『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃-』の『SLAM DUNK』まとめ
1 はじめに
『THE FIRST SLAM DUNK』が終映して4か月以上が経とうとしている。
封切り日の朝から終映日の日付が変わった深夜まで、できる範囲で全力で映画館に通い詰めた9か月だった。
今さらだが、正直なところ、燃え尽きているうちに年が明けて2024年になっていた、という感じだ。
人生の中でこれだけ映画館に通ったことはないし、恐らく今後も通うことはないだろう。
これが最後の『SLAM DUNK』のお祭りだ、と思って、後悔のないように映画館にも通ったし満足するまで公式グッズも購入した。
燃え尽きながら思い出すことは、6年近く前の展覧会だ。
2017年~2018年にかけて、『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』(以下、ジャンプ展)という、文字どおり週刊少年ジャンプ(以下、ジャンプ)の創刊50周年を記念した展覧会が開催された。
『SLAM DUNK』は、作者が集英社から版権を引き上げていることもあり、ジャンプのオールスターのお祭り系には参加していないことが結構ある。
たとえば、ジャンプ展と同時期だったと思うが、連載中・連載終了問わずジャンプ作品のLINEスタンプが順次リリースされていたことがあったが、その中にも『SLAM DUNK』はなかった。
しかし、ジャンプ展では、『SLAM DUNK』もかなりガッツリと主要作品の一部として事前告知でも大きく扱われていた。
原作絵を使った公式グッズも次々に発表された。
もちろん、それより前から『FLOWER』や『イノウエバッジ店』などは展開されていたが、連載当時のイラスト(あるいは、完全版表紙)をそのまま使ったようなグッズは少なく、「久しぶりに特大のお祭りが来た!!」という状況だった。
毎週の情報解禁を指折り数えて待ち、一喜一憂し、展覧会開始日を今か今かと待っていた。
あのときも、これが最後の『SLAM DUNK』のお祭りだ、と思って、後悔のないように展覧会に通ったし満足するまで公式グッズも購入した。
人生の中であれだけ同じ展覧会に通ったことはないし、恐らく今後も通うことはないだろう。
しかしながら、残念なことに、ジャンプ展の公式サイトはすでに閉鎖されている。
公式Twitter(当時はまだXではなかったので、この記事ではTwitterで統一させていただく)は残っているが、何しろTwitterなので、特定の投稿の検索が難しい。
手元にある図録やパンフレットを眺めればいいのだが、ネット上に唯一残っている公式Twitterの情報が探しにくいのは自分でももどかしいし、当時まだ『SLAM DUNK』に興味がなかった方に届かないのはもったいないと思う。
というわけで、自分なりにジャンプ展での『SLAM DUNK』のまとめ記事を制作してみようと思い立った。
というか、あんなに素晴らしかった展覧会の情報が散逸しつつあるのはまずいだろうと思うし、まとめて読みたい(自分が)。
そんな感じなので、可能な限りジャンプ展の公式ツイートを引用しながら、足りないぶんは補いつつの記事になる。
上述のようにジャンプ展公式サイトはすでに閉鎖されているので、ツイート中のリンクはほぼすべて機能していないことをあらかじめご承知おきいただきたい。
また、別のSNSにてジャンプ展レポをアップしたことがあるが、一部はそちらをもとに文字起こししている。
狂気のアナログ手描き37枚の作者は私なので、仮に見つけたとしても、決して盗作等ではないことをご留意いただきたい。
ちなみに、森アーツセンターギャラリーさんのウェブサイトの、過去の展覧会紹介コーナーにはジャンプ展ページが残っているので、一応リンクを貼っておく。
創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃- | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY
※出典となる原作の巻・ページ等を記載していますが、基本的には通常のコミックスで確認しています
※公式アカウントのツイート以外で使用している写真は、私が自分で撮影したものです
※想定より画像が多くなってしまいましたので、通信環境にご注意ください
※想定よりも文字数が多くなってしまいましたので、時間に余裕のある方にしかお薦めできません
2 ジャンプ展とは
上述のように、正式名称は『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展』。
VOL.1~VOL.3の3回に会期を分けて開催された。
会場はすべて森アーツセンターギャラリーで、巡回展はなし。
会場は同じだが、展示構成などはそれぞれの回で異なっている。
正式なサブタイトルと会期は以下のとおりだった。
VOL.1 創刊~1980年代、伝説のはじまり 2017年7月18日(火)~10月15日(日)
VOL.2 1990年代、発行部数653万部の衝撃 2018年3月19日(月)~6月17日(日)
VOL.3 2000年代~、進化する最強雑誌の現在 2018年7月17日(火)~9月30日(日)
ジャンプの創刊号は1968年発行なので、VOL.1の開催された2017年が50年目、VOL.2とVOL.3が開催された2018年が50周年となる。
VOL.1、VOL.3は約20年ぶんの作品が展示対象となっているが、VOL.2のみ10年ぶんで、「黄金期」という名称の持つ強さを感じる。
とはいえ、当然年代をまたいで連載が続いている作品は多く、その場合「どちらの年代に展示するか、あるいは両方に展示するか」というのは、イメージにもよっていると思う。
例)1998年10号~2003年39号連載の『ROOKIES』(作者・森田まさのり)はVOL.2展示作品、1998年14号連載開始(連載中)の『HUNTER×HUNTER』(作者・冨樫義博)はVOL.3展示作品
以下は、『SLAM DUNK』の作品紹介ツイート。
各展覧会の中で、展示の扱いが大きかったり、来場者プレゼントのステッカー(後述)に選ばれていたりする、目玉的な作品(以下、目玉作品)がある。
各展覧会の目玉作品は以下のとおり。
VOL.1:『ハレンチ学園』『男一匹ガキ大将』『CITY HUNTER』『キャプテン翼』『聖闘士星矢』『キン肉マン』『北斗の拳』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『DRAGON BALL』『Dr. スランプ』
VOL.2:『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』『幽☆遊☆白書』『ろくでなしBLUES』『遊☆戯☆王』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『ジョジョの奇妙な冒険』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
VOL.3:『ONE PIECE』『NARUTO -ナルト-』『BLEACH』『HUNTER×HUNTER』『テニスの王子様』『DEATH NOTE』『黒子のバスケ』『暗殺教室』『ハイキュー!!』『僕のヒーローアカデミア』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
なにぶん2018年のことなので、社会現象を巻き起こした『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』はまだ連載が始まったばかりで、目玉作品の扱いはされていなかった(もちろん、原画の展示はあった)。
2024年現在抜群に知名度の高い『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』の名前は目玉作品リストにはないが、それ以外でも「読んだことはなくてもタイトルくらいは耳にしたことがある」作品がほとんどではないだろうか?
私はそうです。
『SLAM DUNK』も目玉作品の一角として、大きく展示スペースをいただいていた! やったー!
ジャンプ展VOL.2予告ムービーはこちら↓。
「オレたちの90's英雄、参上!!」
素晴らしいコピーだ。
メディアが今より限定されていたこともあり、90年代のジャンプの主人公たちは、確かにあの当時のみんなのヒーローだった。
映像を観るだけで、『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』が90年代の黄金期の三本柱として扱われているのがわかる。
3 ジャンプ展VOL.2について
ジャンプ展ではVOL.1からVOL.3まで、会期を前期と後期に分けていた。
後期に一部展示作品の入れ替えを行ったり、一部グッズが前期/後期限定だったりした。
VOL.2においては、以下の日程になる。
前期=先行公開日※(3月18日)、3月19日~5月7日
後期=5月8日~6月17日
※先行公開日とは……
別名・プレビューデイ。
正式な展覧会会期に含まれていないけれど、展覧会初日よりも早く展示を見られたり、グッズを購入できたりする(ただし、後期の展示原画は観られないし、後期限定グッズも購入不可能)。
内覧会の延長と思われるが、チケットは有料。
チケットは完全日時指定のため、入場が比較的スムーズ。
VOL.1、VOL.3では2日間設けられていたのに、なぜかVOL.2だけは1日のみだった。
また、ジャンプ展公式Twitterアカウントでは、カウントダウンツイート等で過去のジャンプのカラーページや表紙を投稿してくれていた。
眺めているだけで楽しいが、VOL.2の『SLAM DUNK』関連にしぼって紹介する。
缶バッジ(お星さま?)風集合表紙。
『SLAM DUNK』の単独カウントダウン登場1回目はリーゼント時代の桜木花道。
単独カウントダウン登場2回目は坊主時代の桜木含めた湘北5。
こちらの桜木は、ジャンプ展VOL.2における『SLAM DUNK』のメインビジュアルにも採用されている。
単独カウントダウン登場3回目はリーゼント時代の桜木と流川楓、赤木剛憲。
2回目からの登場間隔がやけに短い。
これは……何だろう? ガラス玉? の集合表紙。
割とおなじみのぬいぐるみ集合写真。
何というか……現代の感覚だと、ぬいぐるみのできの良さが作品ごとに如実に違っているのが見て取れる。
個人的好みで、1番いいできなのはラッキーマンかマキバオーだと思う。
どちらも造形がぬいぐるみ向けだよね。
番外。
これはVOL.1のツイートなのですが、左上に成合雄彦名義の『楓パープル』が登場。
番外その2。
ジャンプ展VOL.3で展示されていた本誌。
ジャンプ創刊50周年号ということで、「レジェンド対談」と銘打たれた『DRAGON BALL』の作者・鳥山明さんと『SLAM DUNK』の作者・井上雄彦さんの対談が掲載された。
表紙に孫悟空と桜木が登場。
《ウェルカムゾーン》~《シアターウェイティングゾーン》
前置きはここまでで、展示本編の紹介に移る。
パンフレットでは《シアターウェイティングゾーン》が《Back to 90's》と表記されている。
《ウェルカムゾーン》は、入場待機列から最初に会場に入った通路(というほど長くないが)の突き当たり部分まで。
いわば展示室の玄関。
上のツイートはJUMP Hero's Monday! (後述/以下、JHM)の『SLAM DUNK』の日の《ウェルカムゾーン》の一部である。
写真に写っていない場所も、90年代ジャンプの背表紙が壁一面ランダムにずらりと並んでいて、圧巻。
普段は、2枚の色紙展示の枠には、向かって左にジャンプ展のロゴ、右にジャンプ50周年のロゴが飾られていた。
《シアターウェイティングゾーン》は、《ウェルカムゾーン》から続く小部屋で、実質最初の展示エリアになる次の《Jump Lightning》が完全入れ替え制の映像エリアのため、入れ替え待ちの待機場所。
《シアターウェイティングゾーン》については、公式Twitterに投稿された写真で、別角度から2種類。
上のツイートの2枚目の画像をご覧いただけると想像しやすいかも知れない。
暗幕が、次の《Jump Lightning》へと続く入口になる。
下のツイートの2枚目の画像は、近づいたときの写真。
『SLAM DUNK』からは、1巻#1の10、11、15、17、21、23、26、29、32、34ページと、1巻#2の44、46、47、49、52、55、57ページの、計17ページが掲示されていた。
《Jump Lightning》
上のツイートの1枚目の画像が参考になるかも知れない。
一室すべてが映像ブースになっていて、入ってきた暗幕の向かいの壁と、スペース中央の2か所にスクリーンが設けられていて、スクリーンの前にはそれぞれ長椅子が用意されている(立ち見可能)。
最初に、入口から見て手前のスクリーンで1個目のVTRを鑑賞し、終わったら奥側スクリーン前に移動して2個目のVTRを鑑賞する……という流れ。
どちらも1度のみ鑑賞可能で、完全入れ替え制になっている。
見逃しても次の回まで留まることはできない。
1個目のVTRは、VOL.2対象作品がすべて登場するオープニングムービー。
ジャンプが最高発行部数653万部を記録した1995年3・4合併号の表紙(カウントダウンツイートの「開幕まであと3日」のもの)が映し出され、日本列島をその号のジャンプが席巻。
その後、展示作品が順にフラッシュで紹介される……という流れ。
目玉作品については、『SLAM DUNK』→『幽☆遊☆白書』『ろくでなしBLUES』→『こちら葛飾区亀有公園前派出所』『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』→『ジョジョの奇妙な冒険』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』『遊☆戯☆王』→『DRAGON BALL』、という流れ。
それ以外の作品については、目玉作品の間に複数作品が1度に一気に表示される(しかも表示時間も短い)ので何度観てもメモが間に合わなかった……。
『SLAM DUNK』は堂々の単独トップバッター!
『DRAGON BALL』は単独でのトリで、さらに2個目のVTRはまるまる『DRAGON BALL』である。
さすが、三本柱の中の大黒柱。
《Jump All Star Road Ⅰ》
こちらが、原画の展示を中心にした、本展覧会のメイン展示。
ⅠとⅡの2か所に分かれているが、おおむね連載開始順に作品が展示されている。
同じ作者が複数作品出展している場合などは調整が入るが、基本的には目玉作品以外は展示原画が4枚(見開きは2枚で1枚換算)で、そのうち2枚が前期後期入れ替えとなる形。
つまり、前期後期合わせて計6枚の原画が展示される。
目玉作品ほどではないが、通常より展示数が多めで、壁面のスペースを広く取られている作品もあったりする。
VOL.3で顕著だが、VOL.2だと『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』、『地獄先生ぬ~べ~』、『I''s』などがそれに当たる。
VOL.2の目玉9作品は、展示原画数が多いのに加え、一画を完全に作品世界に演出し、それぞれ映像演出があったり(『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』)、立体造形物が展示されていたり(『遊☆戯☆王』、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』)、特殊装飾があったり(『DRAGON BALL』、『ろくでなしBLUES』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)、特に見ごたえが増している。
『SLAM DUNK』の展示は《Jump All Star Road Ⅰ》の方になる。
『SLAM DUNK』の展示イメージとしては、上のツイートそのままと思っていただけたら。
ツイート以外にも公式サイト、パンフレット、図録などで写真が取り上げられているため、ここが恐らく『SLAM DUNK』のメイン展示である。
流川が順路手前側で、三井寿、桜木、宮城リョータ、赤木の方へと抜けていく感じになる。
当初は「流川が端なのが意外」と思ったのだが、作者がジャンプ展インタビューにて「幻の表紙写真で、桜木と流川はあえて遠いところにいる」みたいな話をしていたので、それに合わせて隣接しない場所に展示してくれたなら凝ってるな……と思った。
湘北5それぞれの完全版表紙イラストのコーナーに、それぞれの名シーンの原画を各4枚(見開きは2枚で1枚換算)ずつ展示している。
すべてモノクロ原稿で、こちらは前期後期での入れ替えなし。
モノクロ原画のうち、桜木、流川、三井の生原画は上のツイートで一部紹介されている。
流川:13巻#113の111ページ、13巻#114の140・141ページ、29巻#258の126・127ページ、30巻#262の42・43ページ
三井:8巻#71の186・187ページ、11巻#94の88ページ、28巻#248の124ページ、30巻#261の24・25ページ
桜木:5巻#36の7ページ、21巻181の45ページ、30巻#249の138・139ページ、31巻#271の42・43ページ
宮城:27巻#236の54ページ、27巻#236の63ページ、27巻#236の64・65ページ、30巻#268の157ページ
赤木:14巻#122の114・115ページ、21巻185の114・115ページ、28巻#246の85ページ、31巻#237の75ページ
ツイートで紹介されている原画のページは太字にしてみた。
『SLAM DUNK』には名場面は数多いので選出については間違いないとして、生原稿の修正の少なさに驚く。
修正があっても、枠線処理やふきだし内の処理程度で、メインで描かれているような登場人物は本当に美しい。
とりわけ、多くの原画が選ばれている対山王戦では、修正ゼロのページもあって本当に時間を忘れて見とれてしまった。
プロフェッショナルって、すごい。
展示紹介ツイートだと宮城の手元にボールがないが、実際の展示では宮城の右手は完全版の表紙と同じくボールをドリブルしていた。
些末なことだが、上のツイートの2枚目の画像、ボールのアップは恐らく当初デザインから付け足されたのであろう宮城のボールである。
ツイートやパンフレット、図録にも『SLAM DUNK』ブースの全体像の掲載はないので言葉で説明するしかないのだが、メイン展示と向かい合う壁面にも原画展示がある。
メイン展示は完全版の表紙だが、向かいの展示はコミックス21~25巻の表紙が引き延ばされて壁上部に貼られている。
メイン展示と向かい合うように、順路手前から流川、三井、桜木、宮城、赤木の順に並んでいる(鏡映しのようになっているため、メイン展示と逆並びになっている)。
順路手前側にカラー原稿が3枚展示されていて、順路奥側(赤木の下あたり)にはモニターが設置され、そこではテレビアニメ1期オープニング映像(『君が好きだと叫びたい』)がエンドレスで再生されている。
カラー原稿は、前期後期で入れ替えあり。
前期:12巻#99の8・9ページ、17巻#139の86・87ページ、31巻表紙
後期:21巻#182の46・47ページ、#267扉絵(コミックス収録なし)、31巻#276の166ページ
上のツイートの4枚目の画像で紹介されている原画は太字にしてみた。
湘北単独カラーが前期後期各1枚、それに加えて前期は海南-湘北と海南-陵南の原画、後期は湘北-陵南とポートレート絵。
ジャンプ展で展示されているのはほとんどが湘北の原画で、カラーで陵南と海南が2枚ずつ選ばれているが、ポートレート絵のおかげでメインライバルの高校のほぼすべてをカバーしている。
展示を順路どおり進んだ突き当たりに、大きなスクリーンが設けられ、ムービーがリピートされている(次の作品へ進むためには、突き当たりを右手側に折れて抜ける)。
基本的には、《Jump Lightning》以外滞在時間に制限はなく、順路を逆走しても問題はないのだが、JHM当日は、あまりの混雑ゆえにひとり1回までの視聴制限が設けられた。
ムービーは、「山王戦 47.5秒の奇跡」というタイトルののち、31巻#272の70ページ~#276の158ページまでがスライドのように流れる(コミックス準拠、ハイタッチはカラー)。
VOL.2のVTR展示は、『SLAM DUNK』の他に『DRAGON BALL』と『幽☆遊☆白書』でもあったけれど、この2作品と違って音や光の演出はない。
#275の138ページ部分でカットインのような演出、140ページでフラッシュのような演出が入るのみ。
本当にシンプルに、漫画をムービーで映し出していく……という内容だった。
でも、その淡々とした無音の雰囲気が、本当に原作準拠でとても良かった。
涙ぐんでいる人もたくさんいた。
通常時は何度でも観られるので、行くたびにしばらく居座っていた想い出が残っている。
《Jump Tornado》
ジャンプ最大発行部数653万部を記録した1995年3・4合併号を中心に、90年代ジャンプを振り返るコーナー。
《Jump All Star Road Ⅰ》と《Jump All Star Road Ⅱ》の間の展示コーナーである。
スペースの入り口正面には、成人の背丈よりも引き延ばされた1995年3・4合併号の巨大な表紙から、その号のジャンプのページがばらばらになってトルネードのように舞い上がっている(天井に吊られている)。
公式Twitterに投稿された写真で、別角度から2種類。
下のツイートは画像4枚目。
1995年3・4合併号にて、『SLAM DUNK』は何と24巻#207のオールカラーの回を任されている。
カラーっぽいページはほぼ『SLAM DUNK』である。
なお、VOL.2では写真撮影スポットがかなり限られていて、数少ない撮影可能スポットのひとつがこのJump Tornado(巨大表紙)である。
ジャンプ年表では、1995年26号の表紙にてシャキール・オニールVS桜木花道が実現したことが取り上げられていた。
《Jump Tornado》エリアには3か所にモニターが設置され、冨樫義博さん、森田まさのりさん、井上さんのインタビューがリピート再生されていた。
井上さんはFLOWERで販売されていた「SLAM DUNK Tシャツ【天才タグ】」を着用……していると思っていたんですが、私白と黒しか持っていない!
購入履歴メールを確認しても、グレーは購入していなかった……(同シリーズパーカのグレーは購入)。
グレーTシャツも販売していたのか!?
閑話休題。
井上さんのインタビューで、図録に掲載されていない発言の概要まとめ。
漫画はキャラクターを見せるもの
牧(紳一)は上から見下ろす大きな存在、桜木は汗をかいていて届かない(前期展示/12巻#99の8・9ページ)
野辺(将広)が遥か上空を見上げている、桜木の顔を大きく描きたい(30巻#249の138・139ページ)
桜木と流川は遠いところ、赤木は真ん中。桜木軍団は図々しく選手を差し置いて真ん中(後期展示/31巻#276の166ページ)
《Special Photo Spot etc…》
物販前の最終エリアで、このエリアのみすべて撮影可能。
エリアの入り口に、90’sヒーローたちが集合した巨大サイズのオリジナル表紙が展示されている。
二方向の壁には、全出展作家による巻末コメント風の作者コメントが貼られていて、漫画家さんの中にはサインやイラストを描いてくれている方もいらっしゃった。
記録のために全漫画家さんのコメントの写真を以下に掲載する。
許斐剛さん、尾田栄一郎さん、岸本斉史さん、島袋光年さん、久保帯人さんについて、それぞれの代表作はVOL.3で展示されているのだが、《Special Photo Spot etc…》のひとつ前のエリア《Jump to 2000s》にて、主に2000年代に大ヒットを生み出した上記5人の漫画家さんの、若手だった90年代の作品が展示されていた。
展示枚数は90年代作品よりも少ない3枚(見開きは2枚で1枚換算)で、そのうち1枚が前期後期展示入れ替えになる(合わせて4枚展示)。
そして、VOL.3のキービジュアルが展示されている横を通って退場、Official Shopへと抜けることになる。
ちなみに、物販のみの利用は不可で、ショップは購入後そのまま退場となるため並び直しや再入場も不可だった。
全作品を紹介していたらスペースも執筆時間も足りなすぎるので、『SLAM DUNK』に特化した記事にしたが、展覧会そのものが本当に楽しかった。
特典付きチケットが複数種類あった関係でチケットをたくさん購入したが、例によって最終的に全然足りなくなるくらい通うことになった。
展覧会自体も非常にバランスが良く、VOL.1から改善したのかな? と思われる箇所がいくつもあった。
たとえば、VOL.1だと目玉作品の展示コーナーを順路の前半に固めていて、見ごたえのある特殊展示などが順路後半ではほぼなかった。
基本、連載開始順の展示になったVOL.2は、目玉作品がある程度ばらけていて、順路を歩いていて楽しかった。
また、VOL.1だと目玉以外の作品は作品紹介のキャプションの下に原画を1~4枚展示し、それが順に壁に並んでいる……という非常にシンプルな展示がほとんどだった。
しかし、VOL.2では、目玉作品以外は、壁面の展示のはじまりにその作品のコミックス1巻の背表紙を大きく印刷し、展示ゾーンにも各作品の原稿の一部を引き延ばした絵を印刷して「ここがこの作品のコーナーですよ」というのを遠目からでもわかるようにしてあった。
コミックス1巻の背表紙のおかげで、全体的な統一感もあった。
壁面の絵も大きな一枚絵だけでなく、例えばギャグ漫画では小さな絵が壁面のあちこちに印刷されていたり、各作品に合った飽きない展示になっていたと思う。
あと、VOL.1で気になったのが、アニメ化コーナー。
展示の一角に、アニメ化された作品のオープニング映像がエンドレスで流れているコーナーがあったのだが、中央の大きめのモニターの作品のみ音声(主題歌)が流れ、周囲に配置された小さいモニターにそれ以外の作品が無音で流れている……というコーナーだったと記憶している。
中央のモニターではすべての作品のオープニング映像が順番に流れるので、目的の作品のオープニングを音声付きで観るためには、順番待ちをする必要があった。
しかし、VOL.2では、アニメ化作品のオープニングは各作品コーナーで独立して流されていて、とても観やすくなったと思う。
また、VOL.3では原画の展示に特化している感じで、ジャンプの歴史を振り返るコーナーがなくなっていた。
これについては好みの問題で、原画をたくさん観たいという人にとっては改良だろうが、せっかくの「50周年展」なのだから少しもったいない気もした。
デジタル化が大きく進んだ2000年代以降だからこそ、ジャンプも変化したと思うし、そのあたりの取り組みや実績も見てみたかった。
90年代ジャンプには、『SLAM DUNK』以外にも好きな作品が本当にたくさんある。
一般知名度はそれほどではなくても心を打たれた漫画もたくさんあって、今でも何作品もコミックスを手元に残しているし、そんな作品の生原稿を見られて胸が熱くなった。
今回改めて巻末コメントを隅から隅まで読んで、インターネットが今ほど一般的ではなく、デジタル作画などなかった90年代、どれほどの苦労をして漫画家の皆さんが作品を仕上げていたのかを感じ取って、涙ぐんでしまった。
もちろん、アナログだろうがデジタルだろうが、面白い作品を生み出し続けるのが大変な仕事であることは疑いない。
ただ、アナログ全盛期の90年代、一流の漫画家さんたちが魂を込めて一筆一筆描きあげた原画をこの目で見られるという、とても贅沢な展覧会だった。
思いのほか多くの漫画家さんたちがサインやイラストを残してくれていて、本当に嬉しかった。
私はVOL.1、VOL.3にも足を運んでいて、それぞれかなり長居したが、VOL.2は先行公開日の初回鑑賞のときに10時に入場して15時に退場するほど、空間そのものを堪能させていただいた。
『SLAM DUNK』最高……!! 90年代ジャンプ最高……!! の展覧会だった。
4 《JUMP Hero's Monday!》について
《JUMP Hero's Monday!》とは、特定の月曜日に設けられた特定作品の公式応援日である。
森アーツセンターギャラリーさんの公式ページに何と告知の跡地が残っているので、以下にリンクを貼っておく。
「週刊少年ジャンプ展VOL.2」特別開催!JUMP Hero’s Monday! | 森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY
概要についてまとめてみる。
各先生直筆・描き下ろしのサイン色紙を当日限定で展示 ※撮影可能
当日限定で各作品デザインの来場記念証がもらえる
限定グッズ(各作品3種類ずつ)の販売
各作品ごとの日程は、以下のとおりである。
4月2日:DRAGON BALL
4月9日:ろくでなしBLUES
4月16日:遊☆戯☆王
4月23日:DRAGON QUEST -ダイの大冒険-
5月7日:セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん
5月14日:SLAM DUNK
5月21日:幽☆遊☆白書
5月28日:封神演義
必ずしも目玉作品ばかりではないが、それぞれ熱心なファンがいるであろう作品が選ばれている。
平日にもかかわらず、JHM当日はどの日も朝から入場規制が行われる盛況なイベントになった。
中でも『SLAM DUNK』は、10時開場で17時台まで入場待ちの列が解消できないほどの大混雑で、私も複数回ループしたのだが、朝一(7時台から並んだ)は比較的空いていたが、2回目の11時台は入場まで1時間、物販のレジで1時間ほどかかった。
恐らく、VOL.1~VOL.3の全会期中屈指の「混雑した日」だったと思われる。
ちなみに、初回の『DRAGON BALL』から4回目の『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』までは、限定グッズの入荷数が冗談にならないくらい少なくて、当日のTwitterは悲鳴で満ちていた。
後述するが、限定グッズは缶バッジ、アクリルキーホルダー、各作品オリジナルグッズの3種類で、特に各作品オリジナルグッズは作品にもよるが「30個くらいしか入荷していないのではないか?」という疑惑を拭えなかった。
しかし、ゴールデンウィークをはさんだ2週間後の『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』以降はだいぶ改善され、レジの混雑はあったものの、在庫も午後までもっていたように思う。
さらに、後日ジャンプキャラクターズストアにてJHMグッズが全種類受注生産されることが決定し、限定グッズ問題は解決することになった。
めでたしめでたし。
①サイン色紙
《ウェルカムゾーン》のジャンプ背表紙のところに、各作品のメインビジュアルとともに飾られている。
無限に観ていられるが、混雑がすごすぎて流れていかざるを得なかったし、撮影は順番待ちができているので迅速に行う必要があった。
②来場記念証
来場記念証は、どの作品も共通して3種類の絵柄が角度によって浮かび上がる……というレンチキュラー仕様である。
3種類をどの絵柄にするかは作品ごとの個性になっているが、『SLAM DUNK』の場合、対山王戦のラストプレイ、桜木→流川のパスからのシュート、流川→桜木のパスからのシュート、桜木と流川のハイタッチ……という、あまりに最高な場面を選んでくれている。
実際の絵柄変化の様子。
サンプル動画だけど、こちらの方が画像の変化はわかりやすいかも。
③限定グッズ
グッズの項目で紹介するため、こちらでは割愛。
5 『SLAM DUNK』単独グッズ
公式Twitterでは、各作品のグッズも紹介してくれていた。
しかし、さすがに網羅はしていないので……写真で補いつつまとめようと思う。
こちらは、『SLAM DUNK』単独グッズのまとめツイート。
眺めてるだけでテンションが上がる!
今だから言える話。
私はジャンプ展VOL.2が大好きだから悪く言うのは本意ではないのですが……JHM限定グッズが最初ひどかったのは上述のとおりですが、通常グッズも大変に在庫管理がまずいことになっていた印象が強いです。
『SLAM DUNK』に限らず、相当なグッズが入荷待ち→再入荷を短い期間で繰り返し(主に会期後半にて、再入荷が見込めないグッズは「完売」表記)、会期中盤では『SLAM DUNK』グッズは数種類しか残っていないときもありました。
『遊☆戯☆王』など、単独グッズが1種類を除いてすべて入荷待ち状態のときがあって、当事者でないながら「今日行く『遊☆戯☆王』ファンは何を買えばいいんだろう……」と心配したりしたのを覚えています。
VOL.1、VOL.3はそこまでではなかったのに、VOL.2だけ在庫数を見誤ったのかも知れない……と今なら思います。
購買力のある層が、ちょうど90年代ジャンプの読者くらいの年代になっている、ということかも知れません。
当時は今ほど円安ではなかったこともあり、外国人もいないわけではなかったけれど、目立って多いわけでもありませんでしたし……。
JHMに選ばれた作品については、JHM当日に合わせて在庫復活させようとした努力が見受けられましたが、入荷当日に即入荷待ち(ひどいものだと完売)になってしまったものもあり……なかなか難しいなと。
現役連載作品の多いVOL.3と比べると、ジャンプショップなどの実店舗で余剰分の在庫を大量に販売することも難しく、控え目な在庫量になったのかも知れませんが。
※紹介順はサイト掲載順になります
※公式サイトのグッズ紹介文のメモが残っていたので、ツイートで紹介されていないグッズはそちらも合わせて記載します(ツイートの紹介文は基本的に公式サイトの紹介文と同じです)
※金額は2018年時点の税込金額で記載をしています
《ポストカードセット》 900円
9巻表紙、1997年度カレンダー表紙、28巻表紙。
封筒はバスケットボールっぽい加工紙に、作品名やボールのライン、裏面の展覧会ロゴは透明箔押し。
《ジグソーパズル》 3,900円
画集1描き下ろし22・23ページ。
会期中に『SLAM DUNK』グッズで真っ先に売り切れ、その後何度も入荷待ち→再入荷を繰り返した人気グッズ。
ポスター代わりに他校ファンが購入したと思われる。
保存用と制作用に2箱購入したが、5年以上経った今も手付かずのまま手元に残っている……。
《iPhoneケース》 2,400円
27巻#234の7ページ。
iPhone8用スマホケース。
これを使いたくてiPhone8に機種変更して、何なら今でも愛用している。
おかげで大切に使おうという意識になって、約5年間バッテリー交換もせず現役である。
塗装は剥がれてきたけれど、スマホを大事に使いたいという気持ちにさせてくれるアイテムだ。
珍しいイラストチョイスなのも嬉しい。
《フレーム切手セット》 3,300円
切手本体は、完全版1~3、5、6、8、10、13、22、23巻(湘北5、藤真、牧、仙道、河田兄、沢北)。
切手シート上のステッカー部分は31巻、クリアファイルは30巻。
私の最推しグッズ。
まず切手というのがなかなか発売のないアイテムなので嬉しい!
62円切手(現在、使用するなら切手を足す必要がある)×10枚なのだが、湘北5に加えて藤真健司、牧、仙道彰、河田雅史、沢北栄治という、「作中で明確に湘北5より格上扱いされていた5人」が選抜されている。
人選が完璧すぎる。
切手上部には31巻のステッカー、クリアファイルは30巻表紙と、何から何まで完璧。
正直、行くたびに在庫があれば買い足していた。
たくさん手元にあるが、あればあっただけ嬉しい。
こちらも何度も入荷待ち→再入荷を繰り返した人気グッズ。
《名台詞チャーム》 800円(全10種類)
BOX販売あり、1箱8,000円(BOX特典等はなし)。
『SLAM DUNK』単独グッズ唯一のブラインド商品だが、BOX販売があったことで救われた。
こちらのメンバーは神奈川選抜で、上述のフレーム切手から河田兄と沢北がout、木暮公延と清田信長がin。
小さいサイズで可愛いからか、早々に入荷待ちになり、JHM当日に在庫復活したものの、当日午後までもたなかった……。
ちなみに、私の購入したチャームの中に、流川の背番号に桜木の台詞がくっついているものがあった……ある意味レアである。
《スライダーポーチ》桜木花道/炎の男 三っちゃん 各1,000円
桜木が10巻148ページ、三井が17巻#149の120ページ。
比較的長く在庫がもったグッズだったが、炎の男 三っちゃんは会期終盤に完売していた。
《マグカップ》湘北Ver./花道&安西先生Ver. 各1,200円
上のツイートの画像1枚目の向かって右が湘北Ver.。
写真ではわかりづらいので、湘北Ver.の絵柄について詳細を記載する。
S=赤木 31巻#270の11ページ
L=三井 26巻#226の33ページ
A=木暮 21巻#182の64ページ
M=バスケットボール
D=安西先生 29巻#252の21ページ
U=宮城 27巻#236の56ページ
N=流川 29巻#260の167ページ
K=桜木 30巻#264の68ページ
底=27巻#241の148ページ
花道&安西先生Ver.は、デザイン的に左利き用な気がする。
本体が22巻#194の118ページ。
底の元絵がぱっとわからないので、ご存じの方がいらっしゃれば教えていただきたいです。
例のごとく、2種類とも長らく入荷待ちの時期があった。
《おてだま》花道/流川/赤木/三井/宮城 各800円
グッズが発表されたとき、「おてだま?????」となった。
原作のデフォルメ絵とも全然違うし……ただ、手に入れてみるとやはり可愛く思えてくる。
ちなみに、サイトでは上記のように《おてだま》の紹介文がキャラクターによって異なっていたのだが、みんな「見た目はゆるくても~」なのに、流川だけ「見た目は可愛くても~」なあたり、担当者のこだわりを感じる……。
流川だけ、わざわざ「可愛らしいおてだまになって登場!」と、文字数を増やしているし。
会期序盤を除いてなかなか5種類在庫がそろわず、購入を見合わせた方も多かったのではないだろうか。
赤木おてだまは、唯一JHMに在庫が復活しないまま完売になってしまった。
逆に流川おてだまは、会期途中で「入荷待ち」ではなく「完売」表記だったものの、なぜか完売表記のグッズで唯一在庫が復活していた。
謎だ。
《ハンカチ》 1,500円
25巻#221の111ページ。
《プレート》花道/流川/仙道/藤真 各1,500円
桜木が24巻#209の63ページ、流川が23巻#204の135ページ、仙道が17巻#144の7ページ、藤真が10巻#86の127ページ。
それぞれのイメージカラー(?)に補色っぽい差し色でプリントしたプレート。
『SLAM DUNK』グッズで最初に情報解禁された……が……「藤真!!??」と思ったのは私だけではないはず。
他作品含めグッズ化されたキャラクターのほとんどが主人公やライバル、マスコットだったりするのに、単独グッズを勝ち取った藤真さまさすがです……。
しかも4種類のプレートのうち最初に完売していた。
《原画風クリアファイル》 600円
8巻#71の187ページ。
他作品でも《原画風クリアファイル》は発売されていたけれど、なぜか『SLAM DUNK』のみ「会場限定発売」の記載があり、事実後日の通販等のラインナップにはなかった……。
本当になぜ????
《クリアファイル》花道/流川 各400円
桜木:完全版24巻表紙、1巻#5の114・115ページ、15巻#131の114ページ、28巻#243の14ページ、30巻#264の76・77ページ、30巻#269の194・195ページ、31巻#270の26ページ、31巻#276の185ページ。
流川:完全版2巻表紙、1巻#2の57ページ、13巻#112の97ページ、20巻#106の117ページ、24巻#208の43ページ、26巻#228の70ページ、29巻252の11ページと12ページ。
「こんなに素晴らしいグッズが400円(2018年当時)でいいの……?」と思ってしまうくらい最高のグッズ。
格好良くていつまでも観ていられるし、桜木と流川が対になっているのもいい。
同数で手元に置きたいアイテムなので、両方そろって在庫があるときは行くたびに購入していた。
《ボールペン》 600円
27巻の46ページ。
デフォルメ絵がめちゃくちゃ可愛いからか、会期序盤に入荷待ちになり長らくそのまま、JHMに合わせてようやく在庫復活した。
珍しい感じのグッズでとても可愛い。
《チケットファイル》 400円
完全版24巻表紙、疑似チケットは28巻表紙。
私の二推しグッズである。
おまけで、インターハイ2回戦の湘北-山王のチケットがついてくる!
実用的だし、信じられないほど手ごろだし、こちらも在庫があるときは毎回購入していた。
ちなみに、フリマサイトなどで同じデザインの「湘北-山王以外のチケット」が出品されているのを見かけたことがありますが、海賊版です。
未開封の状態だとチケットが表から見えるように封入されているので、ブラインドアイテムでもありません。
余談だが、ジャンプ展ではVOL.1~VOL.3のすべてで公式グッズとして《チケットファイル》が販売されている。
VOL.1が『北斗の拳』と『聖闘士星矢』、VOL.2が『DRAGON BALL』と『SLAM DUNK』、VOL.3が『ONE PIECE』と『NARUTO -ナルト-』なのだが、VOL.1とVOL.2のおまけはすべて作中の大会等の疑似チケットなのに、なぜかVOL.3だけ普通のブックマーク(栞)になっていた。
もちろん疑似チケットもブックマークではあるのだけれど、何となく、普通のブックマークより疑似チケットの方が燃えない? と思うのだが……(実際、VOL.1でもVOL.2でも《チケットファイル》は全作品購入したが、VOL.3は購入を見送ってしまった)。
《B2ポスター》桜木花道Ver./湘北Ver./ポートレートVer. 各1,200円
桜木花道Ver.:WJ1993年3・4合併号カレンダー
湘北Ver.:27巻表紙
ポートレートVer.:WJ1993年#267扉絵
先行公開日にひととおりのグッズを購入したのだが、《B2ポスター》ポートレートVer.のみすでに入荷待ちで絶望した想い出……。
さすがに先行公開日のグッズ在庫は別で管理されていたらしく、翌日の会期初日に無事購入できた。
会期中、入荷待ちになっていたのは湘北Ver.。
部屋に飾るよう薦めた担当者は見る目があると思うくらい、ポスター映えするイラストである。
《ボクサーパンツ》Mサイズ/Lサイズ 各2,400円
1巻#8の176ページ。
Lサイズの方が先に完売したのが意外だった。
《Tシャツ》Sサイズ/Mサイズ/Lサイズ 各3,700円
このロゴ、最高では!?
まさに90年代を駆け抜けた『SLAM DUNK』という感じで……。
ちなみに、このTシャツの桜木のイラスト、出典がぱっと思いつかないのですが、わかる方がいらっしゃったら教えていただけると嬉しいです。
《A 複製原画》 42,000円(前期限定)
31巻表紙。
先払いの受注生産で、後日郵送で家に届く高額商品にして、『SLAM DUNK』唯一の前期限定グッズ。
昨今だと別途送料だったりすることも多い気がするが、ジャンプ展は送料込みである(ただし、海外への発送は非対応)。
また、《複製原画》は会期終了後のグッズ受注販売のラインナップにはなかったので、本当に前期限定の一品だった。
今なお注文用紙の控えを取ってある。
《B 複製原画》 54,000円(後期限定)
31巻#276の166ページ。
Aと同様、先払いの受注生産で、後日郵送で家に届く高額商品。
『SLAM DUNK』唯一の後期限定グッズ。
昨今だと別途送料だったりすることも多い気がするが、ジャンプ展は送料込みである(ただし、海外への発送は非対応)。
また、《複製原画》は会期終了後のグッズ受注販売のラインナップにはなかったので、本当に後期限定の一品だった。
今なお注文用紙の控えを取ってある。
『THE FIRST SLAM DUNK re:SOURSE』の「井上雄彦ロングインタビュー 後編」の、作者の写真の背景に飾られている額入りの絵は、恐らくこのグッズだと思われる。
個人的に、『SLAM DUNK』のカラーイラストを高額複製原画にするなら、31巻表紙、幻の表紙写真、桜木と流川のハイタッチのほぼ3択だと思うので、外さないチョイスだなーと思った。
ハイタッチの方はJHMの来場記念証にしているし、ファンの期待に応えてくれたグッズラインナップだと感じた。
ちなみに複製原画については、推しグッズ云々ではなく、別格扱いである。
《缶バッジ2個セット》 700円
21・22巻表紙。
台紙は全作品共通。
JHM限定グッズ1。
各作品のキャラクター選出ラインナップを見ると、面白いなーと思う。
主人公+ライバルの『DRAGON BALL』『SLAM DUNK』。
主人公+相棒・親友の『遊☆戯☆王』『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』『封神演義』。
主人公+マスコットの『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』。
『ろくでなしBLUES』は四天王、『幽☆遊☆白書』は主人公チームの4人がそれぞれ選抜されているけれど、『ろくでなしBLUES』が主人公単独+他3人なのに対し、『幽☆遊☆白書』はバディ扱いになりがちな2:2に分かれている。
杓子定規じゃないキャラクター選抜が垣間見えて嬉しくなって、結局後日の通販で全種類購入してしまった……。
《アクリルキーホルダー》 600円
22巻の48ページ。
JHM限定グッズ2。
エピソードの合間の○を生かしたデザインがとてもいい。
JHMグッズは、大体がオリジナルグッズ→缶バッジ→アクキーの順に売り切れていたけれど、『SLAM DUNK』と『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん』だけは缶バッジより早くアクキーが売り切れていた。
この2作品のアクキーは、確かにアクキー映えするイラストが選ばれている。
……今読み返すと、グッズ紹介文がアクキーだけやけに雑だな……。
《クリアボトル》 1,500円
27巻#241の164ページ。
最後の最後に解禁された、JHM限定グッズ3。
私の三推しグッズでもある。
ジャンプ展VOL.1のグッズラインナップには、クリアボトルがなかった。
VOL.2で《クリアボトル》がグッズとして発売されたのは『SLAM DUNK』だけで、スポーツ漫画だからということを尊重して新規グッズとして採用してくれたのでは、と想像している。
きっとその流れを汲んだのだろう、VOL.3で主にスポーツ漫画のグッズで《クリアボトル》が発売されたのも嬉しかった。
6 作品集合グッズ
複数作品のグッズの中の一角に『SLAM DUNK』が混ざっているものもあったので、可能な範囲で紹介する。
※一部除き、紹介順はサイト掲載順になります
※金額は2018年時点の税込金額で記載をしています
《週刊少年ジャンプオールスターくじ -90年代ver.-》 700円(全20種類)
シールが21巻#182の46・47ページ、名場面シートが31巻#276の185ページ。
根付はリーゼントの桜木。
「BOX買いさせてくれ!!」と泣きが入った『SLAM DUNK』唯一の完全ブラインドアイテム。
毎回上限買い続けて、n回目でようやく自引きできたときの安堵……。
あれだけ買ったのに、自力コンプどころか3種類自引きできなかったのも我ながら驚きだった。
親切な方に交換いただけて、20種類コンプできた。
名場面シートに最終巻ラストシーンを持ってくるのは、本当に、ずるいと思う。
《週刊少年ジャンプ オールスターカードコレクション VOL.2》 300円(1袋4枚入り、全50種類)
2-14 R(キラ):WJ1994年21・22合併号表紙(裏面はWJ1995年36・37合併号表紙と31巻#275の138・139ページ)
2-15 N(ノーマル):1巻表紙(裏面は13巻中表紙と1巻#5の114・115ページ)
2-16 N(ノーマル):WJ1993年3・4合併号カレンダー(裏面はWJ1994年11月号表紙と15巻#131の124・125ページ)
BOX販売あり、1箱6,000円(BOX特典等はなし)。
キラカード(レアカード)が20種類なので、BOX買いすれば自動的にコンプできる優しい仕様である。
全50種類のカードのうち、『DRAGON BALL』、『SLAM DUNK』、『幽☆遊☆白書』、『ジョジョの奇妙な冒険』は3種類ずつカードがあったり。
《「週刊少年ジャンプ50周年展VOL.2に行ってきました」クッキー》 1,200円
クッキーの写真も箱の写真も撮り忘れたが、包装紙を未だに取ってあった。
こういうところだけは自分が信頼できるが、開封に若干失敗しているところは自分が信頼できない……。
中身は、ジャンプ展ロゴとジャンプの海賊マークの2種類のプリントクッキー。
《公式パンフレット》 500円
パンフレットは収録原画こそ少ないけれど、基本的に《Jump to 2000s》含む全作品を網羅している。
オールカラー36ページでワンコインは破格では?
《公式図録》 3,500円
サイズ比較のため、パンフレットと並べてみた。
記憶が曖昧だが、確か会期途中で販売が開始されたような気がする。
(追記:未だに残していた当時のレシートを確認したところ、後期展示期間になって最初に入ったタイミングで購入していた)
インタビューは、当時ジャンプ誌上にも掲載されたものを再編したもので、井上さんのインタビューも収録されている。
《「週刊少年ジャンプ」レジェンドリーポストカードセット VOL.2》 12,000円
《週刊少年ジャンプ50周年展 VOL.2 額装版ピンズ》 55,000円
買えなかった……!!
ポストカードセットの方は迷っているうちに完売してしまい、再入荷も事後通販もなく……迷わず買っておけばよかった。
ピンズセットはお値段を見てさすがにためらってしまった。
「《B 複製原画》より高い……!」と。
所持している方、いらっしゃいましたら情報をいただけますと嬉しいです。
7 チケット他
ここでは、特殊デザインだったり特典の付いたりしたチケットのみ紹介する。
通常の前売券、当日券、枚数限定の前売優先入館券なども販売していた。
限定ピンズセット付前売券 9,500円
セブンネット限定のピンズ付き、限定デザインの前売券。
ピンズセットは、目玉9作品のジャンプ表紙をピンバッジにしたもの。
実物は、額の下枠に「LIMITED EDITION No.XXX」の刻印あり。
向かって左上のジャンプ展ロゴ、向かって右下の50周年ロゴはバッジではない。
『SLAM DUNK』はメインビジュアル扱いの1994年11号の表紙。
特製プリント付前売券 2,000円
チケット1枚につき、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を除く目玉8作品+『封神演義』の全9作品から1作品のジャンプ表紙を選んでプリントできる予約番号付きの前売券。
プリントはセブンイレブンのマルチコピー機を使用した写真サイズのもの。
チケットのデザインは通常のものと同じ。
『SLAM DUNK』は、1995年35・36合併号の表紙だが、さすがにボール部分のキラは再現できていなかった。
特製プリント付当日券 2,200円
チケット1枚につき、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』を除く目玉8作品+『封神演義』の全9作品から1作品のジャンプ表紙を選んでプリントできる予約番号付きの当日券。
プリントはセブンイレブンのマルチコピー機を使用した写真サイズのもの。チケットのデザインは通常のものと同じ。
『SLAM DUNK』は、1993年11号の表紙。
ジャンプフェスタ2018限定前売券 2,000円
買えなかった!!
買えた方がうらやましい……!
限定デザインのチケットと、ジャンプの海賊マークのピンズ1個がセットになったチケットだそうです(写真3枚目)。
来場者プレゼント
目玉作品のICステッカーである。
『SLAM DUNK』は、メインビジュアルでもある1994年11号の表紙。
ランダム配布に泣いた……かろうじて自引きできた。
こちらは、結局コンプできずじまいだったな……。
色の割り宛てが結構意外なイメージの作品もある。
それこそ『SLAM DUNK』のピンクとか。可愛いけれど。
8 その他イベント
《JUMP 90' CAFE》
森アーツセンターギャラリーと同フロアにある『Cafe THE SUN』において、展覧会期間中限定で実施されたコラボカフェ。
こちらも、何と森アーツセンターギャラリーさんの公式ページにメニュー詳細が残っているので、リンクを貼っておく。
「週刊少年ジャンプ展 VOL.2」とコラボレーション!期間限定「JUMP 90’s CAFE」が登場! | 六本木ヒルズ ミュージアム・展望台 - ROPPONGI HILLS MUSEUM
カフェは、ガラス張りのおしゃれなつくりになっているのだが、そのガラス部分に各作品の線画が大きく張られていて、本当にスタイリッシュだった。
外観だけでなく、テーブルも90年代作品のコマが貼られていて、空席があれば好きな作品の席を選ばせてもらえる。
『SLAM DUNK』からは6枚のコマが各所のテーブルを彩っていた。
安西先生がやけに推されているのは理由があって……
コラボメニューは全15種類。
そのうち前期後期限定メニューも2種類ずつあったが、『SLAM DUNK』のコラボメニューは通期の1種類で、その名も『安西先生のタプタプリン』。
お値段1,380円。
お皿を揺らしてタプタプする動画が何気にバズった。
2段のミルクプリンの上段の、加食性フィルムに安西先生の顔がプリントされている。
プリンの間にはカスタードクリーム、下段のプリンの下にはスポンジ、周りにはいちご、オレンジ、キウイなどのフルーツと砕いた焼き菓子(不勉強で名前がわかりません……)。
さらに、小さなマドレーヌ(?)のバスケットボール付きという、豪華で可愛いデザートプレート。
すごく可愛いし、ミルクプリンと砕いてある焼き菓子がとても好みの味で、立ち寄るたびに注文していたけれど全然飽きなかった。
個人的にコラボカフェというものが大好きなので、『SLAM DUNK』を素敵でおいしいメニューで表現してくれて本当に嬉しかった。
この手のノベルティはランダム配布というのがものすごく多いと思うのだが、ジャンプ展は大変良心的で、頼んだメニューの作品コースターが確定でいただける。
毎回『安西先生のタプタプリン』を頼んでいた関係でデザートが進まず、全メニュー制覇できなかった(=コースターをコンプできなかった)のが心残り。
でも、あまりにおいしくて……。
《週刊少年ジャンプ展新聞号外》
何と、ジャンプ展初日のみの配布である。
告知は当日、公式Twitterでのみ。
そして、展覧会開幕日は3月19日月曜日……あまりに無情……(むしろ、事前告知なしでよく1日限定配布しようと企画したな……と思う)。
というわけで、後日公式サイトで4紙とも期間限定公開された。めでたしめでたし。
『SLAM DUNK』の記事については、実は「これ間違いでは?」というような箇所がある。
後日公式Twitterで訂正が入ったような記憶がうっすらあるのだけれど、今検索してみても見つからなかった。
公式サイトでの訂正だったのかも知れないし、そもそも存在しない記憶かも知れない。
でも、湘北が王者・山王を全国大会の緒戦で破ったら号外が配られるくらいのニュースになるかも知れない、と思うと、わくわくする。
そういう意味では楽しいイベントだった(ただし事前告知なしはダメ、絶対)。
9 おわりに
公式アカウントのツイートをまとめるだけのつもりが、ついつい詳細なデータがつくりたくなって、あれもこれもと書き足してしまったうえに、写真も貼りまくってしまった。
こんなはずでは……。
とはいえ、購入できていないグッズやチケットなどもあるので、それらについての情報はいつでも求めています。
その他イベントに書くほどではなかったけれど、ジャンプ展VOL.2開幕の2週間ほど前に、公式サイトで『90's フキダシ超難解クイズ』というゲームが公開されていたので紹介してみる。
名前のとおり、VOL.2対象作品に登場する「フキダシ」だけを見て、何の作品か当てるというクイズなのだけれど……これが尋常じゃなく難しい。
枠線の中に浮かぶフキダシだけで「何の作品だ?」って訊かれても……という感じ。
さすがに『SLAM DUNK』は全部わかったが、読んでるのに間違えた作品も結構あった。
ただ、フキダシに手書き文字がかぶっているとその文字もついてくるので、
それがあるとかなりのヒントになった。
救いは、二択クイズで選択肢は常に同じなので、1度問題に出くわせば回答した時点で正解はわかるのだが……100問連続正解でクリアなので、とにかく根気が必要!
最後の方になると、問題の難易度以上に集中力との戦いになった記憶が(私は多分5回くらいタップミスで間違えました……)。
一応全問正解するまでやりました……。
ちなみに、『SLAM DUNK』から選抜されたフキダシは、桜木のフンフンフンディフェンス、三井の「バスケがしたいです……」、決勝リーグ対陵南戦の「勝ァつ!!」、対山王戦の「座れと言っとるのが聞こえんのか?」、同じく対山王戦の「ダンコ桜木!!」の5種類だった。
全部特徴ある。
あと、残っているメモによると間違いの選択肢の中に『SLAM DUNK』はなかったので、選択肢に『SLAM DUNK』が登場したらそっちを選択すれば正解だったらしい。
『SLAM DUNK』からは結果画面にこのキャラクターが登場。
結果画面の下の方に「ジャンプ展豆知識」というコーナーがあり、『SLAM DUNK』について見つけた豆知識はこれだった。
他にも、創刊号~最新号までのジャンプが読み放題の『ジャンプ図書館』が期間限定でオープンしたりしていたけれど、VOL.1とVOL.3でうらやましかったのは、コラボ企画として東京メトロスタンプラリーが開催されたこと!
どちらも、東京メトロの20駅に設置された20種類のスタンプのうち6種類集めるとオリジナルステッカーがもらえ、コンプリートするとオリジナルクリアファイルがもらえるという。
VOL.1で見かけてすごく楽しみにしていたのだけれど、VOL.2だけ夏休み期間中でないからなのか、飛ばされてしまった……。
6年近く前だというのに、今なお楽しい想い出がいっぱい詰まったジャンプ展VOL.2。
何となく想像していたボリュームを大きく超えた文字数になり、写真も思いのほか増えた。
でも、とりあえず満足した。
自分で見返す・読み返すためにまとめた記事ですが、もしも私以外にも興味を持ったり懐かしく思い出してくださる方がいらっしゃったら嬉しく思います。
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