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プロジェクトマネージャーは言語化・可視化が仕事

プロジェクトマネジメントは、工程管理や人材マネジメントの印象が強いかもしれません。エンジニア経験者や業界経験の長い人がプロジェクトマネージャーを担当することが多いですが、東海エイチアールでは未経験からプロジェクトマネージャーを任されることがあります。

現場での経験年数を経ずともプロジェクトマネージャーになれる方法について、東海エイチアールでプロジェクトマネージャーをしている岡安さんにお伺いしました。

文・インタビュー:西田

岡安さんプロフィール
1990年生まれ、愛知県出身。業界大手物流会社で配車マンを経験後、不動産業界シンクタンクでWEBマーケティングに従事。個人でもECやWEB事業を展開する。マーケティング体制構築に強み。

プロジェクトマネージャーは資料作成が多い

ープロジェクトマネージャーって”管理”するイメージが強いですが、岡安さんはマネジメントを経験されているんですか?

岡安:いや、マネジメント経験者ではないですね。そもそもプロマネは管理することが仕事ではないです。

ーそうなんですか!では、プロジェクトマネージャーはどのような仕事をしていますか?

岡安:チーム内で共通認識を取るべきものがたくさんあるので、目的を意識して、一個一個を言語化したり可視化していくことが仕事です。具体的には、資料作成したり、会議に出たり、資料作成したり...。

ー資料作成が多いですね(笑)

岡安:一日の流れは以前noteを書いたのでぜひ読んでいただければ。

ー例えばどのような資料を作ることが多いですか?

岡安:いろいろ作っているんですよね。Googleスプレッドシートを使って、更新し続ける資料...例えば売上計画や事業計画を作ったり、Googleスライドを使って、会議のたたき台となる資料を作ったりしています。

ーたたき台になる資料とは、どういうものですか?

岡安:今作っている資料だと、お客さんが使う、新規開発事業でサービスの値段の根拠を経営陣に説明するための資料です。東海エイチアールは、クライアント企業の経営陣と現場を繋ぐ橋渡し的な役割をしています。現場メンバーと一緒に新規事業を作っていって、その過程で現場メンバーが経営陣にプレゼンをする機会があるので、その際に伝わりやすい資料を作っています。

ーやはり会議の時に資料があると便利ですか?

岡安:道を間違わないようにするためにも必要なものだと思います。何なら内容が間違っていたっていいんです。イメージを出すことで議論が活性化してたたいてもらうことができます。たたかれるのは辛いんですけどね(笑)。

ーそれは...たたき台だからたたかれますよね(笑)。資料を作るのにどれくらい時間がかかりますか?

岡安:時間はあまりかけてないですね。考えが伝わればいいと思っているので、1-2時間程度で作っています。

ーそんなに短時間なんですか!もっと時間をかけて準備しているのかと思っていました。

岡安:クオリティが低くても現場に見せてたたいてもらって良くしていけばいいですからね!最初は「全然違うよ」「もっとこうして」とかたくさん指摘をもらいます。土台があるからこそ、会議中の議論が活発になってよりいいモノができると思います。一番最初に資料を作るところも価値提供できているのかな。現場は日々開発含めて様々な業務に追われているので、代わりに資料を作ると喜んでもらえます。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

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ー前職でも岡安さんは資料作成をしていたのですか?

岡安:資料は作っていたのですが、今とは違って基本Wordで冊子のようなものを作っていました。たたき台というよりは、会議内容の補足資料みたいなものです。

ー伝わりやすい資料を作るためのコツとか、岡安さんが勉強してきたことはありますか?

岡安:東海エイチアールに入社してから初めてスライドを作り始めたので、最初は代表の若目田が作ったスライドを真似していました。最近は、ビジネス書などで見かけるような表を必要に応じて使用しています。イメージを形にする習慣を付けるようにしていました。

ー資料の見た目は経験値を高めていくと思うのですが、中身のクオリティを上げるために気を付けていることはありますか?

岡安:ヒアリングが重要だと思います。とくに、プロジェクトの目的を意識することが大事です。手段はある程度弊社で自由に決められるので、プロジェクトのゴールやお客さんの要望についてヒアリングを丁寧に行い、資料に反映します。

ー目的を意識することは重要なのですが、議論していると目的よりも手段に寄ってしまいがちになることはあるあるだと思うんです。お客さんとの会議でそのようなことが起こった場合、岡安さんも引っ張られないですか?

岡安:引っ張られることは無いですね。これは第三者として会議に参加しているからこそだと思いますが、社内にいる方が手段に引っ張られることが多いしブレやすくなると思うので、僕は常に目的に立ち返るようにしています。

未経験でもプロジェクトマネージャーを若いうちに経験するためには

ー岡安さんは未経験からプロジェクトマネージャーをしていると思いますが、どのようなことを準備しておくと良いと思いますか?

岡安:マネージャー経験というよりも、お客さんの目的をちゃんと聞けるようにすることが大事ですね。新規事業開発の現場は、共通認識を取ることがたくさんあるので、プロジェクトを言語化・可視化することが重要です。そのために資料作成が必要だったりヒアリング力が必要だったりします。目的意識があってプロジェクトを遂行できる人なら、未経験でもプロマネはできると思います!

ー今の仕事で意識することから始めることができますね!

岡安:僕の場合は、配車業務をしていたときに鬼のようなタスク量を裁いていた経験や、シンクタンク時代の広報ディレクション経験が、新規事業開発の現場で、優先タスクの判断やプロジェクト管理スキルに繋がっている気もします。全く別分野だったとしても活きるスキルがあるので、まずは目の前の仕事を目的意識を持って、とにかく手を動かすことが大事だと思います。

ー岡安さん、インタビューのお時間をいただきありがとうございました!

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