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多数派だという自覚(人種の話)

8月2日。
前日とは打って変わって全然眠れなかった。全く眠れる気配がなかったので諦め、2時頃に起きて漫画を書く。その後も、寝たり起きたりしながら作業。

夕方、ラッパーのmoment joonがTwitterのスペースを開いていたのを聞く。
タイトルは「非白人外国人として日本で生きること」。ざっくり言うと、日本における白人至上主義や、非白人への差別的な態度…というような話。
全体的に、非常に考えさせられる内容だったんだけど、特に
「日本人は、中国人、韓国人、日本人…というのは分けるけど、白人については国籍とかじゃなくて「どこか遠くの白人ランドから来た人」みたいに捉えている人が多い」
というような話にハッとした。
(私ではうまく説明できないので、極端な書き方になってしまうのですが)外国人=欧米圏の白人=かっこいい、みたいな図式って、日本では珍しくないと思う。雑誌や広告を見ていればわかる。
他人事で批判をしてるんじゃなくて私自身、その思考を刷り込み的に持ってしまっている自覚がある。

人種や国籍での差別というのは、我が事として考えてきた経験値が少なすぎて、意識してないと自分に差別的な感情があることすら忘れそうになる。それは、自分が、日本人の両親の元で生まれ育ち、日本で暮らしてきた日本人…というこの国においては圧倒的なマジョリティだからだ。

人をカテゴライズするとき/しないときは何が違うのか?誰の何のためのカテゴライズなのか?というのは、しつこく気にしていきたいな…。
意識しても完璧に公正であるというのは難しいだろうけど、意識しなかったら本当に全然余裕で、なんなら少し笑ったりもしながら見えない苦しみについて「まあ、それも仕方なくない?」とか言ってしまう、きっと。

「道がありません」って何だ 「数が足りません」って何だ 
いつもの言い訳の代わりに俺は今マイクを掴んだ
君も見せてくれよ こぶし
スカイツリーじゃなくて君が居るから日本は美しい

Moment Joon - TENO HIRA

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