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大きな目標を掲げるためらいと将来の日記

うつになってから、大きな目標を立てることが出来なくなった。毎日安定してこなせることがなくなったからだ。

毎日続けるというのは、安定性とは少し異なるように感じている。毎日、noteを書いたり、日記を書いたり、課題をしたり、あつ森をする。しかしこなす量や時間にはムラがある。だから計画が立てられない。道筋が不安定すぎるので大きな目標も同様に立てることができない。

将来が近づいてくる。幼稚園でプリキュアになりたいと短冊に書かされたように、小学校で漫画家になりたいと作文を書かされたように、中学校で先を考えて良い高校に進学しなさいと言われたように、ぼやっとした感覚的なものではなくて、実際にわたしが世に出て働く日が、日に日に迫っている事を強く感じる。

大学や専門学校を選ぶにあたって、どのような基準で考えたら良いかを聞いて回っている。家族、担任、主治医。まずは「興味のある分野を選ぶ」続いて「将来の夢から逆算する」それから「後から方向転換ができる分野を選ぶ」事をおすすめされた。

興味のある分野、私は絵を描くことが好きだ。しかし仕事にはしたくない。絵を描くことは幼少期から私に寄り添ってくれた娯楽だからだ。ワンチャンお小遣い稼ぎに使うかもみたいなレベルで美術を学びに行って良いものかとも思う。

また、方向転換が利かない可能性がある。美術の方向に進んだ時点で資格の勉強を同時進行しない限り総合職への就職は難しいと、美術の道を通っていない人間から言われた。つまりこの発言には裏が取れていない。が、言っていることは分かる。

続いて、心理学。本当はこの分野に進むつもりだった。しかし調べれば調べるほど、心理学を学んだ向こうにある就職先は私の就きたい職業とはかけ離れている。私は子供の相手が苦手だし、患者としてかかったことがある分カウンセラーはあまりに大変な職業で、自分には向いていないであろうことが伺える。

あとは社会学。今のところこちらの学科への進学が可能性として高いかなと思っている。様々な大学のパンフレットを見たところ、就職先の幅が広い。また、取れる資格の幅も広い。社会問題の考察には興味がある。

ただ、これに関しては実際に目で見てオープンキャンパスに参加しない事には概要が分からない。具体的に何をしているか、個々の大学を見学することで確認する必要がある。

オマケに雑誌デザインにも興味がある。が、これはまだ情報不足で何とも言えない。紙媒体の時代が終わりかけている分、webデザイン等を学ぶ方が現実的だろうか。調べてみる。そもそもデザインが自分に向いているかどうか、全く検討がつかない為まだなんとも言えない所だ。

社会学を学ぶ方向で大学を絞ったら良いのだろうが、あまりにも取り扱っている大学が多すぎる。こういう場合は自分の現在の偏差値と照らし合わせて少し上あたりの大学を片っ端から見学して気になる所を受験するらしい。

ただ、私は多分、社会学を学ぶよりも絵を描く方が好きだ。そこで揺れている。決断が下せない。大きな目標が立てられない。絵で稼ごうなんて、そんな覚悟は私には無い。

その上学費の問題も浮上する。絵を描くことを嫌いになるくらいなら、社会学を学んで幅広い中から就職先を選んだら良いのではないか。どう転んでも学部として選べるのは一つだけだ。

とにかく、自分の目で見て見ないことには始まらない。体調を最優先に考慮するため、私は何年に受験をすることになるかはまだ分からない。

自分の中で迷いがあるのは事実だ。無理をしたくない。将来の目標もなりたい職業も無い。この状況から、実際に様々な大学を見てみることで何を感じ、自分が将来どんな決断を下すのか、今から楽しみだ。

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