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八月の湯治

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2度目のワクチン接種後に襲った高熱を乗り越え、日本屈指の「効く」温泉へと旅立ちます。小さい宿で貸切、喧騒を離れた湯治場で心身の回復に努めます。
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#この街がすき

八月の湯治⑧ 最終回【涙のラストダイブ、さらば三英荘】

<前回はこちら>  いつものように宿で昼食を摂っていると、マナーモードのはずのスマホが鳴…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治⑦【名犬モモとの日々】

<前回はこちら>  陽が西に傾き、アスファルトに伸びる二つの影。 両者を繋ぐリード、三英…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治⑥【続・増富温泉グルメ】

<前回はこちら>  滞在中はリハビリのため毎日3回散歩に出た。こちらに来てからは脚の状態…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治⑤【増富温泉グルメ】

<前回はこちら>  連泊中の三英荘。女将さんはいつも果物や野菜をどこからかもらって来る。…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治③【女将さんとシーズー】

<前回はこちら>  14時半、「三英荘」に到着。 三階建てのこの旅館。一階はガレージとなっ…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治②【いざ、増富温泉へ】

<前回はこちら>  午前10時、少し遅めの出発。 中央道に乗り西へ。調布基地(味スタ)を追…

ヨシタカ
2年前
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八月の湯治①【決意の出立 非接触の宿】

 8月初旬に2度目のワクチン接種を終え、副反応が出たものの大事には至らず。腕の腫れは前回の方が酷かった。  <ワクチン接種後の様子>    だが初回同様、やはり神経の不具合が残ってしまった。2日続いた高熱により、まともに眠れなかったことが原因だ。  一度狂うとなかなか戻らない睡眠障害。安定剤や睡眠薬は履いて捨てるほど持っているが、薬害に苦しんでからは「悪魔の薬」「地獄への入口」に見えてしまう。なかなか寝付けぬ日々を悶々と過ごす。    次回の大学病院への受診は8月4週目。