今日の語学学習メモ📝 #23
【fallと autumn 違い】
さて今日は、もちろん落ちるという意味のfall ですが、秋という意味もあります。比較的 アメリカで使う傾向があるのですが、イギリスではどうでしょうか… 見ていきましょう。
目次
・単語の意味 違い
・fall autumn 例文
・語源
・対義語、類義語
・まとめ
【意味、違い】
fall /n 秋 /v 落ちる
autumn /n 秋
簡潔に、
アメリカではfall を使う傾向が多く見られ(正確にはautumn はアメリカでも意外と使われている)、イギイリスではautumn を使います。
日本は戦後アメリカによる統制が行われたため。秋=fall のイメージが強いと思います。
ちなみにオーストラリアに住んでいた時は多くの人がautumn を使っていました。(オーストラリアはイギリスによって開拓された経緯からでしょう。)
また、autumnは 収穫期という意味から秋に。一方fall は落ちる様子 falling leaves から秋を連想させてくれます。
【例文】
Falling leaves.
落ち葉
fell in love.
恋に落ちる
Fall (Autumn) term is starting from next week.
秋学期が来週から始まる。
I prefer the weather in fall (autumn)
秋を好む。
といった感じになります。基本的には品詞も意味も用法もからわないので、同じように使えます。ただ「落ちる」という意味合いの時は「fallだよ」と覚えておきましょう。
【語源】
先ほども少し触れましたが、
Fall of the leaves(落ち葉) →fall=秋 と連想されました。
又autumn は語源がラテン語=autumnus(収穫期)からきています。
ちょっと深い話ですが、歴史を遡ってみるとautumn と fall はどちらもイギリスで生まれ(autumn の方が早生まれ)アメリカに渡った際に、fall が主流になったと考えられます。
今回取り上げているのはアメリカ英語、イギリス英語の違いになるが他にもいくつか各国による違いをいくつかあげたいと思います。
英/米
Railway/railroad 鉄道
Lift/elevator エレベーター
Hoover/vacuum cleaner 掃除機
Colour/color 色
color/colour に関してはプログラムを書く際に colour でエラーが出るという経験をした人は結構多いと思います。(僕も実際に4、5回間違えましたw)
話は変わり、語源的にfallを見てみると語根に、cid というものがあります、これは落ちる=fall と同じ意味をもち、例えば
Accident /n 事故
Ac=ad 接近 接近して落ちる→事故
Incident /n 出来事
In=内側 中に落ちる→自分と関係している事柄→出来事
【対義語、類義語】
秋の反対は春ですかね。少なくとも日本の四季においては大丈夫でしょう。
春=spring
ちなみにsp=はじける、勢いよく出る といった語源になります。
春は固い土を破って緑が出てきますよね。あんなイメージです。
他にも、
Hot spring /n温泉
Splash /v はねかかる、飛びかける
Spark/n 火花、スパーク
スプライトなんかも開けた瞬間シュパッってなりますよね。
【まとめ】
Autumn fall ともにイギリスで生まれ、現在では
Autumn イギリスで主流。
Fall アメリカで主流。
CID=fall
春=spring
SP=はじけるイメージ
今日はこの辺で、最近また寒いのでみなさん体にお気をつけください。
ありがとうございました!
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