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海外生活と料理とわたし。

ワーキングホリデーで何が一番困ったかというと、私は料理ができなかったこと。最初のディスティネーションはニュージーランドの北島にあるオークランドだったのですが、その当時オークランドには確か4つか5つしか日本食の料理のお店(テイクアウェイ、レストラン含む)がありませんでした。(今はいくつぐらいあるのでしょうか。)

まあ、その情報はインターネットなどなかった頃の話。寿司だって、こんなに世界中を凱旋しておりませんでしたし、海苔だって「なんだあの黒いもんは?」の世界でした。

もちろん、私は若かったし、なんでも食ってやる~~~!と思っておりましたが、記憶に残る限り、日本食料品店もなく、買えるのはチャイニーズ食料品店にわずかにある、醤油、酒、みそぐらいでしょうか。母が時々日本食料品を送ってくれたな。うれしかったし、ありがたかったな。

でも、そんな私がニュージーランドで生きていられたのは、日本料理のレストランでアルバイトをしていたから。焼き鳥が煮鳥だったけどね。シェフの皆さんは全員日本人、マネージャーも日本人!レストランの中は日本だったのですよ。実はこのレストランは日本の機内食の会社TFKインターナショナルというフライトミール(機内食)の会社が出店したレストランで、JALのファーストクラスのフライトミールを作っていました。

このレストランのバイトでのスタッフのまかないが私を救ってくれました。夜のスタッフの食事は次の3つから選べました。1.お弁当 2.ブレークタイム10分間でかき込みご飯 3.お店が終わってキッチンスタッフと一緒に食事。(ゆっくりはできますが、家に帰るのがかなり遅くなります。次の日が早いとかなりキツイ!)これは本当にありがたかったです。

なんてったって自分で作るの大変だもの。食材をそろえ、限られた家の調理器具じゃかなりハードル高いよね。それに、何の料理の知識がなかったものだから日本から料理本を持っていきました。とっても役に立ちました。平野レミさんのとてもかわいらしいママさんだったころの写真が載っていました。(ごめんなさい、今でもチャーミングですよ!)

オーストラリアへアシスタント・ティーチャーとして来豪した時は、ホストファミリーとの生活がほとんどで、あまり自分で料理をすることはありませんでした。でも、自分で作らないと食べたいものは食べられません。ここが辛い所でした。

一応、日本で自炊もしばらく経験した後だったので、まあ、なんとか食べられるものは作れるのです。ひき肉が安い!と思いました。さすが農業の国!(でも合い挽き肉は見当たらなかった。)

今は餃子の皮もWoolworthというスーパーにも売られています。でも、日本の餃子の皮はもっと柔らかくてとても包みやすいのになあと思います。今は中国、また日本食料品店で日本の餃子の皮(冷凍)を手に入れることができますが、安い中国スタイルの餃子の皮を使います。(なぜなら、私が爆食いしちゃうから!こっちの方が枚数がかなりあるんですよ。)

料理は下手ですがとりあえず自分が食べるだけだし、と思って作っています。だから、あまり上手くならないのよね。ご家族のためにご飯を作り続けてきた友達のお宅に行くと、脱帽ですよ。えええ、これ、どうやってつくったの?ってなるのです。スモークチキンのフォンデュ、おいしかったなあ!

最近はクックパッドがあって本当に便利。動画もとても分かりやすくていいですよね。ユーチューブではちびカバクッキング、コウケンテツさん、そのさんぽさんの動画をよく拝見しています。時々手に入らない食材もあるけれど、ほかの野菜に変えてみたりして作ってみます。結構おいしくいただいています。(お料理研究家の皆様の動画のおかげ。さすが、研究されているだけあるよね!)

最近のヒットは炊飯器で作るバナナケーキ。
そして、そのさんぽさんのバスクチーズケーキ!低カロリーのおやつの紹介をしてくださるので、いつも(一生?)ダイエットしている私には助かります。皆さんもぜひお試しを!

https://www.youtube.com/watch?v=Vdf7QQdDG_o&t=115s



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