今日の一日(適性検査諸々)

今日はハロワでGATB(職業適性検査)を受けてきた。

事前対策はいらないらしいが頭は冴えていた方が良いみたいなので、また昼夜逆転していた生活を2日前から元に戻して備えていた。

のも虚しく案の定昨日は眠れなかった。
早く布団に入って睡眠導入動画などを見まくったが3時間は眠れなかったと思う。

朝は緊張でアラームの数時間前に起きてしまった。
もう一度眠ろうとしたがノンストップで思考が渦巻き結局眠れなかった。
ああいうときに限って思考がうるさくなるので困る。

時間になりぼちぼち起きて支度して、とんぷくを飲んで家を出た。
動悸はなかったが吐き気が止まらなかった。


ハロワについたら部屋に通され、開始時間まで待った。
なぜかその間遠くからアジカンの曲が流れてきていた。

検査は筆記検査と器具検査が行われた。

筆記検査は頭をひねるような難しい問題はなく、枠内に早く多く指定された記号を書くものだったり、簡単な計算問題や文章問題、展開図を解くものだった。
でもぬぼーっと生きてる私にはいつもより若干スピードと頭の回転が求められ、あまり芳しくない結果だと思う…。他の受検者の鉛筆の音、紙をめくる音がプレッシャーだった。

試験みたいに好きに時間配分をして解いていくのではなく、大問ごとに逐一検査担当者の方から説明と開始とストップの指示が出された。

器具検査は穴がたくさん空いたボードの半分にピンが刺されていて、そのピンを時間内に何個移動させられるかみたいなものだった。
手先の器用さを見るらしい。
これはたぶん平均くらいの結果になると思う。


ちょうどお昼に検査は終わった。
お腹も空いたし、近くでご飯を食べていくことにした。

実は私は一人外食の経験がほとんどない。
学食とあとどうしても食べたいカレー屋さんとカフェには行ったことがある、それだけだ。学食なんてノーカンだから実質一人外食は今回が3回目になる。

社交不安でお店に入ることも注文することもお会計をすることも私にとってはとんでもなくハードルが高い。
今回も悩んだが、この後に地元に帰って少し歩いて鯉のぼりを見に行こうと決めてたので、お店の選択肢が豊富なハロワの周り(大都会)で食べておきたかった。

数ある中から一人外食初級編としてサイゼリヤを選んだ。
大都会は値段も高いし、リーズナブルで馴染みのあるチェーンは最適だ。

お店に向かいつつ、それでもなお怖いから店の前で怖気づいたらやっぱり帰ろうと思っていた。
やはり店の前でウオオ…と緊迫したが、前に歩いていたお姉さんが一人でさっさと入っていったから後に続いた。

大都会のサイゼはごった返していたけどすぐに案内された。
前は紙に書いてオーダーする制度だった気がするが、スマホで注文するように変わっていた。
お会計もセルフレジに変わっていて、店員と接する機会がまったくなかった。
身構えた意味なかった。

数年前に社交不安障害の治療を始めた時も、手始めにほどよく店員と接するであろう映画館を人慣れ初級編として選んだが、チケット販売が発券機に変わっていて肩透かしをくらったことがある。

なんだあーとなるが社不にとっては正直ありがたい世の中の変化である。


昼食を終えて、お手洗いも済ませておこうと近くの大型商業施設に入った。
その中でアクセサリー屋さんにも寄って母へピアスを買った。
以前母のピアスを借りて片方落としてしまったお詫びと、母の日のプレゼントとして。

で、少し迷子になった後 無事地元に帰還して少し歩いて鯉のぼりを見に行った。
子供連れや犬連れが多くてにぎやかで楽しかった。

鯉のぼりは曇りと風のない天気であまり映えなかったが、一人行動が一歩充実したものにできて非常に満足な一日だった。

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