抜け感メイクを覚えたけれど

メイクをすると老けて見えるようになった。
すっぴんの方が若く見えるのはなぜだろう？

と、昨日まで思っていた。

会社で働いていた頃は
一応毎日メイクをしていた。

Youtubeや雑誌で研究していたし、
給料日になるとドラッグストアで
化粧品を買い込んでいた。

経費で化粧品が買えるなんて羨ましすぎる！
と言う理由で美容系Youtuberになりたいと
思ったこともあるくらい、割と好きだった。

夫の転勤を機に退職し、
そこから一気にメイクの頻度が減った。

それが5年前くらいかな？

そこからわたしのメイクは
ほぼアップデートされることなく
30歳まで来てしまったのだ。

老けて見えると気づいてしまった以上、
改めて勉強し直すしかない。

たまにメイクした直後はそう思うのに、
すっぴんの日が続くとそんなことは
もう忘れてしまっている。

そして昨日、
かわいいワンピースを
着たい気分だったから
久しぶりにメイクをした。
時間はあまりなかったけれど。

下地とファンデーションを
1分くらいでちゃちゃっと塗り、
アイシャドウも指ですっすっ。
眉毛は前髪で隠れるから割愛。
まつ毛上げずにマスカラ塗って
最後に薬用リップで、はい完成。

ものすごく適当にメイクをした。
なのに、ものすごーーくいい感じ！！

抜け感メイクっていうのかな？
なんか無理してない感じの、
大人っぽい感じの。

今まで時間をかけすぎてたのか？
力が抜けていたから
いつもよりいい顔になったのか？

多分どっちも。

夫と近所に出かけるだけだから
適当でいいや〜っていう力の抜け方が
よかったんだと思う。

こうしてわたしは
抜け感メイクを習得した。

んだけれど、
これを毎回できるかと
言われると、多分できない。

なぜなら気合を入れてしまうから。

遠くにお出かけするとなると、
朝早くから力を入れまくって
メイクしてしまうと思う。

何事もたぶん、
力が抜けてるときの方が
うまくいく。

でも力は抜きたいと思って
抜けるものでもないし、

力が入ってしまう
不器用な人の方が
魅力的だなとも思う。

とはいえ、やっぱりメイクに
抜け感は欲しい。

これからも力を抜いて化粧するぞ！
と、すでに力が入ってしまっている。