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喧嘩番長乙女を前に、負けない心

「喧嘩番長乙女」をプレイした。正しくは、喧嘩番長乙女のファンディスクである。大変久々に乙女ゲームをプレイした。

ファンディスクをプレイするのは初めてのことであった為、一体普通のゲームと何が違うのだろうかと思っていた。

生き別れた双子の兄に代わり、 県下一のヤンキー高校・獅子吼学園へ通うことになった主人公は 波乱の一年を通じて、かけがえのないパートナーと結ばれた。 これはそんな恋人たちの、その後の物語――。 メインキャラクター5人それぞれとの恋愛エンドのその後を描いた「アフター・ラブストーリー」。

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どうやら、前作を遊んでいないと全く内容について行くことが出来ない、ファンに向けた続編のことを言うらしい。

今日進めたのは途中までであるが、たしかに、前作を遊んでいないと分からない内容だったように思う。私は前作をプレイしたのが1年ほど前である。


が、乙女ゲームのファンディスクである。大抵画かれるであろうことは想像が付く。主人公と攻略キャラクターが付き合い初めたその後の描写だ。

私は喧嘩番長乙女に大変好きなキャラクターが一人いる。そのキャラクターにハマってしまったおかげで、以降に残していた3人のキャラクターを攻略できず、悶々としたまま1年が経ってしまった。


私は今日、腹を括った。腹を括り、残り3人の攻略キャラクターを無視してファンディスクのプレイを始めることにした。

やはり、思い入れのあるキャラクターの深堀りを見るのは楽しい。熱中してしまい、休むことなく数時間プレイした。

1年間、記憶の中で好きなキャラクターのことを考える日々を過ごしていた。そのため、新規のストーリー、ボイス、スチルを目の当たりにし、情報過多で頭がクラクラした。

生きていて、好きなものを長く好きでいられるばかりではない。この作品は、私の心の中でもかなり大きな存在感を持っている。

Nintendo Switchでの移植発売も決まっている。ただひとつ不安があるとするならば、繁体字中文版での移植であることだ。

何故なのか。日本にだって、PlayStation Vitaを持っていない上、喧嘩番長乙女が気になっている人も数多くいるだろう。何故、日本語での移植は確定していないのだろうか。

いや、スパイク・チュンソフトは「超探偵事件簿レインコード」の制作と喧嘩番長乙女を日本語でリリースすることを天秤にかけたのかもしれない。

だとするなら、もしも私が責任者であれば、ダンガンロンパの後継である超探偵事件簿レインコードの制作に人員を回すに違いない。

そもそも、最新作リリースから4年経ってもなお、未だ作品楽しんでいるファンは肝が据わっている。これは、私たちが乗り越えるべき、壁なのかもしれない。

喧嘩番長乙女が好きならば、言語を乗り越えてでも遊ぶだろうという、制作陣の信頼なのかもしれない。それならば、私たちがすべきことはただ一つである。

繁体字中文版でもなお、購入し、Nintendo Switchの画面や、大きなテレビ画面にて喧嘩番長乙女をプレイすることである。

心を決めた。同じく喧嘩番長乙女にハマっている同胞もそうであろう。喧嘩番長乙女の主人公のように、現実と向き合うこと。

これから先の制作陣の動向にも注目しつつ、今は目の前のファンディスクを楽しみたい。喧嘩番長乙女、最高!





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