見出し画像

大学生×棚田再生 棚田に蕎麦の種まき

 東海学院大学管理栄養学科の棚田プロジェクトチームの学生です。今日は岐阜県郡上市白鳥の六ノ里棚田に来ています。いつもは六ノ里棚田の畑ヶ谷棚田にて活動を行っていますが、今日は源蔵寺棚田の再生プロジェクトで耕作放棄地の棚田で蕎麦の種まき活動です。

棚田再生に取り組むご夫妻にお話しをお伺いしています

かつては棚田だった風景

 少子高齢化などの影響で、かつて棚田であった場所も耕作放棄地となってしまったそうです。こういった耕作放棄地となった棚田を活用し、蕎麦栽培に取り組むプロジェクトです。
 かつては棚田であった場所に蕎麦の種をまきながら、中山間地域の担い手不足、高齢化の課題についても考えさせられました。

棚田に蕎麦の種をまきます

鳥獣被害も深刻

 農業生産によって守られていた二次的自然環境の保全が崩れ、鳥獣被害も深刻になってきているそうです。棚田の下の竹やぶを切り、鳥獣被害を防ぐ柵を設置します。
 道具を持っていないので枝を切れずにいたら、地域の方が「竹でたたけば枝が落ちる。道具なんかいらん。」と教えてくださって、教えてもらった通りに竹の切れ端で枝をたたいてみたら・・・確かに簡単です。先人に学ぶことは多いと感激しました。

竹藪を切り、鳥獣被害を防止するための柵を作ります。
一緒に作業をしていただいた東海農政局の皆さんのお仕事ぶりがすごくて
圧倒されました。さすがですね!

次回は草取り作業!

 次回は、蕎麦の畑の草取り作業!蕎麦の畑がどんなふうになっているのか楽しみです。イラスト棚田のイラストも今が見ごろです。アマゴに見えるかな?是非、イラスト棚田を見にお越しください!

六ノ里棚田のイラスト棚田も見ごろです


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?