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大学生×健康 健康フェスティバルにて慢性腎臓病(CKD)対策

 東海学院大学管理栄養学科の4年生です。
 今日は、各務原市様、医師会様、薬剤師会様、歯科医師会様、保健所様、と東海学院大学で連携し、各務原市制60周年記念「健康フェスティバル」にて慢性腎臓病(CKD)について市民の方に啓発するイベントを開催しました。
 私達、管理栄養学科の4年生も日頃の管理栄養士の学びと臨床検査技師の学びを活かし、CKD対策の栄養相談や尿検査と検査値相談等のブースを出展し、実践的に学ぶ機会をいただきました。ありがとうございます。

各務原市長様にも栄養指導!?緊張しています・・・

CKDって?

 CKDとは、「何らかの腎障害が3ヶ月以上持続する場合」と定義されています。 症状が出ることがほとんどなく、蛋白尿や腎機能異常(eGFRの測定)により診断されます。心筋梗塞などの心血管病合併の頻度が高く、無症状のうちに腎機能が低下し、透析や腎移植を必要とすることもあるため注意が必要な病気なのです。
 規則正しい生活、減塩・蛋白制限を含めた食事管理、血圧管理など日頃の生活習慣が予防や治療に大切なんですね。

尿検査コーナー & 検査値相談コーナー

健康フェアに参加した私達からの感想です

「CKDの原因にはさまざまなものがありますが、生活習慣病(糖尿病、高血圧など)や慢性腎炎が代表的でメタボリックシンドロームとの関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気です。日本ではCKDの患者が成人の8人に1人いると考えられ、新たな国民病ともいわれています。今日は多くの方にCKDについて知っていただく機会になったら嬉しいです。私達も日頃の専門的な学びを活かす良い機会を頂戴し、まだまだ勉強不足だと思うことも多く・・・もっと勉強しなければと思いました。」
「あいにくの雨でしたが、多くの市民の方が会場を訪れてくださってよかったです。来場された方は、すでに疾病を抱えていらっしゃる方がとても多く、CKDだけでなく、糖尿病や高血圧などの生活習慣病、複数の疾患を抱えていらっしゃる方がほとんどで、栄養指導の難しさを感じました。」

減塩料理集(東海学院大学管理栄養学科の学生のレシピ多数)


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