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みゆりんの夢、かないました!
10年前ぐらいに自分の今まで生きてきたことについてちょっと書いてみたいと思った。
実は友人のお姉さん(といっても実は私とタメなのだが)の日本でのお仕事がキャラクターなどのデザインをされていたとのことで、イラストがとても上手で私の本の表紙を作成してもらったことがあった。
そのころは自費出版には数十万円単位のコストがかかった。でも、自分が生きてきた証が残るのは悪くないな、と思ったのだった。
素敵な表紙を書いていただいたものの、実は私はたった一文字も書き始めていなかった。
そのころは日本語教師の仕事でいろいろな意味でいっぱいいっぱいだったから、はっきりいって時間の余裕も気持ちの余裕も原稿を書き始める余裕もなかった。また、どのように進めていけばいいのかも全然わからない。
時はたって、私も少し自分の仕事に余裕を持てるようになった。知らない間に若い先生を指導をする立場にもなってしまった。
そして、また自分の人生を振り返る時がきた。
そんな時にライティングの女神、野口真代先生に出会ってしまった!自分が教師だから、「あ、この先生の情熱すごい!」とほれ込んでしまった。ほんのお試しの短い講義なのに、どこまでも自分の持てる知識を惜しまずに放出している。ズームでディスプレイを通してなのにすさまじい熱量を感じた。
そして、この先生につけば、私の本を出すという夢が叶うにちがいない、と確信した。今年(2021年)の1月から3月までのライティングのコースに迷わず申し込んだ。私たちの期は第三期。現在はもう五期が始まっている。
講義はすごく面白かったし、毎回自分の知らなかったことを学ぶことができた。たくさんの新しいことにも挑戦しなければならなかった。とても新鮮な気持ちになれたと同時にICT音痴の私には何がなんだかよく分からない、という事も一度や二度ではなかった。
課題が全然提出できず自分にイライラした。同期の優秀な仲間が次々に課題をクリアし、どんどん成長していく姿を見て、あああああ!私、なんでこんなとこでつまづいているの!と劣等感をひしひしと感じた。
けれども、そんな私を救ってくれたのも同期の仲間たちだった。大人になってこんなにあたたかい環境で一緒に勉強できるなんて。お互いに励ましあい、共有しあい、Giveの精神で助け合った。
そして、何とか電子書籍を出版することができた。
これは私にとって本当に大きなことだった。まずは自分の夢を叶えられたということ。シンプルにうれしかった。そして、ひとつ、大きなことをやりとげられたこと。自分で言うのも何なのだがひとまわり成長したように思う。
既に私の電子書籍を読んでくれた方々から、以下のようなすごくいいフィードバックをいただいた。
すごく読みやすかった、構成が良かった(ちゃんとつながっていた)、各章後に書いた「私の学び」が良かった、私以外でメルボルンで活躍する方へのアンケートが本の内容に厚みを持たせていた、全員プレゼントも良かった、とうれしいコメントをいただいた。(もちろん☆星ひとつを下さるような読者様もいらっしゃるかとは思う。この場合は真摯に受け止め、改善しようと思う。There is always room for improvement!)
本を書くことは本当に大変だった。けれども、このようなポジティブな意見を聞いた時に大変だったことが何もかもがふっとんで、私自身があたたかいエネルギーにかこまれたような感じだった。
このような経験ができたのも、ライティングカレッジの野口真代先生のおかげである。何か学ぶことがあればやはり素晴らしい指導者の下で学びたい。野口真代先生のご指導があってこそ、これを成し遂げることができたのだ。
まよまよ先生、本当にありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくおねがいいたします。
まだ、この一歩は私にとって小さい一歩かもしれないけれど、私の未来を変える一歩だと私は信じている。
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