スラムダンクその1

闘争心


1990年代の前半、
僕がちょうど小学生の時、
「幽遊白書」「スラムダンク」
というジャンプコミックスに
囲まれて育ったのは、
幸せだったという他はない。

実はいま、
そのスラムダンクを
全部読み返しているのだが、
主人公である桜木花道が
「負けずぎらいさじゃ負けねーぞ!?」
とライバルである流川に
対抗心を燃やすシーンがある。

花道はこの”闘争心”こそが
武器なのだが、、
小さい頃から
僕には欠けていたもので、
花道に憧れていた部分は
多々ある。


バスケットは好きだったし、
中学ではバスケ部かサッカー部に入ろうと
思っていたのだが、
家から近い中学校には
受からなかったため、
朝練のある部活動は諦め、
なんとなく軟式野球部に入った。

もともと球技は得意ではなかったが、
軟式野球部でも
うだつが上がらず、
万年”イレギュラー”で
レギュラーメンバーとは
仲も良くなかった。
(誤解しないでいただきたいのは、
僕は試合で活躍できないから
くすぶっていたのではなく、
単に部活動の雰囲気、カラーに
溶け込むことができなかったのである)

中高一貫であったため、
高校でも続けていくのが筋ではあるが、
僕を含め、イレギュラー部員の多くは
中3で辞めていった。


運動もそうだが、
いままで
「あいつには負けない!」
と対抗心を燃やしたことが
ほとんどない。
ちょっとかなしい。。


年齢的にライバルがどうのとか
言っている歳ではないが、
自分の”土俵”をある程度
固めないといけない。
現状の課題である。



自分のフィールドって
どこなんだろうか、、



そんな感じで
月日が過ぎていく。






以上

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