何回
もし殺しが合法な世の中だったら
私は何回人を殺したんだろう
何回首をしめた
何回首をへし折った
何回ギロチンへといざなった
何回後ろからナイフで突き刺した
何回なぐりころした
何回薬をちゅうしゃした
何回拷問してぐちゃぐちゃにした
バイト先でも何回、空のワイングラスを割る衝動にかけられただろう
こんな闇抱えた人を雇うバイト先
笑えるよね
こんな役立たずを雇う先々で
毒を吐く私なんかを
でも一番殺しを考えたのは家族
理不尽なのは私だと自覚している
でも指摘して
叱責してくる家族を何度心で殺したのだろう
うるさいとかんじただろう
何回彼らのそばから逃げたいと思っただろう
まぁでもそれ以上に
自分が死にたいと思っている
でも本気じゃなくて
絶対できなくて
結局一つの楽な終わらせ手段としてみてるだけ
私はあたしを何百回殺そうとしたのだろう
何百回首をつらせて
何百回睡眠薬を大量摂取させて
何百回りすかさせて
何百回飛び降ろさせて
何千回自分をころしただろう
でも結局臆病で
せいぜい演劇の一環でリアル縄あとつけたくて
少しきつめに首を絞めたことしかない
こんなことをネットで吐いて
結局自分を見つめて、直して、慰めて
吐くもん吐いたらスッキリしている私は自分が嫌い
そうか自分が嫌いなんだ
でも変わるのとか無理で
面倒で
死ねば何かになるとしか思っていない
ヒステリーを起こすだけしか脳のない
私なんかをみている人は何人いるだろう
本性も知らずに
ハサミで口切ったように笑う周りの人たちは
何人私の闇に気づくだろう
気づかれるようで気づかれないこんな自分に興奮する
自分がキモくて好きだ。
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