Hums of the Lovin' Spoonful / Lovin' Spoonful
Hums of the Lovin' Spoonfulは彼らの3枚目のアルバムです。
なぜ急にLovin' Spoonfulなのかというと、Los BelmontsのSummer in the cityを聴いたせいですね。
ガレージバンドの定義
ガレージバンドというと、自宅のガレージで練習したようなチープ、粗さなどが特徴とされがちですが、
音楽性という面においては多岐にわたると思うのです。
ファズがブリブリしているものや、オルガンがファンファンいってるもの、
フォークロック、ソフトロックよりのものなどなど。
売れた、売れてないもあるかもしれませんが。
Lovin' Spoonfulがガレージバンドかというと、違うと思います。
ところが、アメリカのガレージバンドをまとめた本、Fuzz, Acid and Flowersには収録されてます。
ということで広義のガレージバンドというくらいで、軽く触れていきましょう。
Hums of the Lovin' Spoonful
トラックリスト
01 Lovin' You
02 Bes' Friends
03 Voodoo In My Basement
04 Darlin' Companion
05 Henry Thomas
06 Full Measure
07 Rain On The Roof
08 Coconut Grove
09 Nashville Cats
10 4 Eyes
11 Summer in the City
12 Darlin' Companion - Previously Unreleased Solo Demo
13 Rain On The Roof (Previously Unreleased Instrumental)
14 4 Eyes - Previously Unreleased Alternate Vocal_Extended Version
15 Full Measure (Previously Unreleased Instrumental)
16 Voodoo In My Basement (Previously Unreleased Instrumental)
17 Darlin' Companion - Previously Unreleased Alternate Vocal_Alternate Mix
このアルバムはオリジナルラインナップでの最後のアルバムで、
メンバーは意図的に様々な様式に取り組んだ曲を入れています。
そしてシングルカットされたSummer in the CItyは1位を獲得するヒット曲となっています。
Summer in the City以外だと"Full Measure"も好きな曲です。オルガンの優しい音とか、メロディとか洗練されているようで牧歌的な。相反するもののようで一つに調和している曲とでも言いましょうか。抽象的すぎますね。
大好きな人には申し訳ないのですが。個人的にはLovin' Spoonfulってなんか全般的にそういう感じで、「なんか好き」みたいな曲が多いのです。
Summer In The City選手権
お待ちかね。Summer in the City選手権です。気がついたら結構持ってた。
Lovin' Spoonful
オリジナルなので大本命です。
Los Belmonts
メキシコから。スペイン語なのと、画像があるので、本命とは違った特徴があるので対抗馬です。
Les Hou-Lops
カナダからの刺客、ファズがえぐいです。大穴と言えそうです。
The Standells
個人的にはこっちの方がオリジナルより先に聴いていたのです。テンポがやや早いので、先行すると逃げ切れそうです。
The Ventures
ベンチャーズのカバーは歌がないので、参考記録、つまり関東学連選抜です。
勝敗は貴方の中に。見つけてください、貴方だけの夏。
音源
せっかくなのでカラーの映像も。
サポートをしていただけたら、あなたはサポーター。 そんな日が来るとは思わずにいた。 終わらないPsychedelic Dreamが明けるかもしれません。