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オーストラリア旅18日目(3/21)

まだ外が暗い早朝、スマホのアラームで目を覚ました。

今日はウルルの朝日を見に行く日だ!
 
昨日は夕日のウルルを見れたので、明日は朝日を見ようと話していた。急いで2人を起こし、身支度をして出発した。

30~40分程かっちゃんに運転してもらい、昨日と同じような場所に到着した。かなり空は白んできており、次第に太陽が姿を覗かせてきた!


きれいだ!
ウルルのすぐ隣から後光が指し、シルエットを写しだす!朝の目覚めにぴったりの太陽の光だ!昨晩も遅くまで語り合って凄く眠たかったが、一気に目が覚めた!


昨日とはまた違う色と形をしたウルルを絵で表現し、1日の始まりを体感した感動を胸にユーラーラへ向かった。

今日でウルルともお別れだ。約5日間滞在した日々は本当に楽しかった。これからまた後半の旅として最終目的地メルボルンへと向かう。世界ではコロナが蔓延し、パニックになっているらしいが、これから一体どうなるのだろう。

その前に、ユーラーラの美術館やお土産屋さんを訪れた。美術館には沢山の絵が入り口やロビーに飾られていた!アボリジニの独特な絵だ!見ているだけで楽しいし、根元的なエネルギーを感じる!


美術館の外はアボリジナルの方々が野原で絵を売っていた。どれも凄く良い絵だったから買おうかと思ったが、高額で手がだせなかった。ここにいるアボリジナルは全員ハエ用のネットを持っていないようだった。

それでも集中して絵を描いているのは凄かった。

次にスーパーに行き、食料と水を調達した。ここでゆったんは「世界一甘い食べ物、グラブジャム」を買って来てくれた。これは某YouTuberたちがこぞって口にしては甘すぎて気持ち悪いような反応をするものらしい。 


一体どんな味がするのだろうか。3人とも食べたことがないので好奇心旺盛に蓋を開けた。


まずは始めにかっちゃんが試食した。
「うまくね?」
 
最初に発した言葉が意外だった。

次におれの番だ。
恐る恐る口に運ぶ。 
 


「うまっ!」  
確かに甘いが、しつこくないスッキリした甘さだ。ドーナツの生地は安物っぽかったが、シロップが浸透していて美味しかった!

ゆったんはまずそうな顔をしており、自分達が甘党なんだと再確認できた(笑)  


そんなこんなで昼になり、僕らは今日の目的地、キングスキャニオンに向かった。ここは「世界中心で愛を叫ぶ」というドラマの最終回のロケ地にもなった場所らしく、世界的にも有名な場所らしい。そしてこれら僕らがウルルに行く途中にウルルと間違えたものだ。


すぐに着けると思っていたが、意外と距離があり、到着した頃には15:00を過ぎていた。
 
近くのスーパーへ足を運ぶと、店員さんがいて話しかけてみた。すると案の定、今からのトレッキングするのは危ないと忠告を受け、僕らは仕方なく登山は諦めて、下からキングスキャニオンを見上げられるコースを選び、30分程歩いた。

歩いてる道中、やはりキングスキャニオンも地形がかっこよくて何度も見とれていた。

そしたようやく下から見上げるポイントに到着した。上からの景色が綺麗らしいが、下から見ても岩の形のかっこよさが伝わってきた。本当は岩の上を6キロかけて歩くのが一般的なコースらしいが、日程的に早くメルボルンに行かなければならなかったので妥協した。

かっこいい景色だったが、そこまで感動できず妥協した構図でとりあえず1枚描いた。

へっぽこな構図で気持ちが乗らない作品が誕生した。


やはり"感動する心"がなければ良い絵は生まれないと知った。

その後はコースの入り口近辺にあった水道水の水をタンクに入れて、出発した。

それから数時間かっちゃんの運転のもと南へと進み、目が覚めた頃には今日の無料のキャンプ場に到着した。


無料なのにとても眺めのいい場所だ。まるでライオンキングのような世界観の場所だったのでまたふざけ動画を撮影した。

ゆったんが何故かシンバのぬいぐるみを持ってきてくれたお陰だ(笑)



今日の夕御飯はやきそばだ。 
今日も疲れが溜まっていたが、ゆったんと深い話を語り合いながら、手間ひまかけて作った。

ジャガイモや玉ねぎをカッターナイフでカットして鍋にいれ、インスタントの焼きそばをお湯でほぐす。凄く美味しかった!

かっちゃんは疲れがたまっているようで夕飯も食べずに車で寝てしまったので、2人で焼きそばを食べ終えて今日も満天の星空を見ながら寝た。

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