふどう つきこうこん)

李林逋(和靖)の七言律詩の一部ですが暗いと嗅覚が鋭くなるので二行目の感じが良くわかります。この詩のおかげで小豆が隠れるように入っている羊羹を「夜の梅」という名になりました。関係ない話ですが、」まんじゅうは李林逋の末裔、林浄因と言う人が中国からやってきて日本で最初にまんじゅうを作ったと言われています。


この程度の開花が好きです

梅は開花したものが数輪と蕾のものが七、八割の時が好きです。光琳の国宝「紅白梅図屏風」もこのぐらいの開花の時だと思われます。

蕾の方が色が濃いです

近所の庭や寺院の境内にも梅の花が咲いていました。

白梅も美しいです
もう一枚白梅です

蕾だけを撮影しました。

蕾だけでも美しいです

風がない日は少し気温が低くても日光を浴びれば暖かく散歩は楽しいです。

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