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結局のところ、専業主婦とワーママ。子どもにとってはどっちがいいの?


最近、いつころ働き出そうかと考えている私です。子供は生後2カ月になり、育休を取らずに妊娠と共に退職してしまった私は「いつ頃から働き出すのがいいのだろう?」と悩み中……。

こういうとき、一人で悶々と考えて一喜一憂するのが一番よくないので(ついそうしてしまう)ちょっとそれぞれのメリットとデメリットを整理してみました。

専業主婦のメリット

  • 子供との時間を過ごすことができる。

  • 家事や育児に専念できる。

  • 家族のサポートになれる。

ワーキングマザーのメリット

  • 経済的な自立が可能になる。

  • 自己実現や社会貢献感を得られる。

  • 仕事を通じてスキルアップや人脈作りができる。

それぞれのデメリットは、双方のメリットができなくなること。専業主婦であれば経済的に自立することが難しいし、ワーママであれば子どもとの時間を作ることが難しい。

それぞれ家庭の状況は千差万別。共働きが多い世の中ですが「これがベスト」という正解は決してないように思います。だからこそ、自分自身が母親としてどうしたいのか?何を選択するのか?しっかりと考える責任が大きいのだなと感じたり……。

ちょっと論文もしらべてみました。
文科省の調査によると、3歳になるとほとんどの子が保育園または幼稚園に入園していることが分かります。

参照:文部科学省HP「幼児教育の現状について」https://www.mext.go.jp/content/20200305-mxt_youji-000005395_08.pdf


『3歳』というワードを見ると、昔からよく聞く『3才児神話』が影響しているのかな?と思ったり。ちなみにこの3歳児神話はあくまで神話であり、エビデンスはないものです。

保育所育ち と家庭保育の子どもの発達を比較し、母親の就 労(勉学)の長期的な影響について追跡した研 究を概観すると、「3歳児神話」を支持する知 見や証拠はない。逆に、「子育ては時間の長さ ではなく質こそが重要だ」

特集 人文・社会科学が発信する市民的課題 「3歳児神話」は『真話』か? ─働く親の仕組みを見直し、社会の育児機能を取り戻す─ 内田伸子

こう語られています。

それぞれ、子どもや親がどんな状況なのか?どんな性格なのか?周りに助けはあるのか、病気はないか、経済状況はどうか……。似たように思えるお隣さんも、お友達家族も、蓋を開けてみれば自分の家庭と全く一緒なんてない。

「みんなが保育園にいくから」「みんな働いているから」

というなんとなくの理由で動く前に、少し自分の家族にとってのベストを考えてみたいものです。

だけど、それが難しい(笑)

私自身のことを振り返ってみると、母親はバリバリのワーキングマザーでした。私は生後8か月で保育園に預けられたらしく、その後も両親は仕事に忙しい家庭でした。

それが性格的に、教育的にどう影響したか?比較対象がないので、なんともいえないのですが、とにかく子どもの頃は結構寂しい気持ちが強かったなと思います。遅い時間まで一人で留守番することが当たり前だったので、漠然とした不安感みたいなものに付きまとわれる感覚というか。

だけど、それは「共働き」自体に対する寂しさと言うよりも、忙しくて構ってくれない事へのフラストレーションや、疲れている両親を見ることの不安感、、、みたいなものが大きかったように思います。

要は、親のメンタル状況やそこに伴う接し方が大切なんだろうなあ。と自分の子ども時代を振り返ってみて思います。

さあ、この正解のない問いに対する答えを考えていきたいと思います。ベストはないと分かっていても、保育園や幼稚園に入れる年齢によって教育的に与える影響に違いがあるのか?ちょっと、文献を漁ってまた記事にしたいと思います。


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