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ウルトラライトにおけるフードシステムとミニマリズムの相性

連休のど真ん中に、丹沢へ行ってきました。

昨年もヤビツ峠から塔ノ岳への縦走を連休中に行ったのですが、今回は大倉から丹沢山をピストンで。

前回はまだみんなが自粛している時で、政府の言うことを聞いていたので空いてて最高でしたが、今年はもう誰も聞いていないので予想通り多くのハイカーで賑わっていました。ほぼフジロック状態でした。

もう休日に人気の山には行きません笑

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ここ一年くらいで登山装備のUL化を進めてきました。

ザックやウェアも国内外のガレージブランドをひたすらテストする日々。

山でも使えて、日常でも使えるようなものを探っています。ミニマルな生活を送る中で「山道具」という専門の道具が増えるのが嫌になり、ならば日常生活でも山道具を使えばよいという考えにシフトしました。

今では街で過ごす時も、山で使うものと同じ道具を使っています。特に衣類やキッチンまわり。

上の写真は最近の行動食です。左から

・トキマルオリジナルナッツと小魚ミックス
・Nature Thingのエナジーバー
・マナバー
・Nature Thingのデーツチョコバー

行動中は食べやすさからバー系が多くなります。どれもナチュラル系で地上でも食べたいくらいうまいです。

上部に写っているのはカモシカスポーツオリジナルの山飯。アルファ米のような感じですが、最悪お湯で戻さなくてもそのまま食べれます。非常食としても活躍しそう。

最初の頃は、ウィンナー焼いたり色々作ったりしていましたが、結局面倒になって「お湯で戻す系」ばかりになっています。

重量とスピードの面でも有利なので、ウルトラライト系の人は多くがそうなってしまうようですね。

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お湯で戻す系だけに絞れば、クッカー類も最小限ですみます。お湯を沸かせさえすれば良いのですから。

アルコールランプにすれば更に重量やサイズを削れますが、安定性とメンテナンスの手間を考えて現在はバーナー派です。

・バーナー soto amicus
・OD缶 soto 105
・EVERNEW チタンカップ570

エバニューのチタンカップにはOD缶がすっぽり収まります。

更に良いところは、アルファ米を戻すために必要なお湯と、お茶やコーヒーを飲むためのお湯を同時に沸かすのに最適なサイズであること。大きすぎず、小さすぎず。

400mlくらいお湯を沸かして、アルファ米を戻しつつ、待ち時間でお茶を飲むというのが最近の山飯ルーティンになっています。

エバニュー(EVERNEW) チタンカップ400FD、こちらの一回り小さな400FDでも105mmのOD缶が納まることが発覚したので、試そうか迷っています。どうしても余分な重量やスペースは削りたくなるULの宿命のようなものですが、これだとお茶用のお湯が残らないかなとも考えたり。実験と計算が必要です。

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UL装備になって、登山へのアプローチも変わってきたように思います。トレランシューズに変えたことで、山用のシューズを別に持つ必要がなくなりました。

ブルックスのシューズを使ってみたら、見事にフィット。今は街のランでもこれ一足で走っています。最初はロードを走るにはオーバースペックで、何かしら身体・精神的に影響出るかなと思っていましたが、全く問題ありませんでした。むしろ公園やオフロードに積極的に入りたくなります。初めて長靴を買ってもらった少年みたいに。笑

これにより街と山をシームレスに移動できるようになりました。

海、街、山と全てつながっていることを思えば、どこへ行くにしてもただの「移動」なのではないかと実感する日々です。

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