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ラグビー選手よく分からない人向け 南アフリカ代表 選手紹介【ラグビーワールドカップ2019】

※10/18追加紹介しました!

こんばんは 、Tojiです。

今回は9/6の日本戦を控える南アフリカ代表から紹介します!

チームとしては、ワールドカップで過去2度の優勝経験を持つ超強豪ですが、前回大会以降は低調で、ファンを満足させるような成績を残すことができていませんでした。しかし、監督・主将の交代を経てこの1年では完全に復調し、今大会でも優勝を狙える位置につけています。現世界ランキングは5位。よく使われる愛称はスプリングボクスspringboksです。(現地ファンは略してボカとも)

それでは、以下選手紹介です。

◉Must watch

ファフ・デクラーク Faf de Klerk

SH 172cm 80kg 27歳 

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現時点で世界最高峰のスクラムハーフ。テンポの良いアタックをさせたら右に出る者はいないだろう。
小さい体で強気にガンガン仕掛けるプレースタイルは見ていて楽しい。また何よりも本人が楽しんでラグビーをしていることが伝わってくるよう。

スーパーラグビーのライオンズで2014年にデビュー。南アフリカのチームでは珍しく超攻撃型のラグビーで、チームの躍進と合わせてファフデクラークの評価も高まっていった。2017年にサンウルブズを94-7で下した試合ではSOの位置でもプレーし、数々のラインブレイク+ラグビー総合力の高さを披露した。

バンドマンのような長髪はラグビー中は邪魔だろうのに、短く切ったところを見たことがない。そこも含めて愛らしい。ファフという名前も可愛い。

※スクラム脇でボールをクルクル回す姿はもうお馴染み。


エベン・エツベス Eben Etzebeth

LO 203cm 123kg 27歳

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チームの最高身長者が務めるロックというポジションは、フィジカルで圧倒していくスタイルのスプリングボクスにあって、強さの象徴のような存在。27歳ながら長らく4番を背負うエベン・エツベスは、過去のロックの名選手と共にこの国の歴史に名を残す存在になるかもしれない。

セットプレー、特にラインアウトでの活躍は言わずもがな、フィールドプレーにおいてもハードに動き回り、突破力にも秀でる。

2017年のテストマッチでは代表のキャプテンを任されたことも。現代表の中心選手であり、男前でもあるので世界的にもかなり人気がある。(instagramフォロワー数による調べ)

ワラビーズ戦でジャージーが破れた姿は今もSNSでたまに見かける程ネタになっている。なお、全くボールとは関係のない取っ組み合いで破れていた模様。

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※日本大会でも破けるか!?


◉ Toji's choice

RG・スナイマン RGsnyman

LO 207cm 117kg 24歳

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巨体揃いの南アフリカ代表の中でもひときわ大きく目立つが、魅力はサイズだけではない。

ボールハンドリングも巧みで、タックルされながらボールを繋ぐオフロードパスを得意とする。データとして見ても、今年のスーパーラグビーでのオフロード数は23回と個人成績で全体3位の数字を残している。ちなみに、ボール持った際に比較的スペースがあるバックスの選手がランキング上位を占める傾向にあるので、スナイマンはかなり異質な存在である。

ご立派な髭を蓄えているが、1995年生まれのまだ24歳。日本の一般社会人であればペーペーの若手である。隣のデスクにいたら震え上がることは間違いない。

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※取っ組み合いの喧嘩中でも笑顔(?)を絶やさない。クレイジー。


フランソワ・ステイン Francois steyn

SO/CTB/FB 191cm 110kg 32歳

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3大会前のラグビーワールドカップ2007では南アフリカ代表が優勝しているが、フランソワステインは当時弱冠20歳ながら12番を背負い、ワンダーボーイと称される活躍を見せた。

今大会の登録メンバーでも唯一の優勝経験者であり、複数ポジションでプレーできるユーティリティー性も含めて代表のキーマンであることは間違いない。

ラグビー界では珍しく渡り鳥のように所属クラブを変えている(南ア→フランス→南ア→日本→フランス)が、この間に見た目も大きく変化した。

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美少年風のルックから…

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建設業界役員クラスの凄みのある見た目に…

フランスで何かあったのか疑いたくなるレベルだが、男子三日会わざれば…である。
ちなみに、最初に掲載している写真が2017年のものなので2012年以降は大きく変わってはいない。

試合中は、南アの選手らしいフィジカルを前面に押し出したプレーと大砲のように飛んでいくキックに注目すべし。

※過去には60mのドロップゴールを成功させたことも。(十分に余力あり)

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