スーツが "ジャージ" のように伸びたらいいのに...。|仕立事例
と思ったことはありますか?
私は、人と会わずに作業に集中したい時とか、出張の移動の時とかによく思っていますね。スーツは大好きなのですが肩が凝りやすいので、リラックスできる時とのメリハリはめちゃくちゃ重要。
最近ではセレクトショップでもジャージのように伸びる素材のセットアップが増えてきましたが、仕事で着るにはちょっとカジュアルすぎる印象です。
そんなことから、ジャージのような伸縮性がある生地を使って、軽い着心地のセットアップを作ってみました。昨年から気になっていた生地なのですが、本当にジャージのようにノビノビ着れるのでお気に入りです。
・スーツを着ていると疲れてしまう方。
・肩が凝りやすい方。
・移動が多いスポーツ選手。
・スポーツ経験者サラリーマン。
・私服でセットアップに挑戦したい方。
このような方々に、特におすすめしたい一着です。
<Fabric>
MIYUKI(mede in Japan)
<Color>
ネイビー × 無地
made in Japanの生地メーカー、「御幸毛織」の生地を使ったカジュアルセットアップです。
どうですか、この伸び具合。
ぜひ実際に手に取って伸ばしていただきたい(笑)
"MANERD JERSEY"という種類の生地で、その名の通りジャージのような伸縮性が魅力の生地です。写真はネイビーですが、ほかにブラックも用意しております。
伸びる素材は一般的に、化学繊維(ポリエステルとか)で作られることが多いのですが、この御幸毛織のジャージ生地はウール(羊毛)が54%も含まれています。
これによって、カジュアルすぎない自然な風合い、伸びるけど元に戻りやすい(=痛みにくい)、といった点がポイントです。日本の生地メーカーならではの、高級感と機能性のバランスが取れた、まさに"ちょうど良い"生地です。
完成したカジュアルセットアップ。ウール100%のような光沢感こそありませんが、職場で着ても全く違和感は出ません。これがジャージ素材だなんてぱっと見ではわからん。
これからの時期、白Tとの相性は抜群ですね。
黒や紺のTシャツで大人っぽい感じも良いし、ボーダーにも合いそう。ポロシャツボタン全留めでもいいな。
こだわりポイントは、このドローコードと言われる腰についている紐です。
写真のような、白T×セットアップのスタイルだとベルトの主張が強くなってしまうので、ベルトを付けなくても履けるようなオプションを付けています。
このほかにも、背中の裏地を抜いたり、肩パッドを取ったり、ジャケットの袖とパンツの裾を少し短めにしたり、、、ビジネス・カジュアルどちらでも着られるように、色々こだわっています。続きは直接説明させてください(笑)
2024年の春夏の生地コレクションでは、ご紹介したジャージ素材以外にも、ストレッチの素材がとても多いんですよね。
いかがでしたでしょうか。
ジャージの着心地の良さを存分に知っている、スポーツ選手や、スポーツ経験者にはぜひ作ってもらいたい生地です。
リラックスして着れるけど、ちゃんとして見える。
東城商店のモットーである ”ちょうど良い” カジュアルセットアップ。ぜひお試しください!
それではまた来週!
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
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