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ヴォルフガング・ティルマンスについて

六本木 wako works of art にてヴォルフガング・ティルマンスの「How does it feel?」展が開催されている。

僕がティルマンスに出会ったのは2010年頃だ。

教師をしている写真好きの友人に、ティルマンスいいよと勧められてネットで検索したのが最初の体験だった。

その時ライアン・マッギンレーやヨーガンテラーにどっぷり浸かっていた。ちょうどライアンがロードトリップシリーズを発表して、日本で爆発的に流行りだす初動のタイミングだったと記憶している。フィルムライクでフレッシュでファンタジーな写真はわかりやすく、鮮烈だった。

だからティルマンスを見たときは正直、全くピンとこなくて、日常的で普通のスナップ写真だなと思っていた。

そして2014年か2015年頃に再び出会うことになる。

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