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俳句と作文「大晦日の仙台朝市へ」

詩心は冬日溜りへ帰りゆく

句を詠めり鶴が機織る夜のごとし

        by さとうえいこ

宮城県仙台市、
日差しの眩しい大晦日でした(^。^)
仙台朝市に久しぶりに
行ってみました。
8時の時点では
混んでなかったのですが、
どんどん賑わってきてビックリ‼️
お天気が良いと
人ってお出かけしたくなりますからね♪

朝市丼を食べてから
さっさと買い物を。
お刺身とナメタカレイ等を
買いました。
仙台ではナメタカレイの煮付けを
お正月に食べます。

私は秋田出身なので冬は
ハタハタを食べてました。
仙台ではめったに売ってませんが。
ハタハタを漢字にすると
「鰰」
かっこよいてす(^o^)

朝市で
「お久しぶりです」と
男性に声かけられ驚きました。
私と夫の大学のサークル仲間でした。
多分20年ぶり。
誰かの結婚披露宴で会って以来。
にしても、
私と夫のどちらに気づいて
声かけてきたんだろう⁉︎
マスクしてるのになあ。
うーむ(^◇^;)

お日様が優しくて
街中のベンチで
ひと休みしたくなったけど
帰途…主婦はバタバタです。

こんな日でも
とりあえず五七五を
並べなきゃという律儀さも
まだ私にはあるようですが(⌒-⌒; )

駄句二句

詩心が冬日溜りに帰りゆく

句を詠めり鶴が機織る夜のごとし
        by さとうえいこ

二番目の鶴の俳句は、
故 金子兜太先生から
俳誌「海程」の時に選んでもらえた
思い出の一句です(^o^)
結構前です。
えーっと、
私にとって俳句を詠むのは難しくて、
平凡な自分の心身を削りながら
言葉や韻を探しているようだったのを
「鶴の恩返し」の鶴が自分の羽で
機を織っていたのと引掛けたんだと
思います。
なんか、自己陶酔してたんですね私(^▽^;)

それにしても…やっぱり
俳句は縦書きの方が読みやすくて
いいなと思ってしまう私です(;'∀')

私の勝手な所感をもう少し書かせて
頂きます(^^)
私が他の方の俳句を読ませて頂く時、
まず一句を全体で見ます。
言葉ではなくバランスです。
んーと、絵を見るような感じで。
漢字やひらがなの多い少ないで
作者の方が何を一番言いたいか
どういう心境で詠んでいるのかを
垣間見れる気がするので。

それから五七五をちゃんと読みます。
ふむふむ。
わからない言葉はもちろん調べます。
私の場合、語彙が少ないので
俳句会では
「これってどういう意味の言葉ですか?」
と先輩たちにじゃんじゃん質問しちゃいます。
わりとよく見る言葉だけど
なんかちょっとわかんないってのが
皆さんあるので、
笑いながら勉強しています。
季語もそうですよね。
山茶花と椿も最近まで違いが
判りませんでした(^^;)
でも、新しいことを知ろうと
することは
日常が愉しく見れてくるから
不思議です(^O^)

そして、最後は…
俳句を口に出して読んでみます。
目では気づかなかったのに
口に出すと十七音にどう流れを
つけているか気づけます。
韻を踏んでいらっしゃることに
ここで初めてわかったり。
なんというか、
一句の中に伏線が
あることもあります。

でも、自分が疲れているときは
あんまりこねくり回した俳句よりは
素直な情景を詠まれた俳句に
共感します!(^^)!

自分が家事や仕事にやる気モードの時は
荒ぶれた痛い俳句に惹かれます。

ってことは…
読み手側の気分によっても
俳句って受け取り方が違うから面白いですよね!(^^)!

私は一句が
上から下にすとんと
落ちる感覚が好きです(^^ゞ

なんというか…
説明できないのですが
つまり…
俳句を読むって
「笑点」の大喜利?なぞかけ?ねずっち?の世界の
「○○とかけて △△と解く 
 その心は…」
と似ていると思います。
私が俳句を読む時の感覚は
なぞかけに近いかもしれません(*^^*)
俳句の偉人に叱られて
しまいそうですが(;'∀')
俳句用語でいうと
取り合わせ…二物衝撃…ですかね。

作者のその心がほんの少しでも
読めた時が
面白いなあと思うんです(*^-^*)
人柄が見えますよね。

あっ、紅白歌合戦が始まって
しまいました。
子供の頃から紅白が大好きで
毎年録画してます。
あの頃はビデオテープでしたが。
本当に大好きなので
息子たちも私に番組を譲ってくれるのが
年の終わりの風物詩です( ̄▽ ̄;)

なんか、最後まで訳わからない
文章になってしまいお恥ずかしいです。

今年はnoteでいろんな方の素敵な
写真や俳句やお喋りを読むことができて
とても有意義でした。
平凡でも普通に新年を
迎えられることに
感謝です。













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