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【IPランドスケープ】ボツワークを「貴重な財産」だと捉え直してみる

 IPランドスケープは、仮説検証の繰り返しです。それだけに、大量のボツワーク(没になったデータ)もあるのではないでしょうか。

戦果の背後に、ボツワークあり

 実際のところ、周りの目に触れるのは、仮説(当初の仮説ではなく、最後にストーリーとして採用した仮説)と、それを支持するデータだけだということに気づきます。

 その過程として棄却された仮説、とくにそのデータは、日の目を見なかったりします。まさに、お蔵入りですね。

 日頃から蜜にやり取りしている相手なら良いのですが、相手が上層部だったりすると、すべてのデータを見せるわけにはいかず、ポイントを絞る必要があると思います。

 ともすれば、なんとか集めたデータを、一通り見てもらいたい衝動にもかられます…。

ボツワークは、貴重な独自の貯金

 今日もそのボツワークの多さに、我ながら驚いていました。ファイル容量は2メガを超えてます。シェアしても見てもらえないでしょうし、何よりサクッと開けません(笑)

 そこで、ボツワークは、自分だけのお宝なのだと考えることにしました。

 実際にそうで、ボツワークは仮説を反証するデータの集まり。周りが気づいていない意外な情報(棄却した仮説)を、持っているのです。知恵もたまります。イザというときにサッとだせる、貯金とも言えると思います。

 これは、積極的に隠しましょうという意図ではないです。仮説を反証するデータが見たい、と言ってもらえるのであれば、シェアできるのがベストですね。


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