フィードバックがないと、練習とは言えない

今回は、タイトル通りの話をします。

フィードバックって一体何なの?というと、起こしたアクションに対して起きた結果から軌道修正することです。

具体的にいうと、あなたがやった行動は良かったのか悪かったのか?悪かったならどこが悪かったのか?ということを知って、それを直していくことです。

例えばピアノを弾いている時、いつも同じところでまちがえているとしましょう。

その演奏が個人的に問題ないと思っていても、間違ってるよと指摘されれば、それはフィードバックになります。

他には、RPGゲームで敵キャラには、ダメージが入りやすい攻撃と入りにくい攻撃がありますよね。

ダメージは基本的にできるだけ高いほうがいいので、ダメージを与えるという行動から、ダメージの大きさをフィードバックとしてもらいます。

そこから、次にどういう攻撃をしていけばいいのかを考える。これもフィードバックです。

このフィードバックが、練習ではとても大切な要素になります。

今やっている練習がで上手くいったところはどこ?

ミスした箇所は?なぜミスしたのか?

それらを理解して、次の練習につなげてはじめてフィードバックは効果を表します。

どんなフィードバックを受け取ったか正確に理解している上で練習しないと、全く上達しません。

そして、次にやるべき練習がどういったものなのかも、フィードバックがあってはじめてわかるものです。

航海でいう、羅針盤のようなものです。

羅針盤がないと、本来通るべき航路なのかわからず、遭難してしまいますよね?

あなたが何かを身につけたいと思って練習をしているなら、その練習にフィードバックはありますか?

ないなら、必ずフィードバックがわかるようにしましょう。

できれば、1つの動作につき1つ以上のフィードバックが望ましいです。

とは言え、フィードバックにもいろいろなものがあります。

大きく分けると、良かったところを指摘するフィードバックと、悪かったところを指摘するフィードバックがあります。

次回はそれのどちらに注目するかで、モチベーションが変わるよ、という話をしたいなって思います。

というわけで、今回はこの辺で。