2018年4月~2019年3月の私 予備校時代

今日も自己分析のために振り返りをしようと思います。

ずっと心ここにあらずだった私ですが、4月に入ってからは良い感じに切り替えることができて大体は元通りに戻っていました。でもまだ本調子ではなく、あまり勉強に集中できていませんでした。

そういえば予備校の授業が始まる前日に授業の予習をしていたら、まだ元気だった頃のおじいちゃんが大好きな桜珈琲のシュークリームをいっぱい買ってきてくれたのでほくほくで食べていたら、大好きな関ジャニ∞の渋谷すばる君が脱退会見を始めてまた情緒がおかしくなってしまいました。でも入試の時よりはしんどくなかったのでショック耐性がついたんだと思います。

予備校のクラスは20人ないくらいで、初めて教室に入った時、私服だったからかみんな大人っぽくてすごく怖かったのを覚えています。私は昔から教卓の前の席が好きなのでいつも通り真ん中の前に座ったら、一番遅れてきた人が座るところがなかったのか、私の前に座ってきたのでちょっとムッとしたのも覚えています。
私は正直根はフレンドリーでもなんでもないのですが、初対面の人がいたら全員と話さなければいけない、話した方がいいという強迫観念を持っているのでみんなに話しかけてみんなと友達になりました。結果的にいつも出会う人たちは楽しく面白い人たちなので得しかしないんですけどね。

予備校は特に数学と化学の授業が難しかったです。今ならもっと理解できて成績も伸ばせると思うんですけど、やっぱり浪人時代って精神状態がそんなに良くなくて、でも良くないところを見せたら一瞬でもう戻ってこれないくらいどん底に落ちてしまいそうな気がして、なんとかなんとか良さそうな雰囲気を漂わせることしかできませんでした。

予備校時代の一番大きな出来事といえば、7月のある朝、満員電車で貧血になって倒れたことです。当時は細かく日記なんて書いていなかったのでもう詳細には覚えていないのですが、快速に乗っていた私は鳳駅を過ぎて急に貧血になりました。すぐに立っていられなくなって人混みの中倒れたのですが、誰にも助けてもらえずこのまま死んでしまうんじゃないかと思ったら、急にお腹がぐるぐる言い出し貧血+お腹を下すという最悪の事態に陥ってしまいました。今まで電車内で貧血になったことはあっても同時にお腹を下したことはなかったし、我慢していられないほどお腹を下すこともあったかもしれないけど覚えていないレベルで稀有なことだったので、あの瞬間自分に何が起こっているのかがわからなくて余計にパニックになりました。結局勇気を出して声をかけてくださった方がいて座らせてもらえてなんとかなったのですが、それ以来電車に乗ることが怖くなってしまいました。その後、電車だけでなくバス、自動車、普通の教室などすぐに逃げられない他の場所も怖くなっていき私の行動範囲は制限されるようになりました。

逃げられない場所がトラウマになってからも私の浪人生活は続きます。時には授業中に急に怖くなってパニックになって失神してしまうこともありました。今考えると相当ひどい状態ですし親にきちんと相談して病院に行くべきだったんですけど、当時の私にはできませんでした。

そして年明け。センターも入試もしんどい状態で受けましたがなんとか突破し晴れて京大生になることができました。当時の私にとっては合格したことよりも、もう朝30分通勤快速に乗らなくて済むことの方が嬉しかったのですが。

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