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アメリカの療育事情:COVID19 Distance Learningまでの道のり②
自粛に伴ったクリニック閉鎖前、すでに休校はほとんどの学区で決まっていましたが、ワシントン州知事 Inslee氏による非常事態宣言により州全体の学校が閉鎖するとのニュースは自閉症の子達にABAセラピーを提供している職場で知りました。
まだ閉鎖していなかった学校からセラピーにきた子達のバックパックを開けてみると大量のワークブックを発見。
これ家でやれってこと・・・?(戦慄)
なんて保護者ではないけれど、見ただけでぐったりしました。
まだこの時点ではどの学区も授業をオンラインに切り替える準備はなく、とりあえず出来るだけ必要な教材を子供に持たせて家庭に送ったのでしょう。
個人差はあるとはいえ、環境やルーティンの変化が苦手なことが多い自閉症を持つ子達。
バックパックいっぱいの課題を持って帰ってきた子は特に学校がお休みの日は、大好きな先生に会えない&家から出たい!で涙が止まらないし、スケジュールが狂うと夜は寝られないはで大変なのです。
いつもより重たいバックパックを持って帰ってきた本人は、来週スクールバスがこなくてさらに混乱するんだろうなと思いながら見送ったのが、クリニックでの仕事の最終日になるとは…
非常事態に備えて、準備した方がいいことはなんだろう?
まず早い段階で言われていたことは親子ともにセルフケアを大切に・なるべく平常時と同じように過ごすこと。
とはいえ、目下の心配は衣食住を安定させることとマスク・消毒など含めた日用品の確保だったと思うので、平常時と同じように過ごすのは難しかったと思います。
それでも休校開始から1〜2週間目あたりで、上記のアドバイスに沿ったリソースだったり、家庭学習に関する膨大な情報がインターネット上で飛び交い始めました。
情報過多でどうしたらいいかわからない!
と、自分でも読んでて感じたので 次は非常時のセルフケアについてや
家庭学習に関する情報をみて考えたことについて書いてみます。
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