見出し画像

Special Education in Pandemicまとめ①Compensatory Serviceについて

さて、このウェビナーは心理療法士のDr. Roseann Capanna-Hodge Dr. Roseann Capanna-Hodgeがホストし、Pete Wright, Piper Paul,Jack D. Robinson, そしてWayne D. Steedmanの4人の療育専門弁護士がプレゼンター

プレゼンのあった順番にまとめを書いてみたいと思います

Compensatory Educationについて by Pete Wright

Wrights氏の内容が一番難しかった...裁判の話が出てきました。
トピックはCompensatory Education(Comp Ed)について。

画像1

Comp EdとはIEPのある生徒に対してFAPEを学区が一定期間提供してなかったと判断された場合に、IEPに記載されているサービスの補償教育を提供するということ。

IEPゴール自体は到達できなくても
程々の進歩がみられたら違反にはなりません。
でもFAPEがきちんと提供されていなくて進歩がみられなかったら問題。

うん、文字で書くと何言ってるかわかりませんね。
要は・・・

画像2

Compensatory serviceもらえんの?!どうなの?!

そんな保護者の声に対する、Wright氏の解説があったのですが
長かった・・・難しかった・・・

Compensatory serviceについての要点

Comp Edに関して初めて知って、そうだったんだーと思って大事な情報かもと思ったのが

Compensatory EducationはIDEA法の中では補償されていないと言う事実。

Comp Edは過去に保護者がDue Process(法的手続き)に踏み切って
裁判で「補償教育を提供しなさい」って学校に裁定した前例があるだけ

裁判の話がよくわからなくて一瞬記憶が飛びましたが、

じゃあComp Ed は権利じゃないから学校にリクエストできないの??

と言う疑問に関しては、

できる前提で準備をすべきだとアドバイスする

とのことでした。

Compensatory Educationの準備

じゃあ何をするかと言うと、早い段階でデータを取ることだそうです。
データはComp Edをリクエストするときに

FAPEがきちんと提供されていなかったこと
IEPゴールに向けた進歩がみられなかった・退歩してしまった

といった証拠として提出できるそう。

きちんとした証拠(データ)があると、
Due process(法手続き)を裁判所まで行かなくても主張が認められることもあるとのこと。

法手続きではなくて、
Special Education Complaintを州の教育監督機関にすると、
州が学校に介入して調べてくれるからそっちの方がいいかもとも言ってました。

このコロナ自粛の中Compensatory Educationがもらえると
太鼓判は押せないけれど、できる前提で動くようにアドバイスする。

と言う感じでした。

でもデータって何とればいいの?

についてはJack D. Robinson氏とWayne D. Steedman氏の方が
詳しく教えてくれたので次の記事にあげたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?