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電子ピアノとアコースティックピアノとの違いについて

こんにちは、ときたゆうです。
私が大人ピアノを再開するにあたり購入したのは、電子ピアノ(YAMAHA・Clavinova[CLP-675])でした。

今回は、この電子ピアノを1年半 使用した時点での、感想を書きたいと思います。

結論から言うと、
YAMAHA・Clavinova[CLP-675]は、電子ピアノの中でも、かなりグランドピアノ音とタッチ感度を再現できている優秀な商品だと思うが、、、

それでもやはり、アコースティックピアノとは、違う・・・(涙)

です。

私は、自宅では電子ピアノでヘッドホンをつけ練習し、レッスン日には、ピアノ教室に置いてある、アコースティックピアノ (2種、写真参照 ↓ )

グランドピアノとアップライトピアノ


で、先生の前で演奏し、練習の成果を見てもらうのですが、
音の響き方と打鍵感覚、ペダル感覚などが、
電子ピアノとアコースティックとでは異なるため、
いくら自宅の電子ピアノで上手に弾けても、先生の前でも同じ演奏が出来るとは限りません。

簡単な練習曲などではさほど気になりませんが、まだ指の動きが成熟していない私のレベルですと、繊細な弾き分けを求められるような曲になると両者の違いが演奏に影響を与えます。

もちろん、アコースティックピアノの中でも、グランドピアノなのかアップライトピアノなのか、また、調律次第でも、それぞれ個性があるので、アコースティックピアノならば全て同じ、ということでもないんですけどね。

そういえば、ピアノの発表会の時、しばしば、高級ピアノが用意されていますが、これも、良い意味で、練習用のピアノとは異なる音の響きと鍵盤の触感、打鍵感覚を与えるので、良くも悪くも“調子が狂う”という部分は多少あるかと思います。

発表会用の曲の練習をし始めた頃、
結局、本番で使用するピアノ感覚により近い状況でのリハーサルを重ねた方が有効だと判断し、自宅の電子ピアノでは主に暗譜の練習を集中的に行い、
細かいタッチの調整や音の響かせ方、ペダルの練習などは、ピアノ教室のグランドピアノをレンタルして別途練習を行いました。

そして、今日も、自宅の電子ピアノで基礎練習をすませた後、ピアノ教室に出向き、練習ブースにこもって、今練習中の「もみの木(シベリウス)」を弾いてきました。

「この、ピアノの音の響き、音のパワーって、一体、なんなんだろう?」

毎回、アコースティックピアノに触れるたびに感動します。

音に吸い込まれて、無我の境地に達する感覚・・・
これは電子ピアノのヘッドホンからの音では、味わえない境地です。

グランドピアノが家に欲しいよぅ・・・

おっと、、
アコースティックピアノの良さばかりを強調してしまったかもしれませんが、電子ピアノの良いところも、たくさんありますよ!

〈 電子ピアノの良いところ 〉

① お値段に幅があり、購入しやすい!
 ーピアノを長く続けられるかどうか分からないという方には、
  最初のハードルは低い方が安心ですよね。
② 場所を取らず、部屋に馴染みやすい!
 ー木製や、白の電子ピアノなどもあります。
③ 集合住宅でも使用可能なことが多い!
 ーピアノ可の賃貸物件は、かなり少ないです。
④ ヘッドホンをつけて何時でも練習できる!
 ー打鍵音が階下に響かないよう防振絨毯を敷いたりなど、ケアは怠らず。
⑤ 調律不要!
 ー調律せずとも、音が狂うことはありません。
⑥ 自分の演奏を楽器本体とUSBに録音できる!
 ー連弾の曲を練習している時に便利だなと感じたのですが、
  相手のパートを一度自分で弾いて録音し、その音源に合わせながら
  練習することが出来ます。
⑦ ピアノの音色が選べる!
 ー様々な種類のピアノの音色の他にも、エレピ・オルガン・ストリング 
  ス・ベースなど幅広くあります。(※機種によりけりですが)
  元がオルガン楽曲である練習曲などがたびたび登場するので、
  練習中、気分転換にオルガン音に変更し、雰囲気醸し出して
  楽しんだりしています。


まとめますと、
アコースティックピアノ購入へのハードルがある場合は、
まずは電子ピアノを買って、ピアノの腕を鍛錬し、
これからも続けていきたい想いや、ピアノに向き合う覚悟、スタンスが明確になったら、好みのアコースティックピアノを手に入れる・・・というのが、良いのかなあー  
と、いうのが、1年半電子ピアノにお世話になった感想です。

その場合は、正々堂々とピアノを弾ける環境(ピアノ可の物件)もセットになるので、かなりハードル高そうですが、、、

いつか、アコースティックピアノを手に入れること。

これは、私の、叶えたい夢の一つです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。


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