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5回 ストレスによる亜鉛不足は味覚異常を引き起こすので”うつ病”の前に疑おう!

私は子どもの頃から少しひどい風邪を引くと、口の中がとても苦くなったり、鼻から吸った空気の匂いが変になったりした。回復した後もご飯がおいしくない時期がしばらく続くので、風邪の後はそういうものだとずっと勝手に思っていた。

30年前、きょうだいが、うつ病と診断された時に、「何を食べてもに全く味がなくて砂を噛んでいるみたいだ」と小声でつらそうに訴えるのを聞いた。

当事、息子の様子を心配した母が新聞か何かで、「亜鉛や青魚のDHAが体に良い」と読んだらしく、同行した診察室で精神科医に「あのーお魚や牡蠣を食べさせたら息子治りますか?」と尋ねたが、医師は鼻で笑うように「まあそんなのは関係ありませんね」と鼻で笑うように答えた。きょうだいはもう30年も抗うつ剤を飲んでいるのですね。

その時は、横で聞いていた私も「おかあさん、先生に、そんなこと聞いて恥ずかしいじゃない。やめてよ」と思った。

だけど今、思い起こすと母のあの質問はちゃんと合っていたよね!

でも30年経った今でも精神科医の多くは、食べ物のことなんて無頓着みたい。
だけど、栄養療法を調べるとセロトニンもメラトニンも、GABAも脳内の神経伝達物質はみんな食べ物から作られるのですね!だから栄養ってメンタルの健康維持にとっても大事!

昨年私はコロナになったけれど、高熱の後、やはり匂いがいっさい消えた。食べ物の匂いや味もなくなった。香水を振り撒いても全く匂わない時期が3週間くらい続いてショックを受けた。このままだったらどうしようと!コロナは私の体にとって大きなストレスだったのだろう。
でもその時には、栄養療法を少し学んでいたから亜鉛のサプリメントを服薬して徐々に回復した。匂いも味も。

亜鉛は細胞分裂に欠かせないそうで、不足すると貧血や皮膚炎、そして記憶障害=認知症にも関係があるらしい。

亜鉛の効果は男女で少し違う
男性 ・生殖機能の改善 AGA(男性型脱毛症)の発症の抑制
女性 生理痛・生理不順の改善 妊娠中の胎児の成長をサポート

具体的な食べ物で言うと、亜鉛が一番多いのは、かき だけれど、季節ものだからいつもと言うわけにもいかないよね。牛肉、鳥肉、豚肉 イワシなどが良いみたい。植物性なら、玄米や、豆腐や、納豆、ナッツ類も良いらしい。

調子が悪くてなかなか食事の用意ができない人は、精神科に行って抗うつ剤をもらう前に、亜鉛サプリを試してみる方法もありそう、亜鉛はビタミンCなどと一緒にとると吸収が良くなるんだって!

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