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P37.学芸会ってなんなん?

こんばんは!
日曜の深夜、ヘッドフォンでbabamaniaの音楽を聴きながら更新しております。嗚呼、いい音楽は色褪せない・・・

っと、それは前回も似たようなこと書いたので今日は「学芸会」について書いていきたいと思います!例によって特に理由はありません!笑

学芸会とは

小・中学校などで、児童、生徒が劇や音楽を中心に発表する行事

現代では学習発表会という名称で行われることも多いみたいですね
舞台役者をやっていると「学芸会のようなお粗末な演技だ」と揶揄されることがありますが(考えてみれば酷い話だ)
学芸会でやるお芝居は普段演技なんかしたこともない・したいとも思っていない生徒たちが全員強制参加で且つ演劇に詳しいわけでもない先生方の指導の下で作るんだからクオリティを求めるのはそもそも酷ってもんでしょう。

…でもそれじゃあ何のためにやる行事なんだろ?
文化祭や学園祭といったお祭り事と違って「日頃の学業の成果を保護者などに示す場」としての意味合いが強いとのこと。
いや、ちょっと待って下さいよ
日頃お芝居なんて学校の授業で習いませんよね・・・?

合唱とか音楽コンクールなんかはわかりますよ、音楽の授業がありますから
でも演劇なんて普段の授業では習わないのに
「さぁ学芸会だ!日頃の成果を親御さん達にみせてやろうぜ!」
って言われてもできる訳ないと思うんですよ。。。

そこからお芝居の楽しさを知って役者や舞台スタッフを目指したり、
プレイヤーとしてでは無くてもお芝居を見るのが好きになったりっていう人がどれだけいるんだろう?

学芸会の劇の可能性

さて、ここまでやや否定的というか疑問の意見ばかり書いてしまいましたが、お芝居に携わっている立場から言わせてもらうと学芸会というのは凄く可能性に溢れた企画だとも思います。

クラスの仲間と、或いは同級生みんなで1つのお話を作るなんてまさに学生時代でなければできません!
しかも保護者の方々が沢山見に来て応援してくれてるのだから集客頑張らなきゃとか考える必要も無い訳です。笑
こういうイベント事にモチベーションを燃やせるタイプなら言うことはありませんが、大人になってから勿体ないことしたなと気づいても遅いんですよね。

こんな提案は如何でしょう

学校の方針にもよると思いますが、音楽は専門の先生がきちんと指導してくれますよね
しかし前述のように劇は素人の先生が教えてるケースが多いと思います
「音楽」の授業はあるけど「演技」の授業は無いから、学校に演技専門の先生がいないからですよね。

そこで学芸会の劇の先生を劇団や事務所の役者さんにお願いするのはどうかなと
先生方は通常の授業もある訳ですから、学芸会の劇の指導を専門家に任せられるなら負担も減ると思うんです。

「外注の指導者ではお金がかかる」「そもそも学芸会にそこまでする必要があるのか」など問題点もあるでしょう。
しかし先生方はご存知ないだけで、世の中ビックリするくらい素敵な役者さんがごろごろそれこそ歩けば当たるくらいには転がってるんです(そうでない人も同じくらいゴロゴロいますが…いや、ごにょごにょ)
学校の先生を雇うのと同じようにきちんと審査していただいて、良い役者さんを雇ってさ。

それか演出家を雇っても良いと思います!
むしろ役者よりそっちのが指導に向いてるかと。

折角子供たちの学びの場として学芸会を行うなら、若いうちからちゃんとした劇の世界に触れる機会にしてあげられたらもっと実りのある時間になるんじゃないかなぁ。

という訳で(どういう訳だ)
本日もお付合いくださりありがとうございました!

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