webライターが案件を取捨選択する時
先週、クライアント様からご相談を受けた。
「今受注している案件の他に、もう一つ別の案件を受けてみませんか?」
提案されたもう一つの案件は、僕の好きなジャンルであるゲーム系の台本作成だった。
難易度的にもそこまで高くなさそうだし、自分のセンス?とも合致している作風だ。
しかも、肝心の報酬は元々受注している案件より上ときた。
受けるかどうか、迷った。
2,3日、迷いに迷った。
結局、僕はその提案を断った。
何故か。
自分の脳みそを整理する意味をこめて、断るに至った理由と思考の過程を書き出してみる。
1.時間がない。
副業でwebライターをしている僕にとって、仕事をどれくらい入れるかという問題は、常につきまとう。
一日は24時間あるけど、僕の可処分時間は果たして、一日2時間あるかないかだ。
クラウドソーシングサイトを見れば、さながら海岸の石のごとく、ライター案件は溢れている。
仕事は入れようと思えば、どこまでも入れられるのだ。
僕は、一週間で平均8000字の台本作成を2本執筆している。
文字数にして、計16000文字といったところだろう。
ライティングスピードとしては、調子の良い時で一時間2000字といったところだろうか。筆がのらない時は、500字も書けずにそのまま寝転んでしまう時もある。
だが、僕がライター業に専念できるのは、一週間のうち平日だと一日1時間から2時間。頑張って3時間?だが平日に僕の3時間をライターに回すと、ほぼほぼ確実に家事や翌日の本業の仕事に影響をおよぼす。
だから、断った。
2.そもそも二本の案件を同時に受けると、脳みその切り替えが地獄。
去年も2本の案件を同時に受けていた時期はあった。
だが、一週間で3,4本の案件を同時に進めていくと、あまりにも副業が僕の生活を侵食してしまうことも分かった。
だから、昨年末に依頼先と相談して、僕は案件を一本に絞らせてもらった。
そもそも、自分の力量不足が原因であるのは間違いない。
だが、二つの案件を同時に進めて一番きつかったのは、文章のスタイルをその都度、切り替えなければならないことだ。
昨日までは、2ちゃん系のスカッと動画の台本を書いてたと思えば、今日は朗読系の台本を書いていた。
文章のノリや文体も含めて、脳みそのインターフェイスを切り替える必要がある。だから僕は平行して二つの案件を受けるのをやめて、一本の案件に絞り、そちらに集中することに決めたのだ。
とりあえず今日はここまで。
こんばんは。
最後まで読んでくれたありがとう。
明日の大雪警報が心配です。
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